
瀬戸内観音 第33番 北面山 福性院
広島県福山市芦田町福田2689平成26(2014)年12月 参拝
瀬戸内三十三観音結願所の「福性院」は、貞観元年(859) 行教(伝燈大法師)が開基となり、弟といわれる益信(大覚大師)に付嘱された寺と言われています。行教は九州からの帰途、芦田の地に宇佐八幡を勧請、その別当寺として能面山霊光寺を創設しました。これが福性院の前身です。その後寺運は衰退したようですが、室町時代、この地に福田遠江守が再興、法輪山福田寺と改めました。慶長3年(1598) 天災にあい一山を焼きましたが、同16年(1611) 快真が復興、北面山福田寺福性院と称しました。本尊十一面観音は「子授け・出世観音」として知られています。
開基「行教(伝燈大法師)」と弟の「益信(大覚大師)」は、現在の福山市新市町宮内の出身で、寺のある福田(ふくだ)の地は母親の出所と伝わっています。












アクセス
福山市立動物園を目指して下さい。動物園から東1.1kmの所へあります。寺への順路は解り難いです。国道486号から芦田川を隔てて南側、県道157号、396号が交わる福相小学校東の交差点から、県道157号を南へ進みます、交差点からすぐに、離合が困難な道がすこし続き、道なりに進むと参道入口に案内があります。
または、福山市立動物園から東西に延びる農免道路を東に約1.7Km 県道157号との交差点から 北西に狭い方の県道157号を600m程進むと、参道入口にある寺の案内が見えます。
案内から南に延びる参道を進むと約250mで、広い駐車場があります さらに進み山門の前にも駐車できます。