
瀬戸内観音 第5番 海岸山 金剛頂寺 真光院 西寺
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4032平成26(2014)年10月 参拝
単に「真光院」ということが多いようですが、地元では「西寺」(にしでら)といわれています。表門を入ると、庫裡・客殿・本堂と続き、境内からは播磨灘が望めます。
寺伝によれば、天平勝宝年間(749-757)、報恩大師開基の備前48ヶ寺の1つで、当時11坊あったといわれています。 池田藩のいわゆる「寛文の寺社整理」により、寛文6年(1666)に廃寺となり、僧坊は全て破却されました。元禄9年(1696)に高野山の「金剛頂院」の末寺とし て、本坊「高蔵院」を「真光院」と改称して再興、「室谷山 金剛頂寺真光院」となりました。なを、「高野山金剛頂院は明治12年(1879)に焼失)。
背後の山は「阿弥陀ヶ峰」または「阿弥陀山」といい、現在は「牛窓オリーブ園」になっています










アクセス
県道39号線(備前牛窓線)から「牛窓オリーブ園」の案内板があるところを東へ曲がり、オリーブ園には行かずに山の中腹を走る道路(「オリーブロード」というらしい。)を約2km進むと到着。または牛窓港から県道226号を北上、約600mで「瀬戸内観音第五番」の案内石柱のあるところを西へ進む。寺の東に数台分、西には広い駐車場があります