2024年8月17日(土) 夏休み
あれは小学4年生の夏休みの出来事だった。
蝉時雨降り注ぐ雑木林の奥へ、木漏れ日を頼りに歩を進めた。まるで原生林のような、深い深い森林の中へ。足元の小枝は僕の靴の下でポキポキと音をたてた。大木の幹はミシミシと軋みながら体を揺らしていた。仰ぎ見ると複数の枝が折り重なり合い、天空に自然の屋根を形成しザザザと擦れ合っていた。
1本のクヌギの幹にノコギリクワガタが群生していた。手を近づけると、ギギギと大きな顎を震わせた。
雑木林全体が、僕と対話していた。
大人になり、あの雑木林のあった場所に立つ機会があった。けれども、大木はコンクリートの道路になり、クヌギは住宅街に姿を変えていた。唖然としながらも踵を返そうとすると・・
足元で小枝がポキポキ音をたてたような気がした。
天空の屋根も見えた気がする。
子供の頃の夏休みは、永遠の奇跡かもしれない。
2024年8月17日(土) 朝顔
体温以上の空気の揺らぎに、Summer time のハスキーボイスでさえもため息をつきそうな夏期講習前半でした。せめて朝顔に寄り添うひと露に、涼を感じていたいものです。
さて、お盆休みって本来はゆっくりとお休みするものですが・・・全学年に夏期講習後半初日までの宿題を出しました。
中1と中2の皆さんには、必要最小限かつ必須の宿題をお伝えしました。中3の皆さんは、お伝えした手持ちの課題をすべて終わらせてから、夏期講習後半の初日に臨んでくださいね。
2024年8月3日(土) トランペット
7月某日、卒業生の一人が来塾してくれました。
そこで嬉しい報告も受けました。おそらくこの数年で最も嬉しい報告のひとつであったことは間違いないでしょう。
トランペットの話しをしましたよね。
どうしてわかった?とびっくりしていましたね。
夕暮れのトランペット独奏は、もの悲しくも聴こえるものです。でも青空の下で合奏すると、元気なマーチや応援歌を奏でることもできますよね。
夕暮れの独奏は、やがて仲間との応援歌に。そんな毎日を全力疾走してもらいたいものです。
2024年8月2日(金) 期末テスト
1学期の期末テストでは、テスト日程・実施状況・テスト範囲が多様な中、それでも皆さんよく頑張っていましたね。
5科目合計500点満点では、ゼミ生の約8割以上が400点台をとりました。次回はもっと取れるでしょう。
納得いく結果は、入念な準備から始まることを念頭に、この夏期講習を過ごしていきましょう。
2024年8月1日(木) Vもぎ
6月と7月のVもぎで、ゼミ中3生が得た偏差値70以上の数は
11個でした。100点満点もいくつかありましたね。
中3生は、8月と9月にこの結果を上回ることを前提に夏期講習を進めています。
中3授業では、実際の問題読解に加えて「お話しを聴くこと」が1学期より増えましたよね。いわば問題読解前の準備となる心構えや留意点です。気付いていたかな。そこを慎重に綿密に謙虚に自分のものとし、かつ実行できたなら、目標は実現できることでしょう。
慎重に綿密に謙虚に実行ですよ。
問題は、解くものではなく、考えるものです。OK?