平成26年5月19日に参拝しました

第29番  今高野山 龍華寺

広島県世羅郡世羅町甲山152




太田庄で栄えた寺
 世羅町甲山を中心とする世羅郡の東半一帯は、鎌倉時代以来、紀州高野山領大田荘でした。今高野山 龍華寺は弘法大師開基と伝えられています。鎌倉時代には大田荘の政所寺院として大田荘経営の中心として栄えました。  丹生・高野明神も歓請され、十二院が一山をなしていました。今日でも、龍華寺の本尊で藤原時代初期の秀作で、木造十一面観音立像(国重文)をはじめ、鎌倉時 代の作で墨塗りに金泥や朱で彩色された丹生神社の獅子頭(国重文)など貴重な文化財が数多く残されています。
 参道途中にある世羅町立「大田庄歴史館」はこの今高野山を中心に栄えた備後国大田庄の歴史をより深く知ることの出来る施設で、大田庄に関する数多くの文化財の展示がされています。

     
参道入口 仁王門
仁王門の扁額 長い石畳の参道(春は桜が綺麗です)
さらに石段を 本 堂
手前は大師堂  
参道に「大田庄歴史館」があります 参道入口の橋

 広い国道432号から世羅町役場を挟んで南に、尾道からの昔ながらの国道184号が通っています。街中の広島銀行の交差点を南に進むと、すぐに赤い欄干の橋が見えます。橋を渡たると正面が参道です。ここを右折すると町営の観光駐車場の案内が見えますので、ここへ駐車させてもらいましょう。駐車場から近道をすると、「大田庄歴史館」にでます。

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