今年もポットで育苗し、定植します。
キャンベラ86という品種で、今回は一袋に種が65粒で、やはりポットに2粒ずつ育て、16株を栽培できます。
品種:キャンベラ86(タキイ)・ペノミル種子粉衣1回 生産地:アメリカ
腐葉土をポット15個分、培養土をポット9個分を用意してよく混ぜ合わせた用土を使います。
種の間を約3cm空けてポットに3粒まきます。全部でポットを24個使いました。このうちの16株を選別します。
指で少し押し込みます。
3回ぐらいに分けてたっぷりと水を与えておきます。
左下が朝6時24分の発芽、右下は昼の2時34分の様子です。
8時間かかって子葉が出てくる瞬間です。
トウモロコシ(イネ科)などでは単子葉型といって子葉が一つなので棒状の様に出てきます。
数ミリ程度の発芽の様子
本葉が3,4枚くらいになり、そろそろ間引きをします。
15cmくらいになったので定植します。
すでにポットに1株になるよう間引きしています。
バケツの水にどっぷり漬けてから定植します。
1列7株で2列の定植となりました。
ただ、数が少ないので受粉する確率が悪いのが最大の欠点ですね。
小型で強力な台風が来るというので、トウモロコシを始め支柱を立て、ビニールひもで頑丈に補強したおかげで殆ど被害は出ませんでしたが、1本真ん中から折れてしまいました。
もう少し上の方にも補強しておけば良かったのですが、なかなかそこまで出来きないですよね。
また、ヒマワリは1本だけ真ん中から見事に折れてしまいましたが。
被害は1本だけでした。
脇芽も出てるし。でも台風でちょっと倒れちゃったけどね。
雄穂(ゆうずい)が出てきましたね。今年は順調かな。問題は上手く受粉できるかどうかですね!
(穂までの高さ約90cm)
7月2日の雄穂の様子。
雌穂ができ、この一本一本の中のめしべに雄穂の花粉が付いて実が成るのですが、2日あたりから花粉をまき始めています。まだ何個かしか雌穂が出来ていないのに、やはり数の勝負ですかね。
しょうがないかあ。
本数が少ないので受粉の確立が悪いのは仕方がないのですが、もう少し日を置いた方がいいのかなとは思います。
長さ16cm、太さ3.5cmでちょっと小さかったですね。(粒も小さい)
絹糸が茶色くなり、さわって堅くなったら収穫ですが、粒がちょっと小さいですよね。
m(>_<)m
1週間後に皮をむいたら黄色くなっていたので、2回目の収穫をしてみました。 本来は先の方も黄色く実が成っていると少しむいただけで分かるのですが、なにせ殆ど先の方は実が成っていなくて見えないのでバリバリっとむいてみました。
長さ16cm、太さ4cmでした。
このあとも同じように収穫していきます。
残り8株を全部収穫しました。ま、ご覧のように不揃いも良いところですよね。でも、食べるとこれが甘いんだな。ところで今回は不思議なことに、1本だけ全体の粒が他より一段と大きく実っています。なんで?
なんかきもちわるいくらい粒が大きいですね。
トウモロコシの皮は捨てないですべて保管しておき、生ゴミ堆肥の材料として使います。根っこ以外もすべてです。もちろん食べた残りも生ゴミ堆肥行きです。
茎はすべて細かくして乾燥させておけばトウモロコシの栽培作業は終了です。
家庭菜園奮闘記・栽培記録