平成26年(2014年)
加圧も早いもので、やり始めてからもう7年半が経った。
今のところ、骨頭の圧潰もなく、痛みもほとんどないが、無理すれば、痛みは出てくるし、壊死部も治ってはいない。
まあ、今年、53歳になるわけで、この年齢だと、完治は無理かもしれないと最近、思い始めてきた。
ただ、東京女子医大の加藤教授が「ホニャララが起きると治るかも」と言った言葉が気にかかる。
現実にトニーの通う大和田整形外科では、女子高校生の完治例もあるので、奇跡が起きれば、完治も有り得るだろう。
病院での毎週水曜日の加圧と毎週土曜日の自宅加圧はずっと続けている。
病院での設定圧は、『400』と変わらず、足首に2kgのウエイトを巻いてのレッグ・エクステンション、ベッドにうつ伏せになってのレッグ・カール、横向きに寝てのサイド・キック(足の横上げ)をそれぞれ30回×3セット、その後、ヒンズースクワットを30回×1セット、自重での両足カーフレイズ(爪先立ち)を30回×1セット、最後に大腿二頭筋のストレッチ。
自宅では、昨年、購入したチンニングスタンド(懸垂用)を使いレッグ・エクステンションをしている。
足首に4kgのウエイトを巻き、斜めにした腹筋台の上部に膝がかかる形で座ってやっている。これだとちょうど膝が120度くらいに深く曲がり、膝を伸ばしたときも足首が水平以上に上がるため強度が増すのだ。
レッグ・カールは、足首に2.5kgのウエイトを巻いて、今度は腹筋台にうつ伏せになり、膝をカールするようにやっている。水平で寝てやるより、不可がよりかかり強度が増す。たまに片足で立った状態から、かかとを上げていくカールもするが腹筋台を使った方がより効果的だ。
レッグ・エクステンションとレッグ・カールは、左右交互に
1セット目・・・30回
2セット目・・・20回
3セット目・・・10回
という具合でやるが、病院と違い、目いっぱいきつくベルトを巻いているので(おそらく加圧マスターで計測すると圧が500くらいだろう)苦しくて3セット目が出来ないときもある。
病院での加圧は、最初から最後までベルトを外さずに一気にやるが、自宅での加圧はハードなため、種目と種目の間はベルトを一旦外し、5〜10分休憩を挟んでいる。
自宅でのサイド・キックは足首に2.5kgのウエイトを巻き、ゆっくりとしたスローテンションで30回×3セットかハイスピードで40回×3セットの何れかでやっている。
大抵、サイド・キックのあと、ベルトを外さず、そのままカーフ・レイズに移行する。カーフは、片足立ちで出来るだけの回数で3セット行い、ふくらはぎがパンパンになるようにしてからベルトを外している。
そして、最後にヒンズースクワットをやっているが、アスリートモデルを目いっぱい巻くので目標とする
1セット目・・・30回
2セット目・・・20回
3セット目・・・10回
は、よほど体調がよくないと出来ず、たいていは、1セット目の30回で苦しくなり、2セット目10回あたりで我慢できずにベルトを外している。
体重は、昨年から、炭水化物ダイエットを中止しているため、65kgに増えてしまった。
ダイエットを中止したため、ウエストが78cmから82cmに、体重が61kgから、66kgに増加してしまった。
チンニングスタンドや腹筋はしているが、結局、有酸素運動ではないため、痩せないのだ。
そこで、妻には怒られたがカロリー消費量がウォーキングの3倍以上という
サイクルツイスタースリム
という室内用のエアロバイクを購入してみました。
しばらく、これを試してみて、どの程度の効果があるか検証してみることにしました。
アマゾンで2月1日(土)の午前11:00ころに注文し、2月2日(日)の午前8:30には届きました。
日本は、本当に流通がしっかりしているので便利です。
組み立ては簡単で20分ほどで完成
ベルトが緩めてあるため、負荷調整ダイヤルを最少メモリにした状態で、ベルトを引っ張り上げ、最少メモリでそれなりに負荷がかかるように調整しました。
最少メモリの状態からスタートし、少し軽いなと感じたので、プラス側にダイヤルを回すとちょうど良い負荷になりました。
30分やってみての感想は、かなり疲れます。汗もガッチリかきます。
まあ、1か月ほどやってみれば、効果の程はわかるでしょう。
続かない。 サイクルツイスタースリムが続かない。
ただ、黙々と30分も自転車をこぎ続けるは非常につまらない。
で、もって、3分漕いだら懸垂、3分漕いだらディップス、3分漕いだら腹筋、3分漕いだら腕立て、3分漕いだらダンベルカール、3分漕いだらダンベルプレスの合計18分間のサーキットをやり始めました。
でも、毎日続けるのは無理
週に2回やれればいいところ
結局、3月中は、66kgを行ったり来たりでした。
加圧メニューは、変わらず
体重も66キロを前後、ウエストも83センチに増えてしまったので(減量で一時は、88センチから76センチまで減ったのに)仕方なく、スーツをまた、新調しました。
減量時、それまで来ていたスーツがブカブカになったので大幅にサイズダウンして作り直したのですが、ズボンが入らなくなってしまいました。
まあ、埼玉には県民共済という凄く安くイージーオーダーでスーツが作れる店があるので、それほど、苦になりませんが・・・・
県民共済は、1万円〜2万ちょっとくらいまでの中で生地を選ぶと、イージーオーダーで作ってもらえるので助かります。
私は、いつも1万円で2着作っています。
所詮仕事着なので・・・・・ と言っても決して品物が悪いわけではなく、ちゃんとしたウールですから・・・・
サイクルツイスターを3分漕いで懸垂、3分漕いで腕立てなどのサーキットも毎日は続けられないが最低でも週2回くらいやっていますが、やはり体重は減りません。
加圧メニューに変化なし
骨頭の状態も変化なし
体重も変化なし
妻には、「週末に飲みすぎているから体重減らないんだよ」と言われています。判っているんです。
加圧メニューに変化なし
しかし、病院の加圧マスターのベルトが1個ダメになってしまいました。
内側が紫色の新しいベルトは、入荷しているのですが、トニーの場合、圧が400と高圧のため、今のベルトではこの圧に耐えられないようです。
初期型のベルトの方が強度があるらしいのですが、古い型のベルトは、もう生産されていないので、指導者の人が困っていました。
それと、加圧マスターでのトレーニングには限界があるらしく、より強度を高める人は、やはり筋力アップクンでやっているらしいです。
加圧マスターのベルトは、加圧に通っている人の中で補修部品を持っている人が好意で直してくれたようで、古い加圧ベルトが復活し、当分の間は、問題なく加圧できるようになりました。
ほんと、有難いことです。
加圧担当の人もどうしようか思案中だったので本当に助かったと言っています。
体重は、依然、減らず、67kgまで戻ってしまいました。
それでも、ほぼ毎日、サイクルツイスターを漕ぎながらのサーキットをやっています。
ただ、上半身がかなり発達してきてしまい、ワイシャツなど、一時、サイズダウンしたものが入らくなり、減量前と同じサイズのワイシャツを買う羽目になってしまいました。
減量前のワイシャツを全て捨ててしまったためで、減量はしても、数年間、以前の洋服は取っておいた方が良いでしょう。
長いもので、加圧を始めてから8年が経ちました。
設定圧は、開始当初「150」から始め、1年9か月後で圧が「400」まで上がり、
現在も同じ圧力で加圧を続けています。
未だ、壊死部は残っていますが、骨頭は圧潰せず、進行が止まっている状態
痛みがないと言えばウソになるが、走るなどの激しいことをしなければ、日常生活に不都合は
ないです。
たまに、駅からハイキングで10km〜15kmを歩くことに挑戦していますが、捻挫の古傷
の方が先にダメになって歩けなくなることはあるけど、発症した当初のように股関節が痛くなって
歩けなくなることはありません。
発症当時、机の椅子から立ち上がってトイレに行こうとしたら、針で刺すような急激な激痛に
襲われ、一歩も足が前に出ず、肩を貸してもらってトイレに行ったことがありましたが、今思えば
ウソのような出来事です。
でも、中腰の姿勢や骨頭に負荷のかかる姿勢を続けると鈍痛が再発するので、油断は
禁物と思っています。
今や骨頭に負荷のかからない歩き方や姿勢が自然と身につき、さらに加圧で筋力が強くなって
いることが、痛みが出ない理由だろうと思っています。
ですから、駅からハイキングでも、いくら加圧で足が強くなったといっても、やはり、普通の人より、
ペースは遅いということは実感しています。
自分では、普通に歩けている、昔より早くなったなどと普段、思っていますが、実際、駅からハイキ
ングに参加したとき、自分より、はるかに年齢の高い老婆や女性に追い抜かれる度に、やはり、自分
がまだ壊死の患者なのだという現実を知らされます。
サイクルツイスターは今も続けていますが、一向に体重が減らないので、また、減量を再開しました。
せめて60kgまで落としたいと思っていますが、誘惑の方が多く、中々、減っていないのが現状です。
今年から、特定疾患医療受給者証の更新時期がズレました。
昨年(平成25年)までは、毎年、6月20日〜8月2日までの間に申請書を提出し、9月下旬ころ、新しい受給者証が送られてきたのですが、今年から、9月29日〜11月11日までに申請書を提出すると、年末までに1月1日〜12月31日まで有効の医療受給者証を送られてくるように変更になったようです。
そこで、昨年申請した受給者証の期間が9月30日までのため、新たに平成26年10月1日〜12月31日までに期間を延長された医療受給者証が送られてきました。
毎年、6月中にレントゲンやМRIを撮影していたものが9月になり、今年もレントゲンとMRIを撮影しましたが、今のところ、圧潰もなく、このまま加圧を続けていきましょうと院長先生から言われました。
これが、特定疾患医療受給者証の申請に必要な臨床調査個人票
壊死発覚当初のトニーの骨壊死の範囲は、
病型分類 右C−2 左C−1
病期分類 右ステージ2 左ステージ2
でしたが、加圧で通っている病院に診察を変更したところ、壊死の診断結果が変わりました。
病型分類が左右共に
C−1
となっています。
まあ、レントゲン、MRIなどを見ても壊死範囲が小さくなったわけではないので、単なる医師の判断基準の違いだと思います。
裏面には大腿骨頭壊死症の進行程度の判断基準が掲載されています
特定疾患の申請には、この臨床調査個人票というものを医師に書いてもらうのですが、これが結構、高いです。
私の通っている病院では
レントゲンとMRI撮影で7800円
臨床調査個人票の診断書料7780円
です。
その分、他の病院より、レントゲンやMRI画像のコピーが安く、CDに簡単に焼いてくれますので
CD代1000円
だけで済みます。
9月13日には、3か月ぶりに駅からハイキングに参加してみました。
昨年、台風で見れなかった一の倉沢にもう一度、行ってみたいという衝動にかられ、約10kmの山道を登ってみましたが、日本一のトンネル駅である土合駅の462段を登ったのは計算外でした。
駅から出るまでにヘトヘトになってしまいました。
これといった体力強化もせず、いつもの駅からハイキングと高をくくって参加したため、歩き終わり椅子に座ったとたん、スネの筋肉が痙攣して硬直(足がつる)が抑えられず、帰りの電車内では大変な目に遇いました。 l
http://kcm44374.blog47.fc2.com/blog-entry-115.html
しかし、普段から加圧をしているお蔭で、骨頭の方は全く異常ありませんでした。
大腿四頭筋、大殿筋、中殿筋といった骨頭周囲の大筋群が鍛えられているせいか、骨頭の痛みは歩き終わったあとも再発することはなく、無事に帰宅できました。
ちなみに今回の駅からハイキングではストックは使いませんでした。
スネがやられた背景には、綺麗な写真を撮ろうと、フルサイズのデジタル一眼レフカメラを持参したこともその要因のひとつだと思います。
それまでの駅からハイキングでは、たいていコンデジを持って歩いていたのに、APS−Cサイズの一眼レフより、でかくて重いフルサイズカメラを、たすき掛けして山道を歩いたんですから、当然と言えば当然ですね
サイクルツイスターは、続いたり、続かなったりで、体重は68kgに増加したままです。(以前は、60kgまで減量に成功)
病院での加圧はメニューも変わらず、足に2kgのウエイトをつけ、設定圧400でレッグエクステンション、レッグカール、サイドキック、スクワット、カーフレイズ、ストレッチまで通しでやっています。
最近の自宅加圧は、ベルトを目いっぱいきつく巻いて
スクワット30回 数秒待ってから続けて20回〜10回 ここで我慢できたら数秒待って10回〜5回 そして加圧ベルトを一気に外し休憩
ハイパーエクステンション30回 数秒待って20回 数秒待って10回
このまま苦しいのを我慢して
カーフレイズ 片足立ちで30回、20回、10回を片足ずつやってから加圧ベルトを一気に外す
最後はストレッチ
と、種目数を減らしていますが、強度は高いです。
しかし、9月27日の御嶽山の噴火には驚きました。
実は、今年の旅行には、御嶽山に行こうか、どうか迷っていたからです。
幸い今年は、お伊勢参りツアーに行くことになり、御嶽山は来年行こうかなどと考えていました。
私たちは、箱根の大涌谷や那須の殺生石など、車で乗り入れられるので、何も危険を考えずに観光していましたが、本当はかなり危険なんですね。
那須の殺生石など九尾の狐伝説が書かれていて、今も水蒸気が岩間から上がっており、硫黄の臭いが立ち込めていますが、硫黄濃度が上がると危険ですなどと看板に書かれていても、簡単に車で乗り入れられる環境から、それほど危険を感じずに観光していました。
富士山もいつ噴火するのか、いつ大地震がくるのか、所詮人間のにわか知識では到底予測できないのに、何故予測できなかったのかなどと、戯言をいうマスコミや新聞の報道を見るたびに人間の驕りを感じます。
私たちは、他の生物とともに、この地球で生まれ、この地球の恵みを受け、自然界の中で生かされているだけで、この宇宙、地球、自然に感謝しなければいけないのに、まるで自分一人で勝手に生きているかのような錯覚を持っています。
地震、雷、台風、竜巻、大雨、洪水、いつどんな自然現象が起きるのか、誰も予測できないし、予測したとしても防ぐことはできません。
この生かされている命をどう生かすか、生きているうち何ができるか、考えさせられました。
今月も加圧メニューは変化なし
体調の変化では、血圧が上がってきたことで、これも年のせいかもしれません。(53歳)
先日、頭に少し血が上る感覚があったので血圧を測ってみたら
173/103
もありました。
そこで、サイクルツイスターを毎日欠かさずやるようにしたところ、多少、血圧が下がってきました。
11月12日、人間ドックを受診しました。
結果は、ウエストが84.9センチまでのところ、87.2センチとなり、メタボ予備軍(昨年77.0センチ)となってしまいました。
血圧は、こまめにサイクルツイスターを漕いでいたため、昨年の165/105から141/90まで下がりました。それでもレッドマークです。
12月9日、ここ数日、微熱と喉の痛みが続いていたが、たんなるノド風邪と侮っていたら、午前中に38度まで熱が上がってしまい、このままじゃ帰れなくなると思って午後、休みをいただき帰宅しました。
自宅に帰り、午後2時、医者に行く頃には39度にまで熱が上がっていました。てっきり、インフルかと思いましたが、診察の結果、単なる風邪との判定でした。 ここ数年、熱を出して寝込んだことはありませんでしたが、やはり、メタボを気にして減量を始めたのがいけなかったのかと思います。
加圧は、順調に続けています。
加圧で最近、思ったのは、やはり動作をゆっくり正確にやった方が、よく効きますね。
どうも、私は、回数をこなそうとか、セットをこなそうとシャカリキになるところがあり、翌日、筋疲労が無いことが多かったのですが、先日、回数にこだわらず、ゆっくりとやってみたら、久しぶりに筋肉痛を感じました。
体調や筋肉の状態によって、その日のベストが変わるので、正確な動作で確実なレップを行う方がやはり良いようです。