今回も育苗箱で苗作りから栽培します。やはり狭いけれど2株は栽培できそうです。
今回は福島産の長茄子にしてみました。
ちょっと長めのナスのようです。
品種:久留米長茄子(アタリヤ) 生産地:福島県
蒔き溝は3cm間隔で、種の間隔は2cmです。
育苗箱の片面に40粒を蒔きました。
古いタンスを使って防寒用にしました。中には木の葉を敷きつめています。
良い感じ?
水を与えた後、新聞紙で覆って囲いの中で育苗します。
3月は少し寒さが続いたためか、1ヶ月もかかって発芽しました。
(幅、約8mm)
昨年より5日遅い種まきでしたが、それにしても長びきました。
定植がかなり遅くなりそうですね。
でもやっと暖かくなってきたので大丈夫でしょう。
2日後の双葉の様子です。右下は3日後の別の双葉の様子です。種の皮が葉にくっついたまま大きくなっています。いずれポロッと取れますが。
3日後の別の双葉の様子。
ようやく本葉が出始めてきました。そろそろポット上げですが、もう少し大きくなってから移植します。
本葉の出始め。
本葉が大きくなってきたのでポット上げしますが、まだ全く出ていない小さな苗もあります。
でも、ナスって本葉の大きさが極端に違いますね。見えないですが、確かに手前に小さな本葉が出ています。
拡大してみましたが、なんだか良く判りませんね。(・.・)
定植は2株だけですが、本葉の大きな苗だけをポット上げしました。
ピーマンと同じ所に栽培するので、5ヶ所の穴に30cmの深さに堆肥と土と良く混ぜ合わせ、その上から鶏ふん50gを混ぜた土を被せます。
5月12日
苦土石灰を散布
牛ふん堆肥:1kg
鶏ふん:50g
熔リン:10g
ピーマンと同時に本葉4〜5枚で定植しました。上の3つがピーマンで、下の2つがナスです。
定植直前の苗
左側のナスですが、右の株よりも全体が大きく生長しています。
定植すると生長の違いが(早さかな?)でますね。
今年1番目の蕾ですが、昨年の1番蕾は枯れてしまいましたが、今回は大丈夫のようですね。
でも隣の蕾も出てきましたが、そちらの方が早く花が咲きそうな様子です。
蕾から花へ、普通の過程では下に向いて咲いていますが、隣の花は上にむいて咲いています。非常に珍しいことなので記録しておきました。
普通,下に向かって咲くのですが、よ〜く見ると枝に引っかかっているようですね。何かの拍子で元に戻るでしょう。
長細い実が成ってきましたよ。何センチごろが収穫かな?種袋に書いてないよ。
虫に齧られそうなので収穫しましたが、長さは約20cmで非常に細長いナスとなっていました。ピーマンと同じく背丈が65cmほどですが何とか株は大きくなるようですね。
もう少し大きくして収穫できるのかな?
ナスの葉に付くニジュウヤホシテントウです。
今年は時に多いですね。アブラムシの代わりに今度はこれかあ。
葉は相当ボロボロになっていますが大丈夫かな。
1番花に実が成って収穫出来たのですが、それ以来殆ど蕾が出来ず2,3個の花は咲くのですが散ってしまいました。ここやっと蕾ができ始めてきたのでがんばって咲いて欲しいものですね。
ところで今年はやたらニジュウヤホシテントウの幼虫が大量発生して右下の絵(8月5日撮影)のような無残な姿になってしまいました。
木酢では太刀打ちできないので、ピンセットで一匹一匹捕獲し、この日までには全部退治しました。
ニジュウヤホシテントウの幼虫
これはまだ大きい方なのでつまめますが、うんと小さいのは目をこらさないと見つけられません。
ようやく実がなりはじめてきました。この実をいれてまだ2本だけなのですが、他にも花が咲いているので何本かは収穫出来ると思います。
だが、間に合うか!この場所にリーフレタスの栽培が待っているので。
なんとか3つだけ収穫出来ました。全部で4個、今年は不作でした。おそらく、ず〜と暑い日が続き、雨も殆ど降らなかったからでしょうか、芝生も茶色のところが多く元気が無いように思います。
真っ直ぐで細長いのが1本、少し曲がったのが2本でした。
この後、10日くらいでリーフレタスの栽培が待っているのでナスの記録はここまでとします。
今年は、花もほとんど咲かず、咲いても実にならないという現象がありました。ま、気候に左右されるのは避けられないですよね。m(>_<)m
家庭菜園奮闘記・栽培記録