発症から痛み回復までの記録 【平成18年】2006年
平成18年1月30日(月) ヒンズースクワット
スクワット50レップ
この周辺は、仕事が忙しく、ジムに週1くらい車で通っている程度。
スクワットと書いてあるが、50レップということは、自宅でヒンズースクワットをしている。
ちょうど痛みが軽減しているころ。
平成18年3月18日(土) ジムでのトレーニング
●ベンチプレス 1セット目 50キロ×30回
2セット目 70キロ×20回
3セット目 90キロ×10回
4セット目 110キロ×5回
5セット目 120キロ×2回
6セット目 120キロ×3回
固定100キロ×10回×3セット
●スクワット 50キロ×10回×4セット
ジムまでは車で行っている。スクワットでバーベルを担ぎ始めているので、 この日は痛みがなかったのだと思う。
平成18年6月25日(日) 走る
夕方、ウォーキングと1.5キロとジョギング1.5キロ
この頃の日記を見ると頻繁にウォーキングをしているが、記憶では、右股関節に引っかかるようなチクチクした変な違和感がいつもあり、股関節が亜脱臼でもしているのかと思っていた。
平成18年7月23日(日) ウォーキング
朝30分歩く。
ジムまで歩く、片道35分。
平成18年7月28日(金) 歩けなくなる【初めての激痛】
昼間、股関節痛が強い
この日のことは、今でもよく覚えている。
股関節痛は、これまでもあったが、ひっかかるような感じや、階段を登るときに骨頭がチクチクとする程度だった。
それが、この日は仕事先で痛みが段々とひどくなり、遂には同僚の歩きについていけなくなり、仕事先で座ったところ、ソファから立ち上がれなくなったのである。
この頃は、車を運転すると尾てい骨付近に鈍痛があり、落ち着いて運転が出来なかったのも覚えている。
この日、初めて歩けなくなったため、整形外科で有名な★★整形外科病院に行くことに決めた。
平成18年7月29日(土) ★★整形外科病院
★★整形外科病院で女医さんに、「運転中、尾てい骨から鈍痛があり、股関節が痛くて歩けない」と話すが、以前、腰で入院しているため、腰ではないかということで腰周辺のレントゲンを撮るが異常なし。
そこで8月9日に腰のMRIを撮る予約をして帰る。
平成18年8月6日(日) 2泊3日の家族旅行
夏恒例の家族旅行。
この年は、婆さん、妻、次男坊と4人で「出雲大社」周辺を巡るツアーに参加した。
右股関節が痛くて上半身が自然と右に傾いている。
新幹線に乗っていてトイレに立つのも、左右の座席をつかまりながらでないと痛くて歩けなかった。
ツアーバスの乗り降りも容易ではなく、左右の手すりにつかまりながら降りた。
平成18年8月9日(水) 宣告日
旅行に行く前に予約していたMRIの撮影に★★整形外科病院に行く。
MRI撮影後、直ぐに診察となったが、このときは、前回の女医さんではなく、男医だった。
MRIは腰部分のため、異常なしとの診察。
男医はトニーのかなり痛そうな状態を見て首をかしげながらどの辺が痛いのか聞いてきたので
「パンツを履くとき、痛くて右足1本で立てない。」
「右の股関節がずっと痛かった。」
と説明すると、
「じゃ、念のため、股関節のレントゲンを撮りましょう。」
と言われ、また、レントゲンを撮ることになった。
レントゲンを眺めている男医のところに呼ばれて行くといきなり
「毎晩、大酒飲んでる?」
「ステロイド治療受けたことない?」
と聞かれた。
どちらかも記憶にないので
「ありません。」
と答えると、急にメモ紙にボールペンで
大腿骨頭壊死症
という訳の判らない病名を書きながら、
「素人が見ても判らないけど、明らかに骨頭が異常ですよ。」
「ドクター★★に回すから、早く手術の段取り取った方がいいよ。」
「これは難病だから、元には戻らない」
とあっさり言われた。
そして、トニーが相当痛そうにしていたので、医師から「松葉杖貸すから使いなさい。」と言われたが、ショックと
難病を認めたくないトニーは、それを断った。
この日は、★★整形外科の待合室で椅子に座っていると立ち上がっても直ぐには痛くて動けなかった。
名前を呼ばれ、ゆっくり立ち上がり、その場で、数秒待ってから、やっと歩き出す状態だった。
次回、8/15にドクター★★のところにCT検査に行く予約を取り帰宅したが、ショックのあまり翌日から仕事を休んだ。
平成18年8月15日(火) CT検査
ドクター★★のところでCTを撮り、十中八九大腿骨頭壊死症と言われる。
手術を勧められる。
8/24に再度、来るように言われ帰宅した。
この日は、仕事を休んでいたせいか、骨頭の痛みもなく歩けた。
翌日から、とりあえず出勤し始めた。
平成18年8月22日(火) 強烈な痛みで歩けない【2度目の激痛】
仕事中、座っていた椅子から立ち上がれなくなる。でも、トイレに行きたいので仕方なく、モップを杖代わりにしてやっとトイレに行く。
あまりの痛さに、★★整形外科でもらった痛み止めを飲むが、全く効かないので、しばらく横になっていたところ、少し歩けるようになったので帰宅した。
平成18年8月23日(水) 妻の実父亡くなる
杖を突きながら妻方に向かった。葬儀の大まかな段取りを取り帰宅。
股関節の痛みは昨日ほどではないが、強弱の2種類の痛み止めのうち、強の痛み止めを飲む。
平成18年8月24日(木) MRIの予約
再度、ドクター★★のところに行き、股関節のMRIの予約をする。
平成18年8月25日(金) 通夜
妻実父の通夜。
ずっと座っているのが辛い。
鈍痛。
焼香のとき、椅子から立てるか不安だった。
平成18年8月26日(土) 告別式
妻実父の告別式。
鈍痛を我慢して、座っている。
平成18年9月2日(土) 加圧初体験
ネットで知った大和田整形外科に電話を入れる。
加圧をするには院長の診察が必要と言うので、午前中に病院に行く。
大和田整形は、改装中でプレハブのバラックだった。
それでもレントゲン設備はあり、そこで股関節のレントゲンを撮った。
レントゲンを見た院長は触診をしたのち★★病院のドクター★★の見立てと同じ
大腿骨頭壊死症
との診断した。
そして、★★病院のドクターと同じように、骨切り術を勧められているなら、それがベストの方法だと推薦した。
しかし、トニーが
・回転骨切りは考えていないこと
・骨頭が潰れたら人工骨頭にする考えでいること
を伝えたところ、院長が
「そこまで考えているなら、協力しましょう。」
と加圧でのリハビリに快諾してくれた。
院長診察後、午後加圧初体験(圧150)
平成18年9月7日(木) 股関節のMRI
★★整形外科でMRIを撮影後、画像を見た担当医に
右を人工にして左を骨切りにした方が良い
かもしれないと言われる。
平成18年9月9日(土) 加圧2回目
圧150
トレ後、左右の中殿筋と骨頭後ろ側が重苦しくなる。帰宅後もダルさが残る。
平成18年9月13日(水) 加圧3回目
圧150
1〜2回目より、効いている感じがしてきた。
足が充血している感じはまだない。
平成18年9月16日(土) 加圧4回目
16:00〜加圧(圧160)
夜、股関節痛(中)
日記では、この翌日、痛み止め(強)を飲んでいる。
平成18年9月20日(水) 加圧5回目
圧180
加圧トレーニング後の疲れはない。
平成18年9月21日(木) M医院(セカンドオピニオン)
会社の上司に知り合いのM医院の院長を紹介され、★★整形外科で撮ったMRIを持参し、診断してもらった。
ここでも、同じ回答で、
・ステージ3に近い
・半分くらい壊死している
と言われる。
また、この院長は数年前まで整形の最前線でやっていた人で、
「今は、人工股関節も良い製品が出来ているから、人工の方がいいんじゃない。」
等と言われた。
この院長に
「実は加圧で治ると聞いて始めたんですが、どうでしょうか。」
と聞くとM医院の院長先生は
「知ってるよ、あれは首を絞めてうっ血させるのと同じでしょ。止めた方がいいよ。」
と助言された。
平成18年9月24日(日) 加圧6回目
加圧9:50〜圧180
トレ後の疲れはない。調子が良い。
平成18年9月27日(水) 加圧7回目
加圧18:00〜圧190
非常に調子が良い。
平成18年9月30日(土) 加圧8回目
加圧18:20〜圧200
調子が良い
平成18年10月2日(月) 反対側股関節が痛む
左股関節が深夜から、脱けたような違和感、痛みで目が覚めた。
左股関節が特に突っ張っている。
この日は、仰向けに寝ていて足を伸ばした左足がつらくなり目が覚めた。
これまで、全く痛くなかった左が痛み出したので、
「担当医の言うとおりだ、もうダメか」
と思ったのをよく覚えている。
平成18年10月4日(水) 加圧9回目
加圧18:20〜圧200
結構聞いている。
平成18年10月8日(日) 加圧10回目
加圧9:50〜圧210
平成18年10月11日(水) 加圧11回目
加圧18:20〜圧220
平成18年10月14日(土) 東京女子医科大学教授の特診(加藤義春教授)
大和田整形と同系列の東整形に月2回往診に来る
東京女子医科大学教授の加藤義春先生
に特別診察を受けた。
MRIとレントゲンを見ながら触診するが、他の医者と同じ見解。
やはり、骨切りを勧められた。
さらに加圧で治るなんて甘い考えなら止めた方が良いと忠告を受けた。
http://www.twmu.ac.jp/TWMU/Medicine/RinshoKouza/061/professor_greeting2.html
平成18年10月15日(日) 加圧12回目
加圧9:50〜圧230
平成18年10月18日(水) 加圧13回目
加圧18:20〜圧250
車の運転時の鈍痛がなくなった。
これまでは車を運転中、臀部が重苦しい痛みでジッとしていられない程で、運転していても前かがみになったり、尻を浮かせたり、右尻を浮かせたり、左尻を浮かせたりと、はたから見ると、変な運転手だなと思われるような運転をしていた。
平成18年10月20日(金) 歩き過ぎ
仕事で歩き過ぎて、股関節が痛くなる。
この日は、2時間くらい、歩いてしまい、股関節が、うまくハマっていないような、関節が半分抜けているような痛みが襲う。
平成18年10月21日(土) 加圧14回目
圧260
平成18年10月25日(水) 加圧15回目
加圧18:20〜圧280
つま先上げが効く。
平成18年10月28日(土) 加圧16回目
加圧8:30〜 圧280
下腿がパンパンになる。
10:18の電車で浅草浅草寺に写経を納めに行く。
平成18年10月29日(日) 調子が悪くなる
足の調子が悪い。歩きがギコチなくなる。
日記には痛みの原因が
先週金曜に仕事で歩き過ぎたからだろう
と書いてあるが、今、冷静に日記を見てみると、前日、加圧の後に電車で浅草まで行き、駅から浅草寺まで歩いているので、それが原因だと思う。
要は使いすぎ。
平成18年10月31日(火) 針で刺す痛み
歩くと右骨頭に針で刺すようなチクチクした痛み。
平成18年11月1日(水) 加圧17回目
加圧18:20〜圧290
あまり効かなかった。
平成18年11月2日(木) 鈍痛が再発
車の運転中の鈍痛が再発。チクチクとする痛みもある。
右奥歯が痛い。
平成18年11月3日(金) 調子悪い
足の調子が悪い。
奥歯、両側の上の奥歯も痛い。
平成18年11月4日(土) 加圧18回目
加圧9:10〜圧300
今日はゆっくりした動作で効かせることに重点を置いた運動で、かなり効いている。
歯の痛みはなくなる。足の調子も良くなる。
平成18年11月6日(月) 運転時の鈍痛がなくなる
車の運転時の鈍痛がなくなる。
この頃は、加圧の効果があるのかないのか全く判らない状態で不安な時期であった。
実際、加圧をやった翌日に調子が悪くなったり、鈍痛が再発したり、治ったりを繰返していた。
平成18年11月8日(水) 加圧19回目
加圧18:20〜圧310
平成18年11月10日(金) 股、少し不安定
運転時と座っているとき、右スネに若干鈍痛があるが、歩きに痛みはなし。
平成18年11月11日(土) 加圧20回目
9:10〜圧310
ゆっくりした動作で効かす。
スローテンションでやると結構効く。
平成18年11月15日(水) 加圧21回目
加圧18:20〜圧310
骨頭尻側に疲労感
筋力アップクン スタンダードモデルを注文する。
平成18年11月18日(土) 加圧22回目
加圧9:10〜圧320
動作に、まだ余裕がある。
平成18年11月19日(日) 加圧後の疲労感
骨頭周囲のスジに疲労感が残っているが、11/15の加圧後ほどではない。
平成18年11月22日(水) 加圧23回目
加圧18:20〜圧320
平成18年11月24日(金) 職場の飲み会
職場の飲み会に参加する。
平成18年11月25日(土) 加圧24回目
2日酔いで午前中ダウン
8:30の加圧の予約を17:20からに変更した。
加圧17:20〜圧320
平成18年11月27日(月) 調子を崩す
運転中の鈍痛が再発。
金曜日の飲み会で調子を崩したか
平成18年11月29日(水) 加圧25回目
加圧18:20〜圧330
圧が上がった、スネがパンパンでつま先上げがやっと
平成18年12月4日(月) 加圧26回目
加圧17:00〜圧330
前回より楽。
階段の昇り降りで骨頭が気にならない、スタスタ昇れる。
今までの調子良さと全く違う。
平成18年12月6日(水) 加圧27回目
18:20〜圧330
前回より更に楽に出来る。
平成18年12月8日(金) ★★整形外科 診察
レントゲン撮影
ドクターに回転骨切りを勧められるが断る。
平成18年12月9日(土) 加圧28回目
18:20〜圧340
圧が上がる。かなりきつい。
平成18年12月13日(水) 加圧29回目
18:20〜圧340
筋力アップクン受け取る。
平成18年12月16日(土) 加圧30回目
加圧19:00〜圧340
320から330に上がったときは、それほどではないが、340になった途端、かなりきつい。
平成18年12月20日(水) 加圧31回目
加圧19:00〜圧340
まだ、この圧に慣れない。かなりきつい。
平成18年12月22日(金) 飲み
職場の飲み会。
平成18年12月23日(土) 自宅加圧1回目
8:30に加圧を予約していたが2日酔いのため、キャンセルし、
筋力アップクンを使っての始めての自宅加圧をした。
平成18年12月27日(水) 加圧32回
加圧18:20〜圧340
今日は楽にメニューをこなせた。
平成18年12月29日(金) 鈍痛
朝、3000歩歩く。歩いた後、右骨頭とスネに鈍痛が再発。やはり歩かない方がよいらしい。今まで調子良かっただけに鈍痛も久しぶり。
平成18年12月30日(土) 加圧33回目
加圧8:30〜圧340