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2023年6月14日(水)  パラパラ漫画  


7月最初に配布する教材のほとんどは「清瀬ゼミ作成」「完全オリジナル」テキストです。

内容が独自に練られていることは勿論ですが、某学年某教科のテキストには「オリジナルのパラパラ漫画」をも載せています。気付く人はいるかな。


動画ならよく観るけれど、パラパラ漫画って何?という人もいるのかな。え~と残像を利用して・・あっ知ってますよね。清瀬ゼミオリジナルパラパラ漫画の原点は、以下「紙芝居」の記事参照。↓↓





2023年6月14日(水)  紙芝居①  


昔々のお話しです。

「カチカチ」と拍子木の合図とともに、土曜日午後の空き地には移動式車の紙芝居がやってきます。子供たちが一斉に車を取り囲みます。10円の駄菓子を買った子供たちは、そのあとに始まる紙芝居を観ることができます。


紙芝居の絵はオリジナルで描かれていて、ナレーションは駄菓子のお店の人が担っています。解説だったりセリフだったり、さながら声優です。


最後には、紙芝居の何枚かの絵が空高く撒かれます。宙を舞った絵たちは、地面に届くと同時に子供たちが持って帰れるという段取りです。


ある時、撒かれた絵の1枚が私の足元にくるくると舞い降りました。手に取ると紙芝居の最後の1場面でした。暁色に染まった黄昏の西の空へ向かって、一羽の鳥が悠然と飛んでいる絵でした。

「こんな紙芝居を自分でも作ってみたい」

子供の頃の原体験です。






2023年6月14日(水)  紙芝居②  


さて時は颯のように流れ、私は不覚にも子供ではなくなりました。そして上の記事のお話しをしたところ「清瀬ゼミでも、オリジナル紙芝居を作ろう」という企画が持ち上がり、実行に移しました。


私たちが描いた渾身のオリジナルの絵にストーリー、そして作詞作曲した唄もあり、生ギター演奏とともに演じることとなりました。

子供の頃に体験した紙芝居も、演じる側になってみると、大変さと楽しさの融合が押し寄せてきました。


発表当日には生徒だけではなく、保護者の皆さんも観に来られるということとなり、教室の机をすべて運び出し、絨毯を敷き、ギュウギュウに体育座りをしてもらいました。あっ!これは昭和時代のお話しですよ。平和だったなあ。

珍しかったのか万雷の拍手。パチパチパチ。


「カンカン」

拍子木を打ち鳴らし

「紙芝居のはじまりはじまり~」


これが清瀬ゼミの「オリジナルパラパラ漫画テキスト」の原点なのです。






2023年6月10日(土)  V模擬6月  


V模擬6月の結果が判明しました。

100点満点、偏差値70以上とも複数出ましたね。ゼミ生の平均偏差値もかなり高かった。今後、更に上がっていくのではないかという手応えはあります。あくまで主観ですが。

今回は、まだ今年度初回の模擬でしたので、ここからが頑張りどころです。必要な心構えは、具体例をもとに昨日の授業時にお話ししました。






2023年6月10日(土)  音  


数多く観たコンサートの中でも、印象深かったステージが3つあります。

「よみうりランドイースト」
「日比谷野音」
「としまえん屋外ステージ」

この3か所の共通点は「屋外のステージ」であることです。一般的に音の良さだけを求めるならば、音響効果が計算されている屋内の方が適しています。けれども屋根が無く、ドラムやギターが夜空につきぬける爽快さも、また趣があるものです。

このように、シチュエーションや感性によって、同じ音でも受けとる感覚が変わってくることがあります。

音に限らず、勉強でも何かを行ったり受け取ったりする時には、そのときの環境作りや心持ちも必要とされるのですね。

清瀬ゼミの教室内には、皆さんが日頃意識していない、勉強に最適の環境作りが施されています。






2023年 6月1日(木)  中間テスト結果

1学期中間テスト結果が出揃いました。


中1生は入学後最初の定期テストとなりました。
ゼミ中1生の5教科合計は全員450点を超え、平均点は461点でした。立派です。反省点としては、ゼミの教材の多さに対応し使いこなす方法を把握実行するのに、今後あと一歩工夫は必要というところですね。


中2生は、全員前回よりも点数アップしたことが収穫です。点数アップ率100%です。立派です。反省点としては、今回の好結果を受けて、各自の限界点を自分の中で決めてしまっていないかな、ということです。油断大敵です。目標は全教科満点ですよ。


中3生は、ほぼ立派です。反省点としては、たとえ自分自身納得いく点数だったとしても、100点を取った人も、ケアレスミスは惜しかったのではなくて間違えなのだ、という現実を認め、より精密かつ緻密な準備を普段から心がけることです。





2023年 6月1日(木)  続 雲散霧消
           (続の意味→先月ブログ参照)

『ねえねえ聞いてよ、私の大学って入学試験は厳正に実施されるけれど、入学後のレポートは生成AIを積極的に活用するようにという方針らしい。学問の最高学府なのに。大学生は勉強するなってことですかね。

え?今までだってコピペや検索は当たり前だったって?でも当たり前を当たり前なのかなって疑問に思う思考回路から逃げちゃ学問は成り立たないと思うけどな。


私さあ、高校入試も大学入試も勉強頑張って突破したんだよね。まあ自分で言うのも何だけれど。勉強したいんだよね。だから一層矛盾感じるんだよな~。


コメンテーターとか専門家と自称する人たちは、私が知る限りでは「生成AIとは上手に付き合っていくべき」とか「使い方を慎重に考えながら」とか「可能性が無限に広がる」とか、要するに

「使うということを前提に」

コメントしてるよね。最初に言い始めた人に習えといわんばかりに。


どうして「使わない」という選択肢を主張する人が現れないんだろう?


新しい技術や目の前にあるものを、リスクがあるのならば
あっても使わない」
という発想を、歴史から学んでいないような気がする。


子供の頃に聞いたお話しや、読んだ小説、観た映画、鑑賞した絵画、感心した脚本、笑顔にしてくれた漫才のネタ、ぜ~んぶ何だったんだろうって誰も思わないのかな?


だって、あれって人間と人間の共感の鼓動でしょ?
もう文学賞も映画賞もお笑いグランプリも・・・なんか空しい。


ねえねえ、さっきから黙って聞いてるだけで返事してくれないよね。どう思う?』



『ただいま、あなたの意見をもとに、あなたがお好みの最適の返答を生成中です。しばらくお待ちください・・・』