1年目は収穫しないで、秋に子株を定植し、2年目の春から収穫します。ここで紹介するのは、いちごの栽培過程で、栽培方法ではなく、どのように変化していくかを記録したものです。
初年度は、秋のランナーの切り離しと子株の定植の様子です。
品種:宝交早生・ほうこうわせ
ホームセンターでイチゴの苗を買ってきました。色々な種類がありますが、198円の安い苗を1つだけ。「作りやすさ1番」と書いているのでこれにしました。初めてですからね。
イチゴはこの後、夏にはランナーが出て子株が出来き、9月頃にその子株を定植するので、この様に臨時の鉢に植えておきます。
用土は特別な物ではなく、余った土を利用しています。
移植した
様子
少し葉がまるまってしまいますが、すぐに元に戻ります。
イチゴの花、実が成る前に必ず見られますね。
この種は白い花びらですね。
この時期になると、そろそろ実が出来始めます。
まもなくイチゴですが、本格的な収穫は来年の春ですね。
花が次々に咲き、実がたくさん付いてきました。
イチゴですね。
真っ赤なイチゴができました。1年目はまだ収穫しないのですが,赤くなったので食べてみました。見た目はよくありませんが、非常に甘くて美味しい!
宝交早生の出来上がり。
ランナーが1本伸びてきました。
最初のランナーだ。
しかし、葉は虫食いだらけ。おそらくオンブバッタだろう。
この時期になると次々にランナーが伸びてきます。適当な鉢で受け止めて、根が付きやすいように棒で押さえておきます。大きめのポットでも良いかも。
箸で動かないようにする。
ランナーの2番目以降で、根がしっかり張った子株を切り取ってプランターに定植します。
ただ、1つの苗から4,5本のランナーが出てくるので受けとめるのがたいへんです。1本に5個くらいの子株ができるので、5本のランナーだと25個も出来ます。未熟で小さな子株もあるので、大きな株を選んで定植します。
矢印の所の子株
プランターを2個用意し、底に赤玉土の「大」を敷きつめます。付属の底板網は使いません。用土は「花と野菜の土」という商品です。
底に赤玉土大を敷く。
ランナーを切り離した様子。
ランナーと根の様子
イチゴは親苗の反対側に実を付けるので、親苗側のランナーをプランターの奥になるよう揃えて植え付けします。
クラウンと呼ばれ、成長点となる新芽の部分が少し隠れる程度に植え付けます。
矢印の鉢
もったいないので、余った子株を適当な鉢に植え付けておきました。
しっかり根が張っていますが、おおきさに差がありますね。
矢印の所
余った株も順調に育っています。
この余りの株が2年後、本命のプランターと共に、もの凄いことになってしまうんです。
今年も終わりです。葉が赤くなっているのは切り取ってしまいましょう。
左側のプランター
右側のプランター
雑草が生えていますが、取り除いておきましょう。
来年の4月には花が咲き始め、5月には収穫出来るので、このままにして年を越しましょう。葉がしなったら少し水を与えておきます。来年をお楽しみ。
家庭菜園奮闘記・栽培記録