
瀬戸内観音 第24番 海潮山 磐台寺
広島県福山市沼隈町能登原1427-1平成26(2014)年7月 参拝
瀬戸内海に面する阿伏兎(あぶと)岬にあるので阿伏兎観音と呼ばています。およそ、1000年前の正暦3年(992)頃に花山法皇により創建されたと伝えられ、海の安全を祈願する観音様が祀られています。岬の岩頭に建つ朱塗り の観音堂は、その美しさから安藤広重(歌川広重)の浮世絵や志賀直哉の「暗夜行路」などにも紹介されており、今も瀬戸内の自然と調和した見事な景色をつくり出しています
観音堂は国の重要有形文化財に指定され、安産・子育ての観音様として信仰を集めています。
写真は平成22年10月に撮影しました












アクセス
福山市街地から県道22号で鞆方面へ南下、鞆の浦街中の手前から県道47号のトンネルを抜け県道251号(グリーンライン)との合流点。さらに短いトンネルを通過してしばらく進むと道理標識「阿伏兎観音」があり、「あぶと別館」を折れ脇道に入りると「阿伏兔山森林自然公園」の広い駐車場があります。その先「あぶと本館」の前を進むと、数台の駐車場もあります。そこから海沿いの遊歩道を歩きます。福山西部の松永からだと、市街地の県道47号を進みます。