
瀬戸内観音 第6番 海岸山 妙福寺 観音院 (東寺)
岡山県倉敷市中帯江820平成26(2014)年10月 参拝
地元では、「東寺」(ひがしでら)と呼ばれています。延暦年間(782-805)に報恩大師開基の備前48ヶ寺の1つで、その第一の創建との伝承を有しています。やはり「寛文の寺社整理」により寛文6年(1666)に廃寺となり、同年、岡山藩主池田光政公が「牛窓神社」に参拝した際、「往吉宮」の再建を命じ、翌年、当寺の旧寺地に「五香宮」が建立されました。その後、元禄9年(1696)に再興されました。
本尊、千手観音は聖徳太子の彫刻と伝えられ、瀬戸観音とも呼ばれています。










アクセス
県道28号線(岡山牛窓線)牛窓漁港の東、牛窓港フェリーターミナルから、昔ながらの街並みの狭い道路を約500m。五香宮の下に神功皇后ゆかりの「纜石(ともづないし)」があり、その周りに駐車できます。私は、牛窓観光案内所とお土産販売の「瀬戸内きらり館」駐車場へ止めさせて頂き、海岸沿いの道を歩いて参拝しました。
五香宮の石段を上がり、社殿の脇を進むと、寺があります。