平成26年3月19日に参拝しました

第2番  神遊山 遍照院

岡山県倉敷市西阿知464




厄除け観音と国指定重要文化財の三重の塔
 平安時代の寛和元年(985年)智空上人が花山天皇の勅願を受け開山。 延久元年(1069)には後三条天皇の祈願所の一つに列せられたと伝えられています。 備中国南東部の有力な寺院として31の末寺を有していました。天正年間(1573 - 1592)には毛利家より寺領2,000石を与えられ、江戸時代になると岡山藩主池田家の祈願所として寺領50石を与えられました。
 三重塔は応永23年(1416)の再建墨書が発見され,室町時代前期の再建であったことが判明しました。和様式を主体とし、屋根は本瓦ぶきで、軒は二重繁たるき、柱は全て円柱です。最も特徴とするのは、軸部を中心に初重二重三重を組み立て、それに屋根を組み合わす建築様式で、この種のものでは我が国最古のものです。

   
鐘楼堂と大師堂  
 
三重塔は塀の外にあります  

 JR山陽本線 西阿知駅の北東方向へ約1Km、中州小学校との間にあります。県道60号の南の道を進みます、狭いので、徐行して走行しましょう。道路沿いに寺の駐車場があります。遍照幼稚園が併設されていて、子どもの声が賑やかでした。

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