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  •  作業環境の強化のためWindows8 PC(デスクトップ)を導入したことでノートPCが一台浮いた。それまではLinux関連の作業をDynabook E6/415CMEで行ってきたがWebを開くとHDDランプが点灯しっぱなしになり、異様に重くなる。今回空いたのはDynabookG6C/X18PMEという名機だ。2002年に購入したが、2009頃までは私のメインPCだった。アメリカ出張の際にも携帯してた強者だ。単に1GBメモリ搭載の効果が大きかっただけなんですが。。

     E6にはVineLinuxの6.0が入っており問題なく使えているので、2時間ほどでインストールも終わるだろうと思っていたが。。。
     久しぶりに立ち上げたら、画面が血のように赤い!!これが現れると一か月以内にそのノートPCがお亡くなりになるという、あの有名な都市伝説。。ノートPC界のバンシーと呼ばれる現象。。不吉だ!!  というのは冗談でバックライトがヘタってるだけです。7年間、毎日使用していたので良く持った方だ。2009年にCore2PCに買い換えたのもバックライトがヘタったからという理由もあったし。

     でVineLinuxの6.1をInstallし終わり、再起動したら、Linuxの最初の選択画面が終わると画面が真っ白(正確には赤身がかった白。。ピンクなのだが。。)。文字すら出てこない。。。何が起きている?メッセージが出ない事にはどうにも。。。。

     おまけにCAPSLockキーのLEDがランダムに点灯している(^^!。。。
     正確にはDVDの読み込みに合わせてピコピコ点滅している。。なんか暴走しているような。

     それからドハマリした。UbuntuやFedoraなど色々Installしてみたが、、同じ。起動後の最初のLinuxの場面までは大丈夫なんだが、その後、暴走している。。。このPCは一度、グラフィックボードの故障で修理に出しているが、そのとき部品の製造が終わっており、G3のものを代用したとか言っていたのを思い出した。画面が真っ白(実際には赤みを帯びたピンクだが)な理由としてはありそうだが、キーボードのCAPSLockキーのLEDが点滅(多分DVD読み込みに合わせて)の説明がつかない。。最新Linuxであればどれも同じ。。

     DownLoad元のサイトを読むと、最新のLinuxのディストリブーションはi686以降のサポートのみと書いてある。実はこのPCのCPUがi686のアーキテクチャを微妙に満たしていないのでは?と思えてきた(^^!。モバイル Pentium4だからi686だろうと思っていたが。。。で、サポートが切れているもののダウンロードが可能なVineLinuxの5.2のisoファイルをVineLinuxのサイトからダウンロードしInstallしたら無事起動しました。。。時間かかった〜。。より低スペックのE6/415CMEはVineLinux6.*を使えるのに。。がっかり。。使えればよいか。

     以下、Install後の作業のメモ

     (1)Update出来ない件の対策
      何故か、リポジトリーの認識ができない。取りあえず下記で対応した。
    パネルの[システム][システム管理][Synapticパッケージマネージャ]でSynapticパッケージマネージャを起動。
    [設定][リポジトリ]をクリックしてリポジトリ設定画面を開く。
    この画面の上の窓の有効マークが付いているURIを選んでクリックする。この画面の中ほどに3つのボタンが横に並んでいる。真ん中のボタンが”vine”になっているので、これを”ベンダーなし”に変更。これを有効マークが付いている全てのURIに対して行う。この時は6つほどだった。
    これでリポジトリを認識してUpdateが出来るようになる。念のため、ここで再起動。

     再起動後、しばらくするとパネルの更新通知アイコンが赤くなる。”全てUpdate”を選択。
     これがえらく時間がかかる。多分1時間半位はかかった。ちなみにInstall時にCustomで開発ツールやKernel開発キットも含め、ほぼ全て選択してますのでUpdateの対象は多いです。

     (2)Updateで削除失敗の件の対策
     このUpdateで下記だけが削除に失敗して残ってしまうみたいな事をいわれる。


     % avahi-gobject#0.6.24-3vl5





     Synaptic managerでavahi-gobjectで検索すると2つ表示される。なるほど2つあるんだ。


     % avahi-gobject#0.6.24-3vl5
     % avahi-gobject#0.6.24-6vl5





     Synaptic managerではどうにもならないので、手動で対応。Root権限で下記を実行。


     % rpm -e --nopostun avahi-gobject-0.6.24-3vl5.i386
     % rpm -q avahi-gobject





     これで、Update通知アイコンは最新になってます状態の表示に代わります。

     (3)ブラウザのInstall
     次にブラウザです。私はGoogoleChromeを愛用しています。軽いので。。
    Synaptic managerを起動し、googleで検索するとchromiumがありましたのでチェックして適用。これでchromeが使えるようになりました。

     (4)flush playerのInstall
     せめて動画は見れるようにしておきたいのでflash playerをInstall。Synaptic ManagerでAdobeで検索かけるとinstall-assist-flash-plugin*が出てくる。最近のLinuxはこれを適用するだけで動画が見れるから、楽になったもんだなぁ。。。と思いきや、Installに失敗する。物がないと言われる。。なんですと〜!
     サポート切れのバージョン故の悲しさですね(T_T)。

     しかし!!以前rpmを使った時はあっさりとインストール出来て感動した記憶があるので、それを頼りに。。

    まずはchroniumでyoutubeへ行き、動画の画面をクリックすると[flash playerが必要です]みたいな意味のいくつかのメッセージが画面に出てきます。
    [flash playerをインストール](だったかな?(^^!)のところをクリックすると"Adobe Flash Player"のページに飛びます。現時点の最新のマイナーレビジョンは270のようです。

    [ダウンロードするバージョンを選択してください]をクリックするといくつかメッセージがでます。その中から[その他のLinux用.rpmファイル]をクリックすると[今すぐダウンロード] ボタンが現れます。ダウンロードが完了したら[Folderを開くボタン]をクリックします。
     ダウンロードのフォルダーには、下記のfileがあります。


     % flash-plugin-11.2.202.270-release.i386.download





     私の場合、拡張子が".download"になってしまったので、名前の変更で”.download””.rpm”へ変更します。これでrpmファイルを取得できました。

    gnome端末を開き、ダウンロードした場所にいきます。ちなみに私の場合、下記でした。日本語ディレクトリで使えるか不安でしたが、出来ましたね。vine linuxの良いところです。rpmの実行はrootの権限が必要です。


     % cd ダウンロード
     % su
     % rpm -ivh flash-plugin-11.2.202.270-release.i386.rpm






     上記でyoutubeの動画が見れるようになりました。軽い。。E6 CMEよりさくさく動く。。。1日かけたかいがあった〜!!。いや、こんな事に1日もかけてしまったと言うべきか(T_T)。。

    結局この日は仕事にならず。。
    しかも血のように赤い起動画面の呪が(^^!。。今のところ、起動後5分もすると赤身が消えてるし、バックライトの輝度を下げておけば、後1年位は持つかな。。。

    これを安く直してくれる業者のサイトをみるとバックライト修理は1万8千円くらいか。。そのうち修理に出すだろう。。そういえばかなり前にバックライト切れのPCを押入れに入れたままだった事を思い出した。。これを修理に出してみよう。。

    (2013/02/15 記)

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