加圧リハビリの経過 平成20年(2008年)
バナナダイエットを昨年暮れから始めた。
朝食のみをバナナ1本にするだけの簡単なものだ。
昼食、夕食は普通に食べる。
今のところ、空腹感や栄養不足はなく足の調子もいいのでこのまま続けるつもりだ。
最近変わったことといえば、右足のスネやふくらはぎの部分、足の甲の部分などがたまに「ポー、ポー」と温かくなることである。
以前、右足の底だけが「ポッポッ」と温かくなったが、それは1ヶ月ほどで消え、忘れていたところ、最近、右だけでなく、左足もスネやふくらはぎ、ヒザの内側など、そのときに暖かくなる場所は違うが「ポー」と暖かくなる。
理由は判らない。以前、右足裏が熱くなったときは、「ポッポッ」だったが、今度は、「ポー」とする感じだ。
その他以前と違うのは、臀部や腰、背中などを妻に揉ませることがなくなった点だ。
というか凝らなくなった。
思えば、壊死発覚前は、毎日のように妻に背中や腰、臀部などを揉んでもらっていた。
壊死が発覚し、加圧を始めて半年くらいは、臀部などを揉んでもらっていたが、1年を過ぎる頃から、それがなくなった。
先日、妻に「お父さん、凝らなくなったね。」と言われ気がついた。
そういえばここ半年、妻にマッサージしてもらったことあったっけ?
前は、3日に2日は揉んでもらっていたのに・・・・。
今は、肩も凝らなくなり、凝ったとしても、ちょっと肩を回すと元に戻るため、妻に揉ませることが全くなくなった。
アスリートモデルモデルでの自宅リハビリでは、ウォームアップ後に
@レッグ・エクステンション(片足3キロ)で3セット
Aレッグ・カール
Bサイド・キックはおもりを使用せず3セットずつ
を行うようにして、休憩を挟まず、そのまま、スクワット30回、ベント・オーバー30回をやっている。 アスリートモデルでのトレも慣れてきて、ベルトを外さず通しで出来るようになってきた。
2月27日から減量を再開した。急激な減量は筋力を落とし、骨頭に負担がかかるため、今回は緩やかに始めた。 減量開始時、75キロが、3月27日現在で71キロまで減った。
3月28日(金)、○○病院に定期診察に行く。
今の足の状態を俺から聞いて、カルテに書くだけで終わった。
レントゲンは、次回診察のときに撮る。
担当医は6月下旬ころ、また来て欲しいと言っていたが忙しいので次回は7月末ころになるだろう。
骨頭の状態は、特に変わったこともなく、痛みは出ない。まあ、無理しなければ、日常生活には全く支障はない。 痛みはないが、いちおう、外出時はステッキを使用している。
ステッキは、痛みがなくても重要だ。
利点は、単なる足にかかる荷重の軽減だけではなく、
@歩行速度が遅くなり無理しない
A自分自身注意して歩くようになる
など数多くある。
今は、じっと我慢の時期である。
4月9日(水)で大和田整形外科での加圧リハビリが100回目となった。
4月12日(土)で自宅リハビリは65回目となる。
加圧マスターでは圧が「390」で頭打ち、というかこれが俺の足での適正圧かも。
減量の方は、
朝:バナナ1本、玉ねぎジュース1杯、お茶
昼:手弁当(量を今までの半分に減らしている)
夜:皿一杯のキャベツを食べ、豆腐、納豆を食し、最後に少しのオカズと茶碗1杯(軽め)
を続けているが、週末に71キロになった。
足と関係あるのか判らないが、今まで狭心症の症状が一ヶ月に一度はあったが、減量を始めてから、一度も症状が出ない。
病院での加圧は、5月7日から圧を「400」に上げた。メニューの変更はない。
昨年11月下旬に圧を380から390に上げて約5ヶ月間、同じ圧でメニューをこなしてきたが、かなり楽にトレ出来るので圧を上げることにした。
骨頭の状態は、痛みもなく、安定しており、以前たまに苦しくなっていた狭心症の症状も全くなくなった。
減量は、以前続けているが、体重は70キロのままキープである。
5月に引き続き、病院での加圧は「400」で足の3点セットの後、レッグ・エクステンション、レッグ・カール、サイド・キックをそれぞれ1セット目30回、2セット目20回、3セット目10回。
18日から、病院での加圧のレップ数を増やすことになる。30回を3セットずつとなった。
さすが、全て30レップとなると、息が上がるようになった。
今まで、病院での加圧で息が上がることは一度もなかったが、3種目をこなした後のスクワット30回が以前より、きつい。
26日、○○病院に定期検査に行った。
主治医は、俺のレントゲンを眺め、痛みの具合を聞き、ベッドで足の可動範囲を確認した。
もともと、俺は手術する気もなく、骨切り術がどの位で職場復帰出来るのか判っていたが、いちおう聞いてみたところ、○○病院では、
入院・・・・3ヶ月
自宅療養・・・・6ヶ月
で、回復状況により、人それぞれだが、
職場復帰には概ね1年くらいかかる
らしい。
可動域の確認は、ベッドで足を引き上げる動作の確認とうつ伏せで曲げた足を外側にやや倒す動作をして、痛みを確認した。
仰向けで足を引き上げながら
主治医:ここまで上げると痛いでしょ
俺:大丈夫です
主治医:う〜ん、じゃ、うつ伏せに寝て
(うつ伏せになって曲げたヒザを直角に立てる)(立てたヒザしたの足を外側に静かに倒す)
主治医:これは、きついでしょ
俺:う〜ん?
主治医:???。
(レントゲンを再度、みながら)
主治医:Bかなぁ・・・・
と今回はいつもより長い診察。
そして、結果、「ガンとか死に直面した病気ではないから、無理に手術する必要もないでしょう。」「この病気で一番、良くないのは、精神的に弱ってしまうことなんですよ。歩けない、外に行けない、引きこもるとどんどんマイナスの方にいってしまう。」と助言を受けた。
病院での加圧は、全てのエクササイズを30回3セット実施中。
加圧翌日の足の状態は、以前より、筋肉が張っているなといった感覚であるが、気になるほどではない。
加圧の強度が増したためか、足の具合が少しよくない。
中旬から、右骨頭の具合が悪い。
一番最初に変な感じがしたのは、左足を前に右足を後ろにして、右ふくらはぎのストレッチしているとき、右骨頭前部に引きつるような痛みが出た。
次に、アグラをかいて両足の裏をくっつけあい、両膝を床につけると右骨頭の前辺りがやはり突っ張る。
アグラをかいたストレッチで変なツッパリ感が取れないため、アグラのストレッチを当分外すことにした。
● 開脚してのストレッチ ● 前後開脚のストレッチ ● 太もも前面のストレッチ ● ふくらはぎのストレッチのみしている。
無理なストレッチをすると右骨頭にツッパリ感があるため、痛みのないストレッチをしている。歩行は安定している。 10/22の病院での加圧から、足首に1キロのウェイトを巻いてのリハビリとなった。
今まで、病院ではウェイトを一切使用しなかったが、自宅での加圧ベルトのリハビリにはウェイトを使っていたので特に不安感はなかった。
ウエイトを使い始めたので、今までの30回×3セットからレップ数(回数)を減らし
1セット目・・・・30回 2セット目・・・・20回 3セット目・・・・10回
に戻した。
初めて加圧マスターでウェイトを使ったが、加圧ベルトとそれほど差は感じなかった。
加圧ベルトとの違いは、左右均等に圧がかかることくらいだ。
最近は、加圧ベルトの巻き方も年季が入り、コツと感覚を体で覚えているため、ほぼ左右均等の圧力で巻ける。 加圧マスターミニの購入を一時、考えていたときもあったが、コツを覚えれば、筋力アップクンで充分である。
10/23(木) ○○病院に経過観察に行く。
8月から、右股関節前面に変なツッパリ感があるため、「もしかしたら、圧潰が始まったかな?」と少し心配したが、レントゲンの結果、圧潰もなく、担当医は、「当初と変わりないですね、○○さんの場合、この部分で支えているんでしょうね。でも、安心は出来ないですね。」と言っていた。
担当医に8月から骨頭前面に変な突っ張りを感じると言ったら、「無理なストレッチはしない方が良い。足の爪が切れたら、それで満足しなければいけない。」と言われた。
レントゲンのコピーをもらい、自宅に帰り、また、デジカメであれこれ何枚も撮影していて気がついた。
今までのレントゲンを取り出し比べてみると、今回のレントゲンでは帯状硬化像の壁の一部がなくなっているように見える。
まあ、レントゲンの写り具合もあるので何とも言えないが、壊死発覚当初に比べ、帯状硬化像の厚味が薄くなってきたなとは思っていたが、よく見ると壁の一部が抜けている。
この壁がなくなれば、血液が内部に入るわけで、いい方向に向いているのかもしれない。
なんて勝手に何でもプラス思考で考えられるのも、加圧のお陰で痛みがないからである。
水曜日の病院での加圧は、先月に引き続き足首に1キロウェイトを巻き、各エクササイズを
1セット目・・・30回 2セット目・・・20回 3セット目・・・10回
でやっている。
土曜日の自宅でのアスリートモデルでの加圧は、足首に1.5キロウェイトを巻き、病院と同じ種目を
30回×4セットを行い、直ぐにウェイトを外し、スクワット30回、ベントオーバー30回
をやっている。
日曜日は、下腿(膝から下)の加圧を集中的にやっている。メニューは、つま先に1.5キロのウェイトを引っ掛けてのトゥレイズを
30回×3セット 次に柱に捕まって片足で立ってのカーフレイズを30回×3セット
これが、結構、効くので終わるとスネの筋肉とフクラハギの筋肉がパンパンとなる。
11月になると、冷え対策が重要で、既にモモヒキは常に履いている。車は座席や職場の椅子にはアルミマットを敷いている。
痛みの再発もなく、安定しているが、一番危ないのが、起きがけである。朝、起きて直ぐに動くとき、まだ筋肉が起きていないためか、体が左右に揺れる歩き方になる。
先月に引き続き、痛みの再発はない。
ストレッチを、週1〜2回程度に減らしたからか、以前より足は安定している。
良いこともやり過ぎは良くないのかもしれない。
12月24日から病院での加圧メニューは、圧は今までと同じ
400のままで足首に1キロウェイトを巻き各エクササイズ
1セット目・・・30回 2セット目・・・20回 3セット目・・・20回
とした。
3セット目のレップ数を増やしたわけだ。
それから、加圧マスターの場合、装着圧と言って最初にベルトを巻く圧も決まっている。
通常、装着圧は50くらいでアスリートクラスで60と表に書いてあった。
トニーの場合、装着圧は、80である。
そうでないと、圧が高過ぎるため、動作中に加圧ベルトがズレたり、外れたりするからだ。
自宅加圧では、土曜日に筋力アップクン(アスリートモデル)で
@ レッグ・エクステンション 30回×4セット(片足首に3キロウェイト)
A レッグ・カール 30回×4セット(片足首に1.5キロウェイト)
B レッグ・サイド・レイズ 30回×4セット(片足首に1.5キロウェイト)
C ヒンズースクワット 30回×1セット
D ベント・オーバー 30回×1セット
をやり、日曜日に
@ トゥ・レイズ(1.5キロ) 30回×4セット
A カーフ・レイズ 30回×3セット(片足荷重)
30〜50回(両足荷重)1〜3セット
を続けている。
最近は、自宅加圧で苦しくなって途中でベルトを外すことはなくなったが、まだまだつらい。
加圧マスターと筋力アップクンのアスリートモデルの違いはそれほどない。
トニーはアスリートモデルでも、病院で設定したより、きつく巻いているので(他の人は真似しないよう)つま先上げなどの感覚で判るが、効きはほぼ同じである。
今後の課題は、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の発達を目指し、第二の心臓を強化し、足の血流を増すことだ。 足は、ふくらはぎのところに第二の心臓と呼ばれるポンプがあり、立っているとき、そこを収縮させて心臓まで血液を送り返している。
だから、ふくらはぎ周辺が弱ると血流が悪くなるらしい。これを強化すれば、足はおろか全身の血流が増加するので骨頭壊死にも良いはずだ。
1週間のスケジュールは
月曜・・・・上腕二頭筋と前腕筋の加圧
火曜・・・・上腕三頭筋と前腕筋の加圧
水曜・・・・病院での足の加圧
木曜・・・・上腕二頭筋と前腕筋の加圧
金曜・・・・上腕三頭筋と前腕筋の加圧
土曜・・・・ふとももの加圧
日曜・・・・ふくらはぎの加圧
といった内容で、ほとんど毎日、腕立て伏せ50回をやっている。
そのほか、腹筋等は週2回程度と以前に比べやる日が少なくなった。
腹筋は時間がかかるので、残業で自宅に帰るのが遅くなるとおろそかになってしまう。
食事は、
毎朝・・・朝食はバナナ1本、リンゴ半分
昼食・・・妻の作った弁当(普通の半分の量)
夕食・・・野菜、コンニャク、豆腐、納豆の順に食べた後、ご飯茶碗一杯とオカズ少々
を月曜から金曜まで続けている。
土日も朝は、バナナとリンゴなので一年中、まともな朝食は食べていない。(去年暮れから始めた) 土日の昼食、夕食のみ好きな物を食べている。
酒は、土曜日の夜のみである。
ここ1年、このような生活をしていて体重の増加を見ると金曜日の夜には概ね
67.5キロ
に減るが、土日で体重が
69〜70キロ
に戻るような1週間である。
おそらく、土日も真摯にダイエットを続ければ、ガクンと体重が減るだろう。でも、あまり減らしても今度は逆に筋力が衰えてしまうため、今のままを続けるつもりだ。