
瀬戸内観音 第28番 弁宝山 満福寺 北之坊
広島県尾道市御調町下山田460平成26(2014)年5月 参拝
もともとは満福寺といい、北之坊はその坊号のようです。口伝によると、町内外に数ケ所満福寺又は北之坊跡が残っていますが、寺の記録によると、延宝7年(1679)に本堂が再建されています。現在の本堂は、宝暦8年(1758),庫裡は安永年間(1770年頃)の再建です。
左手の丘には三十三観音堂、鐘つき堂、新四国六十二番札所などのほか、動物を供養する石の馬頭観音もあります。石段脇には数百基にのぼる無縁墓が御調町内のほか近隣の町からも集められ供養されています。










アクセス
広島県尾道市から島根県出雲市に到る国道184号にそって、尾道市の北部御調町にあります。「道の駅クロスロードみつぎ」、尾道市役所御調支所」から北へ。国道486号への分岐交差点をさらに北へ約1Kmで、県道383号へ入ります、あまり広くない県道を北上すると1Km程で「尾道自動車道」の高架を潜り、約2.5Kmでお寺です。または、国道184号をそのまま北上約2.4Kmでトンネルに、トンネルを抜けてから約200mで左折すると国道の下を潜って「尾道自動車道」の高架下まで行くと、寺が見えます。駐車場は寺の参道石段、両側と左手にあります。