[135] 被災地からの遠方での無力感
ソリューション データ: 震災後、直接的な被害がほぼなかった私は、ニュースから流れてくる悲惨な状況をただ眺めるしかなかった.私にできることはこれしかないのか、と自分が無力なことが情けなかった. 震災から数日後、とあるコミュニティーサイトを眺めていたら、友人の一人が募金をやろうじゃないか、と呼びかけてきた.自分がこのままなにもしないことに後ろめたさを感じていた私は、仲間と近くの駅で募金活動をした. 活動中、私達の言葉に耳を傾けてポケットの中の小銭を全額募金してくれる人や、「お疲れ様」と声をかけてくれる人もいた. こういう時にこそ、自分にできることを尽くせば、日常では味わえない感謝の気持や思いやりの心が生まれてくるのだと思う.
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[132] 災害時に自家用車の使用は避ける
ソリューション データ: 東日本大震災が起こった日、電車は完全にストップしたためバスで帰宅しようとした人がいた.その人の家は仕事場から約5キロのところにあった. しかし夜8時頃から携帯電話が使えるようになると、自家用車出迎えを呼ぶ人が増え始め道路はあっという間に渋滞した.せっかくバスが運行していても渋滞が起きてしまえば意味がなくなってしまう. パニックになって周りのことが考えられない、早く帰宅したいと思う気持ちはわかるが万一火災やけが人が出た場合に消防車や救急車も通行することができない. 結局バスは30分待っても来ることはなかったので徒歩で帰宅することになってしまった.自家用車で帰宅する人の中には渋滞により途中下車してコンビニへ向かう人もいた. 徒歩で帰れる距離にあるのなら、徒歩で帰宅したほうが早そうである.
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[129] 仕事上でのトラブル
仕事の仲間
ソリューション データ: 新規事業で転勤になりその現場で、ベテランの女性になかなか受け入れてもらえず、困りました。 とくにトラブルがあったのではなかったため対処方法が全くなかったのです。 ある日その現場でみんなが嫌がり仕事を私が一部引き受けることになりました。するとその女性から突然親しくされるようになり問題解決になりました。 後で考えると、新規事業で転勤してきたので、仕事内容が分からず、単に「よそ者が来た」という感覚で無視されてきたのではと考えました。嫌がる仕事を引き受けたことで、一因と認められたのではないかと思います。
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[127] 近所関係
おばさん
ソリューション データ: 近所で自宅からバス停までの5分間の道のりなのだが、いつも道りに女性高齢者が立っていて何かと話しかけていた。いちいち迷惑なので不快そうにして立ち去ったら、その方は立っていても声をかけなくなった。その通りは交通も比較的多く、車の通りもある。その方たちは道路に物干しざおを立てて洗濯物を干し、中央で立ち話をすることもしばしあった。以前飼っていた犬を車にはねられてなくしている事実もあり、その方の安全のためにも道路の立ち話等は好ましくないと思う
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[126] 注意の意味
新人の頃
先輩
ソリューション データ: 新人の頃、自分にとっては不本意な怒られ方を先輩からされた。何で自分が怒られるのか分からなかったけど、わざわざ嫌われるのを覚悟でそんなことを言う人なんていないよな…と思って少しして「注意してくれてありがとうございました」と伝えた。 その後優しくあの時はね…と教えてくれて結果的には感謝の気持ちになった。
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[125] 自殺を考えていた中学3年生
中学3年生
ソリューション データ: 中学3年生の頃、自殺を考えたことがある。 理由は、毎日がつまらないとかこれから良いことがあるのかわからないとか、たいしたことではなかった。しかし本人(私)は真剣で、○月×日死ぬと決めた。カッターナイフと遺書を用意した。 そのひ、新聞ラジオ欄を見ると、深夜3:00の生放送に、その時ファンだった歌手Kが出演すると書いてあったので、ラジオが終わったら死のうと考えた。ラジオがはじまる2:50ふんまで起きて「次はKさん登場です」と流れたあと、ハッと気がついたら、朝になっていた。自殺しようとしていたのに、Kが出演するのを聞き終わったら死のうと考えていたのに、眠くなって寝てしまったのだ。自殺しようとしていた人が眠くなるなんてのんきだなあと自分で思った。遺書は破った。 それから死にたいな…と思っても、でも眠くて寝ちゃうからだめだなあと考え自殺はやめた。
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[123] 母親が話してくれたこと
自分
ソリューション データ: 自分に自信がなくてくよくよしていた時、母親がはなしてくれました。 「小象はね、鎖に繋がれて育つの。 成長して大きくなれば、その鎖は簡単にちぎり、はずすことができるのに、象はぞれをしないんだって。 自分にはできないって思っていると本当にそうなっちゃうよ。 自信を持って。 あなたには乗り越えられるはず。」 この言葉に励まされ私は立ち直り前を向くことができました。 今でも母親の言葉は私の中で生きて、いつも挫けそうな時励ましてくれています。 言葉はその時だけの気休めだけじゃなくて、ちゃんと記憶の中で生きて大きな影響を与えうるものです。 大切な人からいただいた言葉はメモでもなんでもいいから残しておきたいものです。 それは自分がその人から大切にされている証にもなるからです。
キーワード: 大切な人からの言葉
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[119] 見方を変えて自分を変える
中学生時代
兄
ソリューション データ: 思い込んでいたことを、考え方を変えることができただけで、自分がとらわれていた思いが突然なくなったという話です。兄が、中学生の時に起こった話ですが、部活動の遠征時にスクールジャージを着て参加しました。しかし友達はスクールジャージではなく有名メーカーのジャージを着ていたらしく、一人恥ずかしく思った兄は、母にその不満をぶつけてきました。その時に母は「先生にも、良いアピールが出来ていいじゃない。内申書にもきっと良い影響があるわよ。良いチャンスじゃない。それに、逆に目立つから他校の人たちからリーダーに違いないと思われるわよ。いろんな学校の人が見ているんだから、どうせならアピールして来なさい。」と言いました。内申書にひびくかどうかなどとは分かりません。ただ兄にとっては、みっともない、はずかしいと思ってきたことがアピールのチャンスだと言われ、納得できたかどうかは分かりませんが、文句を言うことは治まりました。これは物事の捉え方が悩みの解消に重要であることを示している例と思われます。
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[118] 総合演習
高校生のとき
部活の先輩
ソリューション データ: 高校生の頃、部活の先輩が非常に厳しい人で、少し間違えるだけでよく責められました。 そのことがとても嫌で、い時期は部活にいきたくなくなりました。 しかし、定期演奏会もあるのでいつまでもサボってはいられませんでした。 発表が近づけば近づくほど、先輩はますます厳しくなって行きました。 そのまま演奏会を迎えるのはあまりいいことではないと思ったので、先輩に厳しすぎるのではないかと言いました。 先輩と話し合い、もう少し優しく注意などをするようになりました。 思っていることや自分の考えを相手に伝えることで、問題は改善していくのだなと思いました。
キーワード: 先輩
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[116] クライエントの尊重
クライエント
ソリューション データ: カウンセラーに相談しようとする人、いわゆるクライエントは不安で心がいっぱいであり、その不安感から自分を守り、何んとかして安心感を得ようとしていることを深く理解しようとする心構えが何よりも大切であると言える。それはクライエントの防衛機制行為によるものであると認識し、クライエントの行動が、時としてカウンセラーや親といった援助者に対して、攻撃的、逃避的、依存的な態度がエスカレートした場合においても、これは援助を求めている証であると思い、様々な手段を援助者の仲間で相談し、協力してクライエントに心を開き続けることが重要であると言える。その際に、カウンセラーが個人的な感情をクライエントに持って主観的に行動することは厳禁であることを忘れてはならない。常に客観的にクライエントの様子を見て、クライエントの世界を共感的に理解することがカウンセラーにおける不可欠な条件といえる。そして、クライエントの気持ち、価値観、感情、それに基づく行動に積極的に注意を向け、クライエントの人格を尊重することが、心を閉じたり心が深く傷ついた結果マステリー反応を生じさせているクライエントの心を開くことにつながると考える。ユーモアがいかに大事であるかがよくわかったので、治療に取り入れる重要性が感じた。
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