瀬戸内観音 第15番  頂見山 千手院

岡山県井原市野上町971

平成26(2014)年4月 参拝  

写真 本堂

写真 納経

浪形貝化石自然庭園の寺
 奈良時代に行基が創建したと伝えられる真言宗頂見寺(ちょうけんじ)の坊の一つで、神社や本坊跡、石仏などに往時繁栄の姿がしのばれます。本堂裏の庭には露出した、岡山県指定天然記念物の浪形岩(なみがたいわ)があり、頂見(いたみ)山五景の一つとして親しまれています。

   
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寺への入口
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山門から
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瓦に「頂見寺」の文字が
 
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山門からの遠景
 
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 裏庭には浪形岩(岡山県指定天然記念物)と呼ばれる地層が露出しています。約2千万年前浅海であったものが造陸運動によって隆起した新生代第三紀層中の海成層で、その層はカキ、ハネガイ、ベンケイガイなどの貝類の化石から形成されていて、まれにサメの歯、ウニの化石が密集堆積してできた含化石砂岩層が存在しています。この化石を含む石灰岩が浪形岩(なみがたいわ)と呼ばれています。


アクセス

 国道486号に沿って井原鉄道があります。「早雲の里荏原駅」の北方、井原ゴルフクラブ西側の2車線の道を進み、ゴルフクラブ入口の案内板から、さらに北へ約800m進む,千手院への道路標識のある所を 南西へ鋭角に曲がり、山道を3~400m進むと、広場へ寺の石柱が見えます。そこから寺への道を進むと、山門下に駐車場があります。br>  道路標識のある所の かなり手前からの道もありますが、狭いので北側から行った方が良いでしょう。

 

 

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