この程度のトラブルでは驚きもしなくなりました。Windows8.1搭載を決めてからどれほどの苦難を乗り越えてきたことか。ふっ、ふっ、ふっ( ̄ー ̄)。
プロダクトキー入力を間違えていない事を確認し、トラブル画面をデジカメに撮った後、マイクロソフトのサポートメールへ画像を送付しました。
さて、この場合、換装したHDDの可能性がかなり高いです。例の秘密兵器 "Ultimate Boot CD"で早速検査しました。今度は1TBもあります。HDDのチェックは相当時間がかかりました。ところが意に反して問題無しの結果となりました。
WEBを見るとITBのHDDに換装した場合は、AFT(アドバンスド・フォーマット・テクノロジー)に注意と出ていました。データのAlignが異なるそうです。しかし、これは、元々データがある場合で、新規のWindows8.1インストールでは問題無い気がします。
一方、WEBではVISTAのSP1適用版ではAFT対応との記述もあります。この手の問題があるとすれば、VISTAで動かせば何かわかるかも知れない。
とりあえず、WindowsVISTAをリカバリによるインストールしてみました。まずはVISTAのリカバリーディスクを入れてみて当初のエラーメッセージが再現する事を確認。今度はリカバリーディスクの裏面をメガネレンズ用の拭き取り布で綺麗にしてから、再度リカバリしました。あっという間に初期化状態のVISTAになりました。リカバリディスクの劣化という仮説は正しそうです(^_^)。
しかし、そこからUpdateしようとすると"8024a000"というエラーが出ました。このエラーをWEBで調べると原因は諸説あるようです。一つ一つ対応しながら確かめていきます。結局、"STOR_allOS_9.6.0.1014_PV.exe"の適用でUpdateがすすみました。AFT問題との関連性は分かりませんが、HDD周りのドライバーです。これは有りそう。2時間ほどかかりましたが、今までの苦労からすれば屁のカッパです。という事で、VISTAが最新の更新状態で動作する事を確認しました。
この上で、再度、Windows8.1のInstallを試みます。結局、現象は変わらず。。。これは大きな問題かも。むしろディスクとプロダクトキーがずれている可能性が高いのではという気がしてきます。これで日曜日が終わりました。といってもチェックは自動でやっているので、別の所用を済ませてましたが。
次は月曜日の晩から再開しました。
さて月曜の晩再開です。しかし、打つ手も無く、何気にWindows8.1のインストールディスクを取り出してボォーっと眺めていました。ディスクの裏面に映る自分の顔を眺めている内に、何気に裏面を拭いてみようと思いました。インストールディスクの裏面をメガネレンズ拭き取り用の布で綺麗にしました。
再び、インストールディスクを挿してみると、例のプロダクトキーの入力画面が。。駄目元で再度入れてみます。
なかば諦めかけてたその時、なんとプロダクトキーが認識されました。私的にはNHKのその時歴史は動いた!!状態でした。あの番組が終わって残念です。結構好きだったのですが。その後は淡々とインストールが済み、自動Updateも済み、トントン拍子でした。今までの事が嘘のように。。結局、Microsoftのインストールディスクは、裏面を綺麗にしないと使えないというのが原因でした。さすがに新規のディスクでこの現象が出ている所を見ると、DVDドライブのレンズかレーザーの方に劣化が発生している可能性が高いですね。
DVDの映画が見れるところをみると、マイクロソフトのディスクにだけこの劣化に敏感に反応したようです。その内、DVDドライブ交換が発生する可能性がありますね。
まぁ何にせよ、やっとWindows8.1のインストールは完了しました。長かった。。。
ここまでの状況を振り返ると下記になります。
(1)SatelliteJ81にWindows8.1を載せたい。
↓
(2)Windows8が載せれるかどうかを調べるためマイクロソフトが提供している診断ツール"Windows8-UpgradeAssistant.exe"が動かない
↓
(3)PCを出荷時の状態に戻す。"Windows8-UpgradeAssistant.exe"を動かすためだけに。。。
↓
(4)WindowsVISTAのリカバリーが異常終了。。諦める。
↓
(5)WindowsXPのリカバリーが異常終了。。
この時点でSatelliteJ81は単なるスクラップパソコンと同様に。。。
↓
(6)とりあえずXP/VISTAのリカバリー問題の解決へ。
↓
(7)"Ultimate Boot CD"を入手。調べた結果HWにはほぼ問題ない事が分かった。リカバリーCDそのものが劣化もしくは汚れていた事が判明。
↓
(8)リカバリーCDを綺麗に拭き取りようやくリカバリCDが起動。
遂に出荷時のXPの状態に
↓
(9)WindowsUpdateのトラブルが発生。
最初のUpdateが終わるのに7時間と猛烈に遅い。
しかもGenuineのKB905474とKB951847はフリーズする。結局何だかんだで15時間かけて終了。。。
↓
(10)ようやく"Windows8-UpgradeAssistant.exe"を実施。
このPCでWindows8搭載可能である事がわかった。
↓
(11)Windows8.1 64bit(DSP)版と内蔵ディスク(1TB)を用意
↓
(12)windows8.1インストール開始。プロダクトキーを認識せず。
"Ultimate Boot CD"が活躍。HDDに問題なし。
HDDのAFT対応問題?ひとまず出荷状態のVISTAへリカバリーへ
↓
(13)VISTAの出荷状態はあっさり終了。
またもやWindowsUpdateでトラブル("8024a000"というエラー)。
STOR_allOS_9.6.0.1014_PV.exeの適用で解決。その後はあっさりUpdateも終了。
↓
(14)プロダクトキーの非認識は解決せず。
Windows8.1のインストールディスクの裏面をメガネレンズ用の拭き取り布できれいに。
ようやくプロダクトキーを認識。DVDドライブのレンズかレーザーの劣化が原因の模様。
↓
(15)Windows8.1のインストール完了。起動も出来たしWindowsUpdateも完了!
苦労してWindows8.1のInstallが終わりすごく満足です。起動も出来たし、WindowsUpdateも無事に完了。なにかこうBigな事を成し遂げた気分です。。。次回はWindows8.1を動かしてみた際に気づいた事等の軽い話です。
続く。
(2013/12/2 記)