
瀬戸内観音 第21番 樋之尻山 観音院
岡山県井原市大江町1036平成26(2014)年4月 参拝
天平9年(737)に名僧行基菩薩によって開基と伝えられ、行基自作の十一面観音を本尊としてお祀りし、樋の尻観音といいますが、「嫁いらず観音」として知られています。 年老いた人たちが「老いても嫁の手を煩わすことなく、健康で幸せな生涯を全うできる」という霊験があり、嫁不要(よめいらず)の観音様といわれています。
また、開山1260周年と鉄道井原線開業を記念して、平成11年(1999)1月に本尊・十一面観音像の元の姿とされる「聖観音菩薩」が建立されました。「聖観音菩薩」の本体は高さ7.7m・重さ38t あり、一本の石づくりの仏像としては国内で最大級とされ、二つの蓮華・台座まで含めると11m・88t となり、設置用の土台まで約12mの高さとなります。










アクセス
井原鉄道井原駅から西一つ目の「いずえ駅」の南約1.7Km、国道313号の南の県道102号を進みます。大きな池のある所へ案内板や道路標識を見て南進すると、約700mで観音院です。広い駐車場があります。
通常は無住職で納経はいただけませんが、大祭と月例祭のときはお寺さんをお迎えして、法話・祈祷が行われ、通常日でも団体等の予約があれば納経はいただけます