露地栽培でも作っていますが、市販の用土でプランターでも栽培してみました。
品種:関東系白茎・みつば (アタリヤ) 生産地:茨城県
市販の用土を使ってプランター栽培してみます。用土は「花と野菜の土」・
(FOREX)という商品で、主要配合原料はバーク堆肥、赤土、火山砂礫です。
PHは6.5前後になっています。肥料入りですが生長に合わせて追加します。
用土は3層にふるい分けました。プランターの底には付属の網板を、その上に1番荒い塊を、そのふるい落としを上に、1番表面には更に細かいふるい落としを被せ種蒔き用にしました。
数回に分けてたっぷり水を与えておきます。
8cm間の蒔き溝に種をばらまきし、薄く土を被せてみました。でも細かい土でなくても良いかもしれませんね。
発芽の様子ですが、双葉は土にまだ隠れています。
筋薪より、平らにならした上に均等にばらまきし、ふるいなどで薄く土を被せるようにした方がベターかもしれません。
手で蒔いたり、また土を被せるなどするとどうしても厚さが均一にならないので発芽も一様ではありませんね。
殻付きで双葉が出てきました。
三つ葉は殆どこの様に芽をだしますが、土を少しでも厚くかけてしまうと発芽しないようですね。
本葉が出てようやく三つ葉らしくなってきましたが、でもこの3つだけなんです。この右の方にも1株ありますが、他は全く芽を出してくれません。(下の写真の丸印の所だけなのです。正確には4つ)
三つ葉は難しいですね。
土を薄く被せると水やりで流れてしまうし、土を掛けすぎると芽が出にくいし。もっと粗い土で種が流れにくく、しかも薄く常に土が少し被っている環境が必要な気がします。種自体の発芽率ではないようですが。
(5月19日の全体の様子)
*******************************
栽培失敗の為、先に蒔いておいた別のプランターを追跡記録します。
*******************************
同じ型のプランターに同じ種をもう一度栽培してみました。但し、今回は古い土(ポットや育苗箱で使った土など)に新しい培養土を加え、牛ふん堆肥を混ぜた用土に、種をばらまきにして薄く土を被せておきました。(20日)
土作りと同時の種まきですが、とりあえずこの大きさの土でうまく発芽し、生長するかの実験なのでその後はあまり気にしていません。
とは言え、うまく育ってほしいものですねえ。
やはり発芽率は比べものにならないくらい高いです。これが普通なのでしょうか。
おそらく細かな土では発芽には適さないようですね。又は土を被せすぎかな?
諦めていた苗が大きく生長し、追加として5月29日に周りに新たに蒔いた種も生長し始めてきました。ただ三つ葉にはアブラムシが大量に付くので細かい網をするしか防ぐ道はなさそうです。
大きな葉は、アブラムシに犯されていてシワクチャになっています。
切り取れば下から新芽が生えてきますが、プランターを完全に覆うような細かな網が欲しいですね。でも売っていないので作るしかないようですか。
残念ながら、その後じわじわと枯れていってしまいました。
おそらくアブラムシの付きすぎのようなで、ちいさな苗にびっしりと発生すると牛乳スプレーでは小さな苗の葉が牛乳に負けてしまい萎縮してしまうようです。
次回は、網で苗を覆って栽培してみます。
家庭菜園奮闘記・栽培記録