今回も育苗箱で苗作りから栽培しますが、種は昨年の余りを使ってみます。やはり狭いけれど3株は栽培できそうです。 有効期限は平成24年9月とありますが、うまく発芽するでしょうか。発芽率は75%ですが、3株しか栽培しないので大丈夫でしょう。
品種:埼玉早生(アタリヤ)・早生ピーマン 生産地:中国
蒔き溝は3cm間隔で、種の間隔は2cmです。
昨年の余りを使うので、目一杯箱に蒔きました。数で勝負だ!
育苗の手順通りにタップリの水を数回に分けて与え、新聞紙で覆って芽が出るまで乾燥を防ぎます。
はたして発芽するかな?
いやはや、もう発芽してきましたよ。とにかく最近は大変暖かい気候が続いているからでしょうか。桜も平年より早く、あっという間に咲いたので、世間では花見の準備が間に合わないくらいでしたね。
まだ、この1つだけですが、発芽したので急いで撮影しました。
お互い反対側からの絵です。
高さは約3mm
双葉が開きそうでなかなか開かない。24日からまた寒くなったからかなあ?
昨年の発芽は4月でしたからね。
本葉が2枚になったのでポット上げします。ナスもそうなんですが、葉の色が昨年よりも濃いような気がします。
昨年に比べると双葉と本葉のバランスが微妙に差があるのですが、同じ種なのに陽気のせいなのでしょうか。ナスも今年の方が色が濃いんですよね。
10個の9cmポットに良さそうな苗を選びます。ちょっと本葉が大きくなりすぎたかな?
昨年と同じく、ナスと同じ所に栽培するので、6ヶ所の穴に30cmの深さに土と良く混ぜ合わせ、上から土を被せ、鶏ふん50gをばらまき、良く混ぜておきます。
1穴には、牛ふん堆肥:1kg、鶏ふん:50g、熔リン:10g
5月5日
消石灰を散布
12日の苗の様子です。
まあまあの生長ですか。
苗は少し小さいですが定植します。本葉は4〜6枚あります。
定植前の苗の様子
タップリ水を与えておきます。
ナスと同じ場所で、下の絵では上の小さい3株がピーマンです。このあとナスも定植します。
高さは10cmしかありませんが、定植すると、みるみる大きくなります。
余りにも小さいので拡大しています。
1番花が咲きました。周りにも蕾がたくさん出来ています。向こうの方にプランターのニラが見えます。奥にはナス、手前にあるのがパセリです。
1番花
背丈は約50cmですが、そろそろ収穫時期が近づいてきました。
まだ約55cmの背丈しかありませんが、5〜7cmの3個を収穫できました。
収穫直前の様子
ところがその翌日、何となく葉を眺めているとハッキリと卵と思われるものが目に飛び込んできました。ちょっと今まで見たことのない飴色で艶のある数ミリ程度のカメムシの卵と思われます。
茶色いフットボールの様な形で、表面は艶のある卵です。
このころになると次々に実が成ってきます。ま、3株なので一杯とは言えませんが。でも少し問題が(>_<)
形が歪でも食感や味には変わりありませんね。
その問題がホオズキカメムシの大量発生です。おそらく7月21日の卵が他にもあって孵化したのでしょうね。
成虫や幼虫は茎や葉を吸汁するらしく集団だと、株が萎れたりするのでなるべく捕獲しよう。
といって、この夏はやたら暑くて殆どほったらかしでしたので少し株に元気がないようです。昨年から急に多く発生するようになりましたね。
ホオズキカメムシはこの株には殆どいないんですよ。陽当たりが良いのかもしれませんね。陽を当てるとコソコソと葉の裏に移動するから。
見づらいですが、この株で7個収穫出来ました。
背丈が85cm、幅が60cmで比較的小さい株です。
赤くなってしまったのはチョット油断してしまいました。
この後も、何回かは収穫出来ますが、記録はここまでとします。
家庭菜園奮闘記・栽培記録