vol 145:仕事





「ハラン!。」

「カンっ。」

「今日はマジ参加ありがとう。」

「たくさん来てくれて良かったなぁ。」





今日はチャリティーイベントで、
ゲストとして韓国・日本でも活躍してるハランを呼んだ。

ハランは5人のグループで音楽活動してて、
アジアを代表するグループにまで上りつめた。
でも、スターになればなる程、周りからの誘惑。
そして活動休止状態に。
ハランを含む3人は別の事務所に所属してしまう。
元々の事務所が著作権を持ってるから、
もう、5人で出した曲も、5人のグループ名も使えない。

ハランとは会った事ない時からの魂の友人で、
その事で悩んでは心を痛め彷徨ってたハランの魂は、
良く俺のとこに来てたんや。

当時、俺はまだ若かった。

ハランには3人の韓国の神がついてて、
俺はハランと約束した。

もしも、何かあったとして、
ハランがどんな状況であろうと、
俺が手を伸ばして、その手掴むからって。

今は芸能界に入って、そのチャンスが来て、
約束を守った。

韓国の神々3人は、
自分の国の繁栄の為に、アジアの中で大きくなる為に、
彼等5人を惹き会わせ成功させた。
けど、それに欲というか・・・、
もっともっとの気持ちが大きくなるのと、
5人それぞれの性格に、
周りの欲やらが絡み合って、
結果、5人は離れてしまう。

今になっては後の祭り。

そんな過去の中、
未だにまた5人が揃うことを希望に夢に持ってるハラン。

そんなハランは俺の魂の未だ友人で、
肉体でも友人で。






「カン、打ち上げ終わったら二人でカラオケでも行こう。」

「おー!えぇなぁ、それ!。」

「あ、カン!ちょっと・・・。」

今じゃベッタリな大樹登場。

大樹に手を掴まれて端に連れて行かれる。

「なんやねん?。」

「二人でカラオケって何!。
打ち上げ終わったら何時になると思ってんだよ!。」

「え・・・でも、そのくらい別に、。」

「・・・。」

大樹の顔はものすごい膨れっつら。

結果、ハランにはうまく断って大樹はご機嫌。

家に帰ったら弥勒が帰ってた。

なんか・・・複雑そうな顔して・・・。











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