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トニーの特発性大腿骨頭壊死症への挑戦

加圧ベルトEX アスリートモデル プレミアムバージョン





 平成27年6月27日(土)に購入したKINGEST製の加圧ベルトEX、アスリートモデル(足用) のゴム部に亀裂が入るという不具合が生じましたが、製造元から加圧ベルトを作り直したいとの連絡を受け、お願いしました。

 7月15日に新規に作り直した
   プレミアムバージョン
という加圧ベルトEXアスリートモデルを送ってきたのでご紹介します。


 上がKINGEST製加圧ベルトEXで下が元祖筋力アップクンEXです。
 改良型は、ゴム部が露出していません。
 縫合もガッチリしており、装着した感じは、元祖と同程度のベルトの引き具合です。




 


 また、マジックテープのオス部分がだいぶ長くなりました。
 それでも、元祖よりは少し短いです。
 マジックテープは、潟Nラレのフリーマジックという洋服を傷めないタイプで、元祖と比べるとやはり粘着性は弱いです。
 元祖は、どんな布でもちょっと引っかかるとガッチリ付いてしまい服など毛羽立ってしまいますが、これは、他の生地を傷めず、糸くずやゴミがつきにくい構造です。
 



 


 KINGEST製加圧ベルトEXは上です。下は元祖です。
 そして、プレミアムバージョンには、通常腕用に付けている「仮止めストッパー」が付いてきました。これで1周目のときにガッチリとベルトを留められるので、マジックテープが多少、粘着力が弱くともガッチリ留められました。




 


 KINGEST製加圧ベルトEXは下
 元祖は上です。
 KINGEST製は、表裏の両側がマジックテープのメスになっています。
 プレミアムバージョンとの違いは、左端のベルト面を見れば判る通り、縫合が4か所してあって、面が平面ではなく、山なりになっているのが判ると思います。前回のは縫合が両端の2か所で面が平面になっていました。
 この違いは、ベルトを巻いたときに判ります。
 元祖と同じようなガッチリとした感じを受けました。


 


 上の写真が初回購入時のKINGEST製加圧ベルトEXです。
 見てのとおり、表面が平らです。

 下が元祖とプレミアムバージョン
 元祖は、両脇の他に斜めに縫合してあるのが判ります。
 プレミアムバージョンは両端の他、真ん中2か所が縦に縫合してあるのが判ります。


 
 

どうしても数値的に元祖と比べたかったので、バーサーカーの圧力センサーセットを購入し、圧を計測してみました。
 
 この圧力センサーは、加圧マスターの圧とは表示方法が違うらしいので説明しておきます。

 病院の加圧マスターでは設定圧を400でやっていますが、筋力アップクンEXアスリートモデルを購入したときに圧力センサーで測ったときは、200トルくらいが同程度の締まり具合と先生から説明を受け、その位置に白い印を付けてもらいました。

 本当は、その位置で巻いて同強度で加圧すれば良いのですが、病院と同じ圧では、あまり効かないので、その後、印をずらし、高強度で自宅加圧をするようになりました。

 ですから、今まで、自分がどの程度の圧で加圧をしてきたのか判りませんでしたが、今回圧力センサーを購入したので、自分の自宅トレの正確な圧を調べることにしました。

 圧の図り方は、まずベルトを1巻きした上に四角い黒の部分を装着し、2巻き目を被せて巻くと黒の部分の中に入った空気が圧縮されてメモリが動く簡単なものです。
 ちなみに圧力の単位は
     mmHg
「トル」と表示するそうで、圧力センサーのメモリは300トルまでです。


 

 

元祖筋力アップクンEXアスリートモデルで自宅加圧するとき巻く強度を測ってみると、メモリがゼロの位置だったので、「あれ、この圧力センサー壊れてんの?」と思い、ベルトを外そうと少し緩めたら、一回りして真下を指していたことに気づきました。
 なので、元祖のベルトでいつも320トル以上の圧力でトレーニングしていたことが判りました。

 ちなみに、病院での加圧マスターでは、設定圧400
      @足裏グーパーなどの3点セット
      Aレッグエクステンション30回×3セット
      Bレッグカール30回×3セット
      Cレッグサイドキック30回×3セット
      Dヒンズースクワット30回×1セット
      Eカーフレイズ30回×1セット
      F大腿二頭筋のストレッチ
この種目をベルトを最後まで外さず、余裕でこなしています。

 ところが、筋力アップクンEXでの自宅トレでは、目いっぱいベルトを巻いて(320〜350トル)加圧しているのですが、
      @足裏グーパーなどの3点セット
      Aヒンズースクワット 
         1セット目・・・・30回
           20秒〜30秒休むがこの時点で大腿四頭筋がピキピキして痛い
         2セット目・・・・10〜15回
苦しくてベルトを一旦外し休憩します。
(2セット目開始の時点で筋肉が痛み、20回出来れば御の字です。)
 この最初の種目のヒンズースクワットの目標はいつも3セットですが、たまたま3セット出来るときもありますが、それは巻きが少し弱かっただけです。

 そして、ベルトを一旦外して休憩を10分くらい挟んでから
      Bハイパーエクステンション
         1セット目・・・・30回
         2セット目・・・・20回
         3セット目・・・・10回
ここで我慢できれば、ベルトを外さず
      Cカーフレイズ
         1セット目・・・・30回
         2セット目・・・・20回
         3セット目・・・・10回
でベルトを外し、自宅トレは終了です。
 自宅トレはたった3種目しかやらないのに1種目ごとに苦しくてベルトを外す時があります。

 病院での加圧は、最後の方にヒンズースクワット30回がありますが、加圧マスター設定圧が400トルなのに、かなり余裕でトレーニングできます。
 それに比べ、筋力アップクンEX320トルくらいの圧力にしてやる方がはるかにきついことから考えると、やはり、
      加圧マスターの圧と実際の圧はかなりの隔たりがある
と思われます。
 私の感覚としては、加圧マスターの圧は実際の半分くらいだと思います。

 そういえば筋力アップクン購入時、統括指導者が圧を測定しながらベルトを巻いてしるしを付けるのですが、加圧マスターで380トルでトレーニングしているときに買ったアスリートモデルにしるしをつけるとき、200トルくらいの締めの状態でしるしをつけていました。
 担当医に、「先生、圧が低くないですか」と尋ねたら、実際には200トルくらいが加圧マスターでの380と同じくらいだと言われました。


 次にKINGEST製加圧ベルトEXプレミアムバージョンを巻いて圧力を測定してみました。
 すると筋力アップクンと同じく300トルを楽に超えました。 
 巻いた感じもガッチリしていて不安はないです。
 
 これなら元祖と同じように加圧できます。


 
 

 次にもう1本のKINGEST製加圧ベルトを図ってみました。
 もう1本は巻くときに少し余裕を感じたので思いっきり巻いてみると、メモリが1周りして、さらに上を行き、80を超えてしまいました。

 300トルから最初のメモリ20トルまで、幅が40トルくらいあるので最初の20トルのところで、既に340トルとなります。
 そこから80トルまで60トルあるので、数値的には400トルを超えました。

 この強度なら十分です。


                               



                                                    平成27年7月18日(土)

 KINGEST製加圧ベルトEXアスリートモデル
        プレミアムバージョン

 やっと、加圧ベルトも安価で本元と同程度の物が出てきました。

 本日で、病院の加圧429回、自宅での加圧446回となりました。
 実際に加圧トレでプレミアムバージョンを使ってみた感じは、何ら元祖と変わりませんでした。いつも通りに高強度のトレーニングが出来ました。
 マジックテープ部分も長くなり、さらに1巻き目の固定用の仮止めストッパーがあるのでベルトをガッチリ固定できます。
 
 まだプレミアムバージョンも本日、1回目のトレなので、実際のところ、どの程度、もつのかは未知数ですが、この素晴らしいベルトを作ってくれたKINGESTの岩崎優さんにはホント感謝しております。