瀬戸内観音 第30番  護国山 善昌寺

広島県府中市上下町上下341

平成26(2014)年5月 参拝  

写真 本堂

写真 納経

鶯張りの廊下
 鎌倉幕府も終わりに近い正中2年(1325) 当地の地頭職として下向した、丹下城主 藤原朝臣斉藤美作守入道景宗公が開基大旦那となりました。臨済宗法燈派の高僧である仏心慧燈国師弁翁智訥禅師を請して開山始祖として創建した道場で、当地方に禅宗が興隆する拠点となりました。
 境内西側の坐禅堂は、創建当時より残る唯一の建物です。永禄4年(561)本堂再建に際し、京都から名工 高橋飛騨守藤原家次を招いてつくられた本堂の内縁は、歩くと独特の技法により音を出す鴬張りの廊下となっています。坐禅堂と鶯張り廊下は、府中市指定の文化財となっています。

   
写真1-1
参道入口
写真1-2
山 門 (竜宮門)
 
写真2-1
写真2-2
山門の正面は本堂
 
写真3-1
 
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座禅堂
 
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境 内
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山門を境内から
 
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山門から参道を
写真5-2
平成3年まで本堂に載っていた「鬼瓦と棟瓦」

アクセス

 広島県東部 府中市北部の上下町にあります。JR福塩線「上下駅」前を通る、国道432号を府中方面へ、街の中心部で県道27号と合流する交差点から南へ約300mを東方向の翁山へ進みます。およそ300m進むと寺がみえます。
参道入口から右へ廻って山門手前まで進みと大きな鬼瓦のある広い駐車場があります。

 

 

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