
瀬戸内観音 第1番 景光山 不洗観音寺
岡山県倉敷市中帯江820平成26(2014)年3月 参拝
正式には、景光山観音寺と称しますが、通称は不洗(あらず)観音寺と呼ばれています。
寺伝によれば、稽文会(けいもんえ)・稽主勲(けいしゅくん)父子が刻んだ観音像を奈良時代の天平年間(729 - 749)に行基と菩提僊那が当地に安置し、増慶が夢のお告げにより当寺を開基したことに始まります。
増慶が開基した山からは清らかな水が湧き出し、閼伽井(あかい)と呼ばれ、赤ちゃんが生まれて三日三夜の後にこの閼伽井で洗ってやると、無病息災で成長すると言われるようになりました。安産を本尊に祈願すると出産が楽で三日三晩産湯を使わなくても不浄にならないと言われており「不洗観音寺」と呼ばれるようになりました。本堂は明和5年(1768)の建造です。
境内には倉敷市指定の天然記念物、「影向の松(ようごうのまつ)」別名「垂乳根(たらちね)の松」があり、推定樹齢300年、枝が円形に張り出しており、周囲は約60mの黒松です。







納経はここでもらえます



アクセス
瀬戸中央自動車道の早島IC出入り口から国道2号線岡山バイパスを西方向へ進み、600m先の「金田口」または1Km先の「西田」交差点を北方向へ進むと、すぐに県道152号に出る。さらに西方向へ進みコンビニの先に案内板があるので、北方向へ向かうと住宅団地の脇を通って、狭い道を進むと大きな駐車場があります。
岡山ゴルフクラブ帯江コースを目指しても良いでしょう。