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  •  前回、dynabook Satellite J81Windows 8.1 64bit DSP版を載せる方針を決めました。そこでマイクロソフト社が提供しているXP/VISTAからWindows8への載せかえ可能か診断する"Windows8-UpgradeAssistant.exe"を実行したところ、瞬時に終了。Logすら残さずに。。
     結局、この"Windows8-UpgradeAssistant.exe"を動かすためだけに、PCを出荷時の状態に戻す事になったのでした。。。

     どうせリカバリをかけて、出荷時の状態に戻すのならVISTAで良いです。ということで初期状態をVISTAにする事にしました。実は、このリカバリーはすぐに終わるだろうと思っていました。

     リカバリーを初めてすぐに、BOOT.WMIが見つからないというようなメッセージが出ました。再度サーチするか?みたいなメッセージが出るので”はい”にすると結構時間をかけて、再度同じメッセージが出ました。進まないのでスキップさせると、似たようなメッセージがいくつも出てきます。全スキップさせて、リカバリーCDの2枚目を挿入すると致命的なエラーが出て終了。。。XP搭載モデルでVISTAにする事も可能って書いてあるのに。ということでXPのリカバリーに変更しました。

    XPのリカバリーCDを入れたところ、リカバリーCDからの起動すら出来ない状態に。。。
    正確には起動はするものの”TAFヘッダ情報を取得中”で固まります。もしかして、Windows8の乗せ換えどころか、ただのスクラップパソコンにしてしまっただけなのか?もの凄い不安に襲われました。Windows8が載るかどうかを診断するツールを動かしたかっただけなのに、ついにXPのリカバリが出来るのか?どうかという所まで後退してしまいました。頭に浮かんできたのは最後の手段、LINUX化でした。

    目前の目標が大きく後退しました。つまり下記です。
    (1)SatelliteJ81にWindows8.1を載せたい。
         ↓
    (2)Windows8が載せれるかどうかを調べるためマイクロソフトが提供している診断ツール"Windows8-UpgradeAssistant.exe"が動かない
         ↓
    (3)PCを出荷時の状態に戻す。"Windows8-UpgradeAssistant.exe"を動かすためだけに。。。
         ↓
    (4)WindowsVISTAのリカバリーが異常終了。。諦める。
         ↓
    (5)WindowsXPのリカバリーが異常終了。。
    この時点でSatelliteJ81は単なるスクラップパソコンと同様に。。。
         ↓
    (6)とりあえずXP/VISTAのリカバリー問題の解決へ。
    どんどん当初目的から離れていく(ToT)。。。。

     この状態が金曜日の晩でした。ので、じっくり調べる事にしました。
    一番怪しいのは、メモリとHDDです。DVDドライブの可能性もあります。ただし、DVDドライブはリカバリ直前までDVDの映画を見ていたので、その可能性は低いと考えていました。
     DVD/CD起動が出来るツールを探すと"Ultimate Boot CD"がありました。これをDVDに焼いてDVDドライブから起動。やったー!!Ultime Boot CDが起動しました。このパソコンで久しぶりに見た何か普通っぽいウィンドウです。この作業を始めてからどんどん後退していく状況の中で、初めての成功になりました。しょうもないけど、嬉しい。。なんか沢山評価ツールが入っているし。。。
     サラリーマン時代の評価室での作業を思い出しました。この作業は、結構楽しい。元々、ARMやMIPSのCOREの開発に携わっていたお蔭である程度は理解出来ます。じっくりやるには、CORE2DUOのアセンブラー言語周りまで抑えれば良いのですが、今回はそこまでやる気はないです。XPのリカバリーが出来れば良いので。

       まず、メモリのチェックをしました。2GBの2枚挿しですが、WriteReadチェックで問題が無い事を確認しました。ツールのプログラムがメモリにいる関係や、SimpleOS(DOS)のメモリマップの関係で、完全チェックは難しいのですが、この結果はある程度信用して良いと思います。
     次にHDDの全データのチェックをしました。時間はかかりましたがHDDには異常なしでした。とすればHDD-SATA-CPU間の経路は問題無しでしょう。
     するとDVDドライブ?
     とりあえず、DVDドライブのレンズを綿棒で綺麗にふきました。しかしXPのリカバリーディスクの起動が出来ないのは相変わらずでした。 この時、ふと思いました。実はリカバリーディスクそのものに問題があるのではないか?と。

     リカバリーディスク自体は、実は一度も開封したことが無かったのです(リカバリーを一度もしなかったJ81って結構安定しているなぁ。とつくづく実感)。なので問題ないと思ったのですが、ディスクの裏面をみるとやや曇っているというか、劣化の症状が。。そこでメガネレンズ用の拭き取り布でディスクの裏面を拭いてみました。

    遂にXPのリカバリーディスクから起動出来ました。ちょっと感動。。いやぁ苦労しました。結局、リカバリーディスクの劣化というか汚れが原因で起動しなかったのでした。

     そのままXPのリカバリーを進めました。そして数10分後には、出荷時状態のXPのPCとして蘇りました。初めてほっとしました。少なくともスクラップパソコンにはならずに済んだわけです。思いっきり後退し続けた作業が初めて前進に転じました。
    本当は、このPCでWindows8が載っかるかどうかを診断するツールを動かしたかっただけなのに。。
    リカバリーが成功して喜んでいるこの状況って(;_;)。。。

    続く。
    (2013/11/29 記)

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