昨年と同様、市販の用土でのプランターでの栽培です。三つ葉はアブラムシの大好物のようで、双葉が出来る頃には網の中に入れて育てましょう。
品種:関東系白茎・みつば (アタリヤ)生産地:茨城県
今回も同じ市販の用土を使ってプランター栽培してみます。用土は「花と野菜の土」ですが、昨年に買った用土なので、2週間前に苦土石灰を混ぜておき、1週間前に牛ふん堆肥とぼかい肥料を少々追加しておき、今度は赤玉土の大玉を底にしくことにしました。付属の敷板だと底にナメクジやダンゴムシの住みかになるようなので。
前回は筋蒔きでしたが、今年はバラまきにしてみました。また、用土は分けず、そのまま種を蒔き、薄く土をかけて水やりをします。
ちょっと見にくいですが、ばらまきの様子です。
最初の発芽の様子ですが、とにかく小さいですよね。手前にシマシマの様なものが種(矢印の部分)です。
上の矢印がまだ種の皮がくっつい発芽している様子。下の矢印はまだ発芽していない種です。右の絵は反対側から撮った発芽の様子です。
最初に発芽したよりも下の様に、後で発芽してきた方が勢いよく双葉になってきたので、こちらの方を追っかけて記録していきましょう。(発芽が早いからと言って先に大きくなるとは限りませんね。)
この辺りが塊になって発芽してきました。
追っかけも当てになりませんね。プランターの中央辺りが密集してきました。適当に中央の間引きの後の様子を記録しておきました。
間引き直前の様子。
初めてこの様に三つ葉らしい姿を見ました。多少アブラムシは付いていますが、以前ほどではありません。
間引き直後の様子。
根元がまだしっかりしていないのでこの様に倒れてしまいます。
三つ葉は密集している方がやわらかいので、こくらいで良いのかな。
この後は様子を見ながら間引きしましょう。
陽当たりが良すぎてこうなったのでしょうね、葉先の方から枯れてくる症状があり、このままだと全滅しそうなので切り取りすることにして、日陰に移しました。
根元を少し残して全部切り取り、新しい芽が出るのを期待し、日陰に移動しました。
とにかく、三つ葉の栽培は難しいですね。油断すると大量のアブラムシは発生するし、オンブバッタの食料にもなってしまうし、半日陰の方が良さそうだし。
三つ葉は切り取るとこの様にまた新芽が出てくるのですが、果たしてこのまま大きく生長してくれるか。プランターでは最後まで成功した試しはないんですよね。m(>_<)m
全体の様子ですが、真ん中はともかく、端っこが良くないですね。特に右端が。
2年目でようやく、まともな三つ葉を収穫出来ました。でも、一番やっかいなのがアブラムシが新芽や葉の裏に大量発生して株そのものを弱らせてしまうので、茶色くなった葉やシワシワになった葉を切り取り、さらに数が減ってしまいました。
そこで、半分日陰で周りに、しそ、バジル、モロヘイヤ、マリーゴールド、パセリ、ピーマン、ナス、それとオッタチカタバミが繁茂しているところに置いておきました。その環境なのか、アブラムシは付きませんでしたね。しかし、野菜と花のカダンセーフという「ヤシの実とジャガイモとトウモロコシ」の成分で作った薬剤をここに移すときに使ったのでその効果かもしれません。
このプランターの100倍くらいの栽培だったら、虫食いが9割でも10個分のプランターの三つ葉が綺麗な状態で収穫出来ると思いますが。
とにかく数が少ないので被害に遭うと殆ど全滅ですね。
1ヶ月前の8月17日の様子です。
収穫直前の様子。8月17日以後、アブラムシは見かけません。
上から見た様子。
切り取りでの収穫
切り取った痕
周りの様子
5日後の様子。 | 2週間後の様子 |
今年は、ちょっと薬を使用しましたが、止むを得ませんでした。とにかくアブラムシが多すぎて木酢エキスでは希釈の割合とか難しい面もあり、牛乳だと白い痕が残ってしまって見た目に非常に悪くなってしまいます。
ま、食品成分だから安心かな?って程度で使ってみた栽培記録でした。
家庭菜園奮闘記・栽培記録