今年は、昨年の残りを使ってみます。発芽すれば、節約節約ですね。
有効期限は2012年6月で発芽率80%以上、9ヶ月も切れていますが上手く発芽するでしょうか、こうご期待。
品種:味九条 小葱(武蔵野種苗園) 生産地:イタリア
用土は、「花と野菜の土」に牛ふん堆肥とぼかし肥料をひとつかみ程度を混ぜてみました。と、種間を5mm間隔に根性で並べました。腰にくる〜!
いやいや、発芽しましたね。m(^_^)m
1年くらい有効期限が切れていても大丈夫みたいですね。ま、商品にもよるかもしれませんが。
発芽率が悪いと思いましたが、以外と発芽するんですね。発芽の様子。
ちょっと元気がないように見える葉ねぎ。間引きはしていないのですが、先の方がしなびていて細く、頼りない発芽後の苗です。
やはり次第に枯れてきました。原因は解りませんが、根が張っていなくて全体が非常に弱々しい苗ですね。
もう完全に萎れてしまっています。
上側の3cmくらいの土は捨て、上から15cmくらいまでの土を外に出し、新しい培養土を加えて良く混ぜ合わせ、(底の方の土はそのまま)種まきの準備をします。
種は、露地栽培で使った余りを使用します。露地では順調に育っていますよ。
品種:スーパー九条 葉ねぎ(アタリア農園)
生産地:イタリア
願いをこめて、タップリの水を与えておきます。
筋幅を2cmにし、ばらまきにしました。かなり混んで蒔きました。
願い通り発芽しました。当たり前かなあ。黒い種の袋はまだ地中にあるようですが、すぐ右にもぼんやりと芽が見えています。この後から次々に発芽してくるでしょう。
概ね発芽は終了し、順調に生長し始めてきました。これで上手くいけば原因は土ではなく、種が古くて発芽してもその後は生長しないのでしょうね。
多少、上側の土は新しいのと混じり合いましたが、なんとか収穫までいきそうですね。
この後、プランターを不織布で囲います。
間引きは差ほどなかったのですが、不織布を掛けるのがちょっと面倒かな。プランターに取り付ける金具は、ミニ温室という商品で、骨組みだけ流用したものです。
不織布で覆った様子
不織布のかけ方があまり良くなく、もっと隙間無くしないといけませんね。どこから入ったのか、ネギコガの被害が一ヶ所だけですが、スリップス類のネギアザミウマと思われる食害の痕がたくさんあるので、露地と同じように不織布も余り効果はないようですね。0.5mm位のネットが必要なのかな?
ネギコガの繭とスリップス類の食害の痕。
2〜3cmくらいの間隔を開けて間引きしました。
かなりの食害の痕があるので、少し太くなったら切り取り、その後に伸びてきたら収穫してみます。
太くなる前に切り取ってしまいました。ネギコガは付きませんがスリップス類の食害がひどいですね。
ただ、写真を撮って拡大してみて分かったのですが、黄色いアブラムシの様な虫が2匹写っていました。1〜2mmはあるでしょうか、ちょっとぼけてるので良く分かりませんが、何となく足があるようにも見えますが。
気がつかず切り取って捨ててしまったようですね。
拡大した様子です。
スリップス類の食害の痕を紹介しようと拡大したところ、矢印の所に写っていました。
根元から切り取って伸びてくるまで不織布を掛けておきましょう。ネギコガは防げるからね。
切り取った痕
虫食いの痕が多すぎて食べられません!蚊帳の中に入っていましたが、スリップス類の食害で殆ど全滅です。もう一度切り取って様子を見てみます。品種かなあ、こ土地では以前の「万能葉ねぎ(アタリヤ)」が一番合ってるのかな。
全体に白い食害があるので食べられません。
m(>_<)m
ネギコガの被害はないものの、切り取って伸びてくるのを待っての収穫にしたいですね。
16日の台風上陸でこの様になってしまいましたが、葉は大変綺麗な状態なので、あと1週間程で収穫しましょう。
8月27日の様子
台風で多少折れていまいましたが、なんとか収穫出来ました。切り取っての収穫です。引き抜いても良かったのですが、露地栽培での育苗を失敗してプランターの苗が全滅したので、あと少しは伸びてきて収穫出来たらなって思って。
収穫時、ネギコガの抜け殻もあって何本かに虫食いの痕がありましたが殆ど綺麗な葉でしたよ。
収穫直前の様子
選別した葉ネギ
収穫直後の葉ネギ
ネギコガの幼虫とスリップス類の食害以外なければ9割近い良い葉を収穫出来ますね。では、今年の記録はここまでです。
家庭菜園奮闘記・栽培記録