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2022年6月21日(火)    両輪  

みなさんは勉強することによって、日々知識が増していきます。知識は考察力や思考力の基礎となりますので、必要不可欠なものです。


しかし、知識とともに必要なものは想像力です。知識は積み重ねても積み重ねても、次々と学ぶべきことが出てきます。


そしてそれ以上に、想像力には限界がありません。学ぶという作業において、この2つは車の両輪をなすほど密接なものだと言えるのかもしれませんね。




2022年6月21日(火)    瞬き  

『きらきら星♪』はフランス民謡ですが、日本語の歌詞では「瞬きしては♪」のフレーズが出てきますね。星はなぜ瞬く(またたく)のでしょう。


地球に近い惑星は、太陽の光を受けて反射している光が強いため、ほとんど瞬きません。しかし、もっと遠くから長い長い距離と年月をかけて地球に届いた光は、大気を通過するときにそのゆらぎによって瞬くようです。


今度星の瞬きを見る時には、果てしない時間と距離による芸術を感じてみませんか。





2022年6月20日(月) 栞(しおり)

山道で迷わないように、木の枝などを折って道しるべとすることを「枝折り(しおり)」といいます。
これは、書物の間に挟んで目印とする栞(しおり)の語源とも言われています。

読書の時に、ストーリーに引き込まれて最後まで一気に読み終えてしまうこともあるかもしれませんが、機会があれば、話が佳境に入ったところで栞をはさみ、書をおいてみてはいかがでしょうか。

そこから先のストーリーを予想したり、自分が登場人物であったら、この後どうするだろうかなどと、想像力をはたらかせるのです。そこから創造力が湧いてくるはずです。

栞は、この先進むための道しるべにもなるのですね。





2022年6月17日(金)   夏期講習     

清瀬ゼミの夏期講習は、期末テスト終了後すぐに開始となります。つまり夏休みからではなく、

「7月初めから夏期講習内容がスタート」します。

すでに満員になった学年クラスもあります。




2022年6月16日(木)   続けるは難し     

前回のブログ記事で書いた伝説のギタリストに出会ったのは、皆さんと同じ中学生の時でした。それまで「最大の音域をもつ最強の楽器はピアノ」と教えられていましたが、音を歪ませることにおいてはギターもなかなかのものだと気づいたのです。


伝説ギタリストには「大切なのは音を出していない時」以外にも印象に残ったコメントがいくつもありました。


「曲って不思議なもので向こうからこっちを選んでやってくる」「与えれば与えるほど人は強くなれるもの」
「もし機会があればトライしてみることだ」


何年も前ではありますが、何度か会場に足を運んで、直接その「音を出していない時」を体感しました。


相変わらずオープンGの変則チューニングのフェンダーを立てて、リズムを刻んでいました。デビューから50年以上たった現在もワールドツアー中とか。


そこで改めて思うことは

始めるは易し、続けるは難し、極めるは遠し。






2022年6月14日(火)  音無き音     

とある伝説のギタリストが「演奏で特に気を付けていることは?」との問いに対して
「演奏していない時の間」と答えていました。
「大切なのは音を出していない時」との表現も。


音を出していない時?と不思議に思う人は多いかもしれません。でも演奏に入る直前の空気や、音符に表せない間合い、そして休符というものが、たったひとつのリフを際立たせているという感覚は、流石の伝説さんです。


勉強でも、この類の間は必要だと清瀬ゼミでは常に考えながら授業進行しています。ゼミでは、これを活用した手法を、結構な頻度で実行しているのです。


中間テストで中2生は、5教科合計点が全員アップしました。合計得点上昇率100%!!学年1位の人も複数人いましたし、半数ちかくの人が学年1位~4位をとりました。中1と中3も勿論、同様の好結果でした

期末テストやいかに。







2022年6月13日(月)  月凉し     

「月涼し」とは言いえて妙。

梅雨の時期には、曇りガラスにつたうひとしずくや、ぐずついたお天気に、気持ちも左右されがちですよね。でも梅雨の晴れ間や滲んだ雨雲の狭間に月が見えることだってあります。

先入観や固定観念で目の前の現象のみを捉えることなく、梅雨明けの爽やかな夜空の月を思い浮かべてみましょう。

月凉し。

薫風は、自分の心の中から吹き始めるものかもしれませんね。







2022年6月2日(木)  中間テスト結果   

1学期中間テストの結果が、そこそこ出そろいました。ゼミ生だれもが、ゼミでお話しする学習法等を、よ~く聞いて前へ進んでいましたね。さて、現時点でとの条件付きとなりますが・・・

5教科合計点でみると


「学年1位の点数」をとったゼミ生が、
中1・中2・中3と、どの学年にも複数人いました。


今後さらに増えるかな?

また、中2生はなんと全員、5教科合計点が前回よりもアップしました。つまり得点上昇率100%!!

ゼミでは中間テスト時の「ひとりひとりの学習状況」を詳細に把握していますので、期末テストでも小さなアドバイスを、大きくしっかりと受け止めて進んでいきましょう。







2022年6月1日(水)  都立自校作成校   

昨年の清瀬ゼミ生の「都立自校作成校」合格率は100%でした。清瀬ゼミ生の自校作成校における最多合格校は、都立国立高校です。ちなみに過去3年間のゼミ生都立国立高校合格率も100%です。(8名受験して8名合格)

「都立自校作成校入試対策」
「入試小論文対策」
「入試面接対策」
「5教科入試問題筆記対策」

清瀬ゼミでは、上記すべて正式の授業内で実施しますので、別講座を受講する必要はありません。








2022年6月1日(水) 塾選びの極意   

学習塾を選ぶときの基準は色々ありますよね。
例えば、20年30年と「同じスタッフ」で長く続いている教室であれば年季が違いますので、さまざまな引き出しを持っています。

そして合格実績をみる時は「自分が通塾予定の校舎」の合格実績が重要条件となります。多数の校舎の合計実績や、他の地域の校舎の実績では、塾選びの基準とはなりえない可能性が高いかもしれませんね。

勿論、清瀬ゼミの合格実績は、皆さんが通っている「清瀬1校舎のみの単独実績」です。
また、学生のアルバイトや時間講師はいません。









2022年6月1日(水)  以前にも書きましたが・・・

絵画では、下地が完成した後に、さらに上塗りをしていきます。この重ね塗りをしていくことで、より色彩に深みや味が増していくからです。

ただし下地が充分に乾く前に上塗りしてしまうと絵自体にヒビが入ってしまうこともあるので要注意です。

今月期末テスト勉強を進める中学生の皆さん。学習の下地が完成したならば、仕上げの上塗りをお忘れなく。重ね塗りしていくことで、完成品に近づくのですから。







2022年6月1日(水)  自分の型  

成績・志望校・勉強方法等、他人のことが気になってしまうという人はいるでしょう。しかし、そんな時こそ、自分の得意とするものを思い出しましょう。

この発想は、武道を極めていく中でも学べる哲学です。たとえば、試合の相手が急に構えを変えたとします。ここで慌てて、相手の型に合わせて自分も構えなおしてしまうと、この試合は不利になります。相手に合わせてしまうと、大切に練習してきた自分の型が出せなくなるのです。

つまり、相手の型にとらわれるよりも自分の型に自信がを持つことこそが、実力を発揮するための基本となります。

塾の授業もしかり。人真似では限界あり。







2022年6月1日(水) 始まり  

「宇宙のはじまりはいつなんですか」という質問を受けました。

諸説あるので非常に難問なのですが・・・
まず「定常説」は、過去も現在も未来も、宇宙は変化に応じて同じ密度を保とうとする性質があり、宇宙は初めから存在していたものなので、始まりも終わりもない、という考え方です。 

これに対して有名な「ビッグバン説」は、138億年前に巨大な爆発が起こり、現在も宇宙は膨張を続けている、というものです。地球から遠い星ほど、はやい速度で遠ざかっていることから証明できます。これによると「はじまり」は、物質も空間も時間もない状態から突然宇宙が始まった、ということになります。

ここまで読んで、う~ん、やはり難問だ、と思った人へ。全てが分からないからこそ、人がものごとを考える「はじまり」となるのです。





2022年6月1日(水) 角度を変えて  

「物質も時間も空間もない状態というところだけわかりませんでした」と言われそうなので追記。

正確には、物質・時間・空間が現れたり消えたりという定まらない「時空の揺らぎ」といわれる状態から、時空が定まった状態に移行したということです。

最初は11次元で、余分な次元が淘汰・収斂されて、現在の空間3次元・時間1次元だけが残ったといわれている説です。

そもそも、文字通り異なる次元のことを理解しようとするところに、無理が生じていたのです。

さて結論。
テストで問題が理解できないときは・・・考え始めの目の付け所・角度を変えてみましょう。