買って2年しか経っていないディスプレイ(Acer 231HL)が故障しました。電源をいれると一瞬起動画面が映るが、その後、画面が映らなくなります。しばらく経つと映ります。まぁ典型的な電解コンデンサ系がイッテいる時の症状ですネ。何故、2年間で??という点が引っかかります。補償も切れているし、ダメ元で、分解してみました。
参考にする場合は自己責任でお願いします
まず台座を外します。台座の裏側のレバーを矢印の方向に押しながら、手前に引くと外れます。
アームのカバーを外します。アームの下側を左右両側に引っ張りながら、持ち上げると外れます。
カバーを外すとネジが3本みえます。赤丸の部分のネジを外します。
モニター本体の裏側です。
さて枠を外します。これが多分一番大変な作業でしょう。ネジ等は無いです。そのかわり、枠のツメががっちり嵌っており、相当力をいれないと外れないです。力を入れると、いくつかのツメが折れて取れてしまいます(^^!。。
モニターの右下にある電源や設定のスイッチがある所から、時計回りに外していきました。電源スイッチの右横のツメは殊の外固く中々外れないので、時計回りに外していきます。結構力が必要です。外す時バリバリ音がします(^^!
ちなみに枠のツメはこのようになっています。
枠を外すと中身が丸々取り出せます。最初外したときに写真を撮り忘れたので、修理後の画像を使っています。真ん中のボックスはなんとテープのみで固定されてました(^^!。コストダウンのためとは言え、結構大胆な設計ですね。その代り枠にがっちり嵌っているので合理的ですし、この考え方は嫌いではないです。このテープを外します。ケーブルはこの時点では外れないので注意です。
ボックスのネジを外します。
電源横のネジを外します。
少しボックスの裏が空いて、ボードの裏側が見れます。ただケーブルがつながっているのでこのボードのネジは外しにくいです。このボックスの中のボードの裏側の画像を取り忘れてしまいました。ボックスの中には、大小の2つのボードがあります。ターゲットは大きなボードです。ネジが4つあるので外します。外すとボードの表側が見れます。ケーブルの一つを外します。これでボード全体が見やすくなります。他のケーブルはがっちり嵌っていて外れませんでした。
このままだとハンダ等はやりにくいので、もう一つのボードも外します。まず、ボックスのRGBケーブルを固定しているネジを外します。
小さい方のボードの裏側のネジを外します。
これで、ボードをじっくり見れるようになります。
ぱっとみ3つほど電解コンデンサが膨れています。下記は破裂寸前です。2年でこんなになるか???怪しい。。2つ並んで膨れているって。。。
という事で、分解した結果、電解コンデンサがイッテたのは確定です。どうも、このボードも怪しいので、電解コンデンサを全部交換します。電解コンデンサって秋葉に行けば入手できるのは知っていますが、もっと近場にあれば楽ですね。次回は店を探します。
(2015/3/21 記)