今年は、「寒さに強い葉ねぎ」の天候不順対策シリーズと謳っている品種で、スーパー九条という品種を栽培してみます。
今年のキュウリと同じシリーズですね。
品種:スーパー九条 葉ねぎ(アタリア農園) 生産地:イタリア
昨年のマリーゴールド・アフリカンの跡地に栽培します。
0.9u、昨年と同じ面積ですね。
苦土石灰200gを土と良く混ぜ合わせておきます。
暖かいので、ダンゴムシも活動を初めて来たようですね。ちなみに、ダンゴムシの前の白いのが苦土石灰です。
牛ふん堆肥:1kg
ぼかし肥料:ひとにぎり
今日もポカポカ陽気で、東京では桜が開花したそうな。
黒っぽいのが牛ふん堆肥で茶色ツブツブがボカシ肥料です。
よく混ぜ合わせておきます。
右5列に種間を5〜10mmに蒔き、左4列をバラ蒔きにしてみました。というのは、条蒔きにする、と種袋に記載されているのですが、5列目でくじけちゃいました m(>_<)m
(長時間しゃがんでいるのは、ちょっと耐えられなくて。持病かな。)
上は5〜10mm間隔での種まき
左は不織布で虫除け。
不織布
ネギに付く虫は、木酢エキスではなかなか防げなかったので、不織布で覆うことにしました。
並べて蒔いた所は右下のように発芽してきましたが、適当にバラマキした所は左下の様に土を盛り上げて芽が出てきました。また、種が表面に出たまま発芽しているのもありますね。m(>_<)m
バラマキした所
並べて蒔いた所
バラマキした所
案の定、固まって発芽してますね。当たり前か。。。
並べて蒔いた所
見事に並んで発芽しています。
バラマキと並べて蒔いた後の間引きの様子ですが、整然と並べて蒔いたら間引きは楽ですね。1回目の間引きはパス出来ましたから。
バラマキした所
間引き直前
バラマキした所
間引き直後
間引きと並べて蒔くのとどっちが楽かな?
並べて蒔いた所の様子
間引きはしていなくてもバラマキの間引き後とほぼ同じ間隔ですね。
(ちょっと見づらいかな)
今年はかなり均一に生長してきましたね。どうやら土が一様になっているように思われます。石灰や堆肥や肥料や土の塊などをできる限り均等にやわらかく混ぜ合わせておきました。(でも、これが辛いんですね。)
細い苗もありますが、だいたいそろっているようです。
いや〜!しばらく見なかったら雑草がいっぱいになってしまいました。間引きと同時に雑草も綺麗にしました。
雑草のほとんどは、カタバミです。
こんなになっちゃいました。
ネギの近くの雑草を引き抜くとき、土もめくれてしまうので、台風に遭ったかのように傾いてしまいました。また、間引きした葉を見ると虫食いの痕がありますね。非常に小さな虫は入ってしまうので、不織布も万能ではないようですか?また、不織布の設置方にも問題がありそうですね。
2本1組になるように間引きし、株間をだいたい数センチ開けています。
不織布の効果は、ネギコガの被害が殆ど無いことですね。でも、スリップス類のネギアザミウマと思われる食害の痕がたくさんあるので、不織布の目の細かさでも侵入されるのでしょうね。
白い点々がネギアザミウマと思われる食害の痕。
1ヶ所、ネギが切られているところがありますが、ネキリムシの食害の痕でした。周りをほじくって見ると比較的、小さなネキリムシが出てきました。今のところはこの1匹でしたね。
どこから入ってくるのか、おそらく蛹で冬を越したのが孵ったのでしょうか?
切り取りで収穫しました。これで全体に伸びてきて大きくなったら引き抜いて最後の収穫となり、小松菜の準備に入ります。
切り取り直前の様子
やはりネギアザミウマと思われる食害の痕はありますが、ネギコガの食害は全く無かったですよ。ネギコガに対しては網も多少効果有りか。
ちなみに、ネギを手でこすると白い粉が付きますが、ブルームというらしく、害はないそうです。何となく白っぽいのはこのためか。
多少食害はありますね。
全部切り取っての収穫です。これ以降、不織布は使用しないでおきます。
ネキリムシに1ヶ所、被害がありましたが、ご覧の通りきれいに伸びてきましたよ。
でも、ほんの少し虫食いはありますが、しかたないですね。
小松菜の準備が8月末なので、伸びきったら収穫ですね。
ネギコガに2ヶ所、ネキリムシに数ヶ所程度の被害ですんだ最終収穫です。ネギアザミウマと思われる食害は殆どなく、珍しく9割近くの収穫でした。
収穫の様子
多少のネギコガの食害だけで、殆ど虫食いの痕はなく頂けました。
ただ、黒いアブラムシが何匹かいたのが気になったくらいかな。
左がネギコガの前蛹で、右がちょっと大きめなアブラムシかな。いや、ちょっとおおきいな?
アキノキリンソウクロヒゲナガアブラムシかな?(長〜い名前!)
家庭菜園奮闘記・栽培記録