三つ葉の大敵は、アブラムシです!とにかく新芽にも大量に発生するのでやっかいです。育苗から収穫まで不織布で防虫するしか方法はないようですね。ところで、三つ葉の種は、近くでは相変わらずこれしかないんですよね。
品種:関東系白茎・みつば (アタリヤ) 生産地:茨城県
腐葉土:4,培養土:5,ピートモス:1の割合の用土を作り、筋まきにして草木灰をかけ、軽く土を被せて、たっぷり水を与えます。
今回は、培養土を多くし、種を蒔く土は細かくしないようにしてみました。
皮付きで出てきました。このままだとなかなか双葉が開かないんですよね。
思うんですが、発芽して芽が土から出てくるとき、皮が何かに引っかかって自然に取れながら顔を出すんじゃないかと。
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左の双葉は、上の四角に囲んだ所の様子ですが、まだ皮付きで出そろっている様子です。
もうこの頃になるとアブラムシが付くのでそろそろ蚊帳の中に入れておきます。
間引き前
全然発芽しない所と、この様に密集している所があります。
間引き直後
上の白く四角い所の間引きをした様子です。
まだ、種の皮がついているのもありますね。
間引き直後の苗の様子で本葉が大きくなってきていますが、発芽して間もない苗もたくさんあります。
もうこの苗はポット上げできますし、他もたくさん本葉が出てきているのでそろそろポット上げしましょう。
昨年よりかなり密集しましたが、間引きは1回だけにしておきました。三つ葉はこの様になかなか一様な大きさになりません。小さいのに本葉が立派にあるものと、まだ発芽したばかりで種の皮が付いているのもたくさんあります。
本葉が3つ葉になっているのを選んでポット上げしました。
16日の様子です。アブラムシの親は羽があるので、蚊帳の中に入れておけば、おそらくこの中には入れないと思います。
でも、穴はぎりぎりの大きさなんですよね。
本葉が3枚くらいに生長してきました。
一部の葉にアブラムシが付いていましたが昨年ほどではありません。
やはり、水やりするときに紛れ込んだか、網の目を潜った親が増やしたのでしょうか。
残念ながら、蚊帳の中でもアブラムシは発生してしまいました。なにも対策しないと昨年のように殆どの苗がやられましたが、ことしは数株には留まっていますが、やはり完全とは言えませんね。
大きな苗を選んでキュウリの脇に定植します。
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定植直前の苗の様子。
キュウリの下に定植
葉の裏側と茎にびっしりとくっついている
アブラムシ!
この菜園で最もやっかいな害虫だ!
アブラムシに神経を注いでいるうちにオンブバッタが食い散らかしているではないか。小さな子供(約5mm)がいっぱい、10匹くらいはいたでしょうか。葉を揺らすと一斉に散らばっていきます。バッタには木酢エキスは効果はありません。 根気よくピンセットで摘まんで駆除しています。また、ダンゴムシにも根元から食いちぎられます。も〜三つ葉は難しい。
食害の痕
もう、ボロボロだあ。
ようやく収穫出来るようになりました。9cmポットだと株の間隔は9cmになってしまうので、もっと密にするためには5cm程度の連結ポットで苗を作った方が良いかもしれませんね。
ほんの薬味程度の収穫ですが、良い香りがしますね。でも毎日朝夕のオンブバッタの駆除が良い結果につながりました。とにかく株数が少ないので数匹のバッタで全滅してしまいますから。数百株ぐらいあれば問題ないのですが、それはこの耕地面積では無理ですよね。
収穫と収穫後の様子
虫食いと茶色くなってしまった葉を除けばなんとか薬味にはなるでしょう。
このくらいで10人前の薬味にはなるんでしょう?
キュウリも枝豆もすでに収穫は終わり、あらわになった細々とした三つ葉の収穫の様子です。
数株がダンゴムシに食べられ、再起不能になりました。ダンゴムシは根元を齧るので新芽は出なくなるのですよ。
ここは、ほうれん草の予定なので、引き抜いての収穫となりました。三つ葉の根は深く張っていて非常に丈夫ですよね。
たった5株の収穫でした。
ご苦労様です。
家庭菜園奮闘記・栽培記録