レントゲン&MRI 平成26年(2014年)

トニーの特発性大腿骨頭壊死症への挑戦

MRI 画像 平成27月6月4日(2015年)


MRI画像 輪切り 1

体を輪切りにした、骨頭の最上部付近の骨の状態です。丸いところが大腿骨頭の頭で、黒くなっているところが壊死部です。

MRI画像 輪切り 2

 だんだんと下に向かって輪切りにした画像です。この辺で骨頭の上部から、3分の1付近だと思います。向かって左側が右骨頭で壊死の酷い方です。左はあまり黒くありませんが、右は、内よりがまっ黒です。この黒い部分が血管が詰まったり、血管が消退し、血液が通わなくなったため、壊死したところです。

MRI画像 輪切り 3

 まだ、半分より上部分です。

MRI画像 輪切り 4

 この辺で上から、半分くらいの位置だと思います。丸い骨頭の外側の大転子(大腿骨の横に出っ張った部分)が写っているので、おむね、骨頭の真ん中付近です。この辺になると大分黒い部分が減っています。

MRI画像 縦切り 1

 前からのスライスです。丸い部分が骨頭で、向かって左側が右足の壊死の酷い方です。右骨頭の半分以上が黒くなっていることが判ります。

MRI画像 縦切り 2

 前から、スライスして、3分の1辺りの画像です。この辺で、半分くらい壊死しているのが判ります。左も壊死しているのが判りますが、中の部分が白いので、右足ほどひどくありません。

MRI画像 縦切り 3

 骨頭の丸が最大に写っているので、この辺でちょうど真ん中付近です。真ん中辺は、壊死域が狭くなっています。これで、何とか、骨頭が圧潰せずに保っていられるのでしょう。

MRI画像 縦切り 4

 大転子が写り出しています。まだ、黒い部分が微かに写っています。

MRI画像 縦切り 5

 骨頭の前から、3分の2くらいのところだと思います。このへんは、壊死していません。



 参考まで骨の構造を載せておきます。MRI は、上から横に輪切りにした画像と、前から縦にスライスした画像です。MRI で判ることは、右骨頭の前よりの内側部分の壊死がひどく、左も箇所は同じですが、壊死の程度が低いということです。私の一番、痛みが出る姿勢が、中腰であることを考えると、壊死部の位置は納得できます。