昨年の続きです。収穫では3年目ですが、早いもので育苗から今年でもう4年目になりますね。同じような栽培記録ですが、冬には株分けをする予定なので、その様子を掲載します。隣に準備しておいた空き地(超狭い!)に葉が枯れた冬に行います。
品種:巾広にら味トップ(アタリヤ) 生産地:トルコ
今年の冬は特に寒く、毎日のように霜が降りていましたが、ようやく土の中に埋もれていたニラが芽を出し始めました。中央の部分がニラ畑ですね。
今年は、新芽が出るのを待ち構えていたので、この様に非常に小さな芽を捉えられました。ただ、先が白く曲がってるのはなぜでしょうかねえ?
数カ所から新芽が出てきました。
高さは約5mmかな。
今年の3月のニラは、外に少し開きぎみで大きくなっています。株の真ん中が空き気味で、新芽が外側の方に広がっているような気がします。
だんだん根が肥大化してるのでしょうね。
今年も通常収穫して、冬に株分けしましょう。
昨年より10日ほど早い収穫ですが、8ヶ所のうち左下の株を全部収穫です。少し虫食いの痕がありますが、2人前は充分確保できましたよ。
背後にぼんやりと写っているのがアスパラガスの定植後の様子です。茶色の棒状の様なものは焼き鳥に使う串です。とがった方を上に向けて猫よけにしています。注意しないと手に刺さってしまう程、鋭いですよ。
矢印の所を収穫してみました。
全株を切り取っての収穫です。
切り取りでの収穫の痕ですが、あと2,3回は収穫出来そうですね。
ただ、大きな株で見えませんが、矢印の所の株が、かなり小さいので心配ですね。昨年から大きく生長しなくなってきたような気がしますが。
この後は、この様に収穫していくだけなので、しばらく記録はお休みして、秋に株分けの様子を記録していきましょう。
ちょっと予期せぬ事なので紹介することにしました。8月12日に蕾を全部切り取ったのですが、9月半ばになっても暑く熱く厚く、雑草取りもサボって、ニラに花が咲いてるのも気がつかないでいました。いや、ちらっとは知っていましたが涼しいときに切り取ろうかと思ってる内に咲いてしまったのです。
本来は、このニラには咲かせないのですがね。でも綺麗ですね。
左はシソ、マリーゴールドアフリカン、右がアスパラガスがガンガン茂ってきてニラが半日陰になってしまいました。
とにかく暑いので剪定もせず、しかも雑草だらけです。つまり、ほったらかしか。
それでも収穫した結果、もの凄い収穫量に。
ついでに雑草取りもして。
いやはや、とうとうニラに赤サビが発生してしまいましたよ。いままで1度も無かったのに。プランターのニラから移ったのでしょうか?
1枚の葉にだけこの様な赤サビが付いていましたが、全体を込まなく見渡しましたが、他には無かったので、この1枚だけ切り取って跡は様子を見ることにしました。本来は全部刈り取った方がいいのですが。
1枚にだけ赤サビ。この後毎日観察し、再発すれば全部刈り取るつもりです。
深さ20cm位にあらかじめ元肥を施しておきます。
農家さんの土:1kg
ぼかし肥料:100g
鶏ふん:100g
かきがら石灰:50g
化成肥料:20g
油かす:20g
を土とよく混ぜ合わせる。
初めて株分けを行います。3年経ったニラを掘り起こすのはドキドキしますね。すっかり葉は枯れ、赤くなってヘナヘナになっています。
矢印の所
株分け直前の様子。
掘り起こして土を取り除いた根の様子です。思ったよりも楽でしたが、やはり根同士は絡まっているので、そっと1株づつ分けます。
2株ペアで定植したので何となくその名残があって、根は絡んでいますが簡単に2つに分かれますね。ただ、トマトと一緒に定植する根の状態とは違って、かなり弱々しいのが気になりますね。
1株に分けた様子。
根は下に伸びていなくて1方の側だけから横に伸びているようですね。
種を蒔いた翌年の根の様子とは全然違うので、掘り起こしてみてちょっと戸惑いました。
5株にまとめた様子。根が生えていない方を内側にしています。
植え溝に10cm位のところまで5株まとめて植え、上部が少し隠れるくらいに土を被せておきます。
今までの隣に植え込んだので同じ8ヶ所にしました。
新芽が伸びてきたら少し土寄せをしましょう。
余った株は、鉢に移植してみました。(余興です。)
この後は春を待つだけですが、果たして新芽が出るでしょうか。かなり不安ですね。
これで今年のニラの栽培記録は終了します。
家庭菜園奮闘記・栽培記録