その他は、DirectX関連について最新にする必要があります。「DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ」で検索すると対応方法が見つかります。その検索結果のサイトの一つによれば、上記だけでは不足があるそうです。その場合「DirectX End-User Runtimes (March 2009) - 日本語」もインストールすれば良いそうです。
そしてWindows8.1からの機能なのですが、ログイン後もXPと同じようにデスクトップを表示させれます。タスクバー上で右クリックで”プロパティ”を選択すると"タスクバーとナビゲーションのプロパティ"が出てきます。この"ナビゲーション"タブのスタート画面の"サインイン時または画面上のすべてのあぷりを終了したときに、スタート画面ではなくデスクトップに移動する"にチェックを入れると、次の起動のログイン後はデスクトップに飛びます。これでXPと同じようになります。後はスタートが違う等は慣れですね。作業用PCはWindows8を使っているのでこのインターフェースに慣れました。
ほぼXP時代に入っていたアプリを搭載しデータを戻しました。DVD視聴用についてはVLCメディアプレーヤというフリーウェアを入れました。XP時代に重くて見れなかったWEBを見ても、割とさくさく動きます。CPU使用率もぐっと下がりました。しかしHDDのアクセスランプが付いています。不安になりましたが、WEBはストレスなく動いています。数日でこの点灯も消えました。Windows8.1搭載直後はHDDが動き続ける何かを実行しているようです。UpdateとHDDの最適化かと思いますが、普通に使う分には邪魔しないのでOKでした。
本当に性能が上がったのか気になりますね。と思い、実はXPの時にCrystalMard2004R3というベンチマークを使って、性能を測定していました。
下記がXPの時のCrystalMark2004R3による測定結果です。
一方、下記はWindows8.1の測定結果です。なんと、HDD、GDIは2倍!!しかしD2D、OGL(2D、3D描画。主にゲーム用途)は半減です。
このベンチマーク自体は32bitで動いているそうです。のでALUやFPU等は64bit化の影響は受けていないようです。HDDは64bit化の影響を単純に受けている様です。GDIは良くわからないですが、64bit化の影響でしょうか。
一方、D2DやOGLの半減は、2Dや3D等の描画機能(主にゲーム用途等)が半減している事を示しています。これはドライバーの問題と思われます。これらはゲームで使う場合はWindows8.1へUpdateしない方が良いという事になります。J81を使ってヘヴィーなゲームをやっている人は居ないとも思いますが、さらにデザインツールで2Dや3D描画機能を使っている場合もWindows8.1への乗せ換えには注意が必要なのだと思います。このパソコンに搭載されたG45 express chipは結構、今も残っているし、もしかしたら2Dや3D描画に関するドライバーのUpdateは将来あるかも。。
後はこのテストで見えない内容としてCacheの効率化はありそうです。普通ベンチマークはデバイスの生の性能の測定を行うために、Cacheを使わないようにします。なのでCacheの性能は反映されていない(つまりSW的な効率化も含め)と思います。私の場合は、WebやDVD映画、編集等がメインで、ゲームといってもFreeのものしか使わないのでデメリットの影響は受けないです。XP時代が嘘のように軽くなりました。これでWindows8のサポート切れ(2023年との事)までこのノートは使えそうです。サポートが切れるより早く、HWにガタが来ると思いますが。
苦労して乗せ換えただけの成果は出たという事で大変満足です。DVD映画も前と同様の感じで見れています。それから、SatelliteJ81でWindows8.1へ乗せ換える際には、DVDドライブのレンズを綿棒で綺麗にして、かつ、ディスクの裏面を綺麗にする事を忘れなければ問題なく動くと思います。今回はこれだけの原因で無駄にはまりました(^^!。たったこれだけで。。。
(2013/12/3 記)
PS1
"モバイル インテル 4シリーズ ドライバ 署名"で検索すると、インテルのサイトからダウンロードした"Win7Vista_64_151719.zip(現時点の最新)"を使って強引に組み込む方法が見つかります。実際に組み込む事が出来ました。参考したサイトにもあるように、あくまで自己責任です。下記はCrystalMark2004R3により再度計測した結果です。
OGLの性能は向上しています。OGLのテストの画面は実際に早くなっています。とは言ってもXPの時の性能に戻っただけですが(^^!。一方D2Dの方は改善されませんでした。調べるとD2DはDirectDrawを使っているそうな。。
ちなみにこの方法では、グラフィックプロパティの画面は出てこなかったです。正式版が出てくるのを待つのが良いですね。ちなみにこの適用による効果はBenchマークのみでした(^^!。ゲームはフリーのものしか入っていないし、単にベンチマークのグラフィック性能の結果を見たかっただなので。。
(2013/12/23 記)
PS2
上記の強引なドライバの組み込みをすると、何かの折にディスプレイ ドライバーがUpdateされてしまいます。完全に元に戻れば良いのですが、中途半端に戻るようで、ベンチマークのOGLが全く動かなくなります(^^!
なので元の正常な状態に戻しました。戻し方は次のようになります。まずディスプレイ ドライバーのプロパティ画面を開きます。開き方は何通りかありますが、今回は下記で行いました。
@モニターの中央で右クリック
A”画面の解像度”をクリック
B出てくるウィンドウの真ん中付近にある”詳細設定”をクリック
C出てくるウィンドウの”アダプター”タブの”アダプターの種類”にある”プロパティ”をクリック
これでプロパティ画面が出てきます。
Dこの”ドライバー”タブの”削除(U)ドライバーをアンインストールします(上級者用)”をクリック
E”このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する”にチェックを入れる
FOKを押すと1024×768の解像度画面になります。
この状態でディスプレイ ドライバーは初期化されています。
ここでパソコンを再起動して再度ログインしなおすと、WDDM1.1がインストールされて元の状態に戻ります。再ログインした時には1024×768の解像度から元の解像度に戻っています。
(2014/2/18 記)