これは高校生時代の話になります。当時、部活で朝練等があった日等は、授業中にグッスリ寝ていたものです。これは、そのような授業中に寝ていた時に起きた話です。
いつものように授業中に猛烈な眠気に襲われ、眠りに落ち始めた時の事です。なんと金縛りに会いました。金縛りなのに意識は明確です。教室の状況は、起きている時の様にはっきり見えています。先生は淡々と黒板に書きながら講義を進めています。しかし授業中に金縛りはまずいだろう(^^!でもどうにもなりません。なんとか金縛りを解こうともがいています。
そんな時、教室のドアが静かに開きました。しかし、教室の誰も、その事に気づきません。金縛りの事は忘れて、その開いたドアの事が気になって仕方がなくなりました。じっとドアを見てました。なんと入ってきたのは日本人形です。典型的な頭がおかっぱの人形です。しかも高さが60cmほどあります。ひえ〜!!! 腰を抜かしたいけど、金縛りなので腰を抜く事も出来ません。その日本人形がするすると教室中を移動します。歩くのとは違うのです。そう”するすると床を滑るように"という表現が合っています。そして、私の斜め前の席に座っている同級生N君の後ろまで歩いていきました。その瞬間、その人形がN君の背中に飛びつきました。そしてしがみついたまま離れません。
どひえ〜!!!。恐怖の余り、目が覚めました。
机には涎が。。。そう熟睡かっとんでいたのです。。結局、金縛りは夢だったのです。つまり金縛りの夢を授業中に見たのでした。しょうも無い夢でした。余りに鮮明だったのと、それが授業中だった事で、今でも鮮明に覚えてます。しょうも無い事は覚える癖に肝心な授業の中身は覚えていない高校時代の話です。それを切っ掛けに授業中に寝る事は無くなったと思います。
(2015/8/15 記)
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