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トニーの特発性大腿骨頭壊死症への挑戦

レントゲン&MRI画像 平成18年(2006年)


平成18年(2006年)8月のレントゲン


  骨頭壊死が発覚したときのレントゲン写真
  当初、これを見てもどこが悪いのか判らなかった。
  
  ちょうど右骨頭に帯状硬化像が表れている。
  帯状硬化像(おびじょうこうかぞう)とは、壊死した領域と健常部分の境界線のことで、エックス線で撮ると白っぽく  写るので素人目にも判る。
  
  この頃は、疼痛が酷く、階段の昇り降りはおろか、緩い傾斜でも辛かった。
  病院までの車の運転も、アクセルからブレーキに右足を移すことが辛くて、右手でヒザ付近のズボンを握って右足 を持ち上げ、ブレーキペダルに右足を載せていた。

  当然、来院のときは、痛くてしょうがないほどのビッコ状態
  一度、座ると中々、立ち上がれないので、松葉づえ貸そうかと医者に言われた。

帯状硬化像


  
  赤い矢印の内側に白く写っているのが、帯状硬化像
  花びらのような形になっている中が壊死している領域
  その外側が健常部分である。
  

平成18年(2006年)9月のMRI



 壊死発覚当初のMRI画像
 縦に段々とスライスしていった輪切りの画像

 上段真ん中が前から4枚目のスライス
 この部分が一番壊死している。

 レントゲンでは右骨頭のみ帯状硬化像が写っていたが、MRIで左足にも壊死している部分があることが判った。


平成18年(2006年)12月のレントゲン



  8月の時点で、3か月くらいで圧潰すると言われていたが、壊死の進行は止まっており、圧潰もなかった。

  痛みは、9月から始めた加圧トレーニングのお陰で運転中の鈍痛もなくなり、かなり楽になった。