前回の記事にて株式会社テイクオーバーホールディングス(旧株式会社ブルーウォールジャパン)に対する提訴し裁判の判決を予測してみたの記事を書きましたが、その子会社であるブルーアートとらくらくプラスに対しても提訴することを発表されました。
11月28日みんなのクレジットホームページ上で下記のお知らせが発表。
株式会社ブルーアート社及び株式会社らくらくプラスに対する提訴のお知らせ
弊社は、12月27日、東京地方裁判所に株式会社ブルーアート及び株式会社らくらくプラスに対する貸付金返還請求訴訟を提起いたしました事をご報告申し上げます。
両社は、弊社の貸付先あると共に、甲(株式会社テイクオーバーホールディングス(旧株式会社ブルーウォールジャパン)の子会社であり、12月14日に株式会社テイクオーバーホールディングスへの提訴に倣ったものとなります。
やはり、らくらくプラスにも貸付けらされていたんですね
らくらくプラスのサイトを覗いてみると、17年3月22日に蔵前店が開店されていることがわかります。
第一荒井ビルの賃料が6万5千円からになっています。(マンションになってますが・・・。)
内装工事坪単価が15万円/坪〜30万円/坪、大体300万から1000万円ぐらいかかるようです。
さらに備品やら人件費やらがかかるので開業資金が最大に見積もっても2000万円ぐらいかかりそうです。
どのくらいみんなのクレジットから貸し付けられているか定かではありあせんが、ブルーアートと違い、らくらくプラスはリラクゼーションサロン、マッサージ店なので営業実態はあると思う。
口コミを見る限り、経営状態はそんなに悪化されていると思われませんが、地方に住んでいるのでどんな感じになっているのか確認しようがありません。
だれか利用している人の生の声を聞いてみたいですね。
貸付金額の大小の差がはっきりしていませんが、返せる体力があるんじゃないかと思うんですが・・・。
一方ブルーアートの業種は美術品売買、美術品担保ローンで、不可解な担保減額、みんクレに問合せしたら内容が超ひどすぎだ。でお伝えしたように、担保である絵画を全て売却してしまったという発表があり、またホームページも削除されてしまっている現状から、営業活動はされていないものと思われます。事実上の倒産状態ですね。
っていうか、なんだかこの会社、ただ単に絵画等の担保を扱っていただけにすぎないペーパーカンパニーみたいな事業実態なだけだったと考えてしまいます。
以下の通り、らくらくプラスの取締役とみんなのクレジットの代表取締役が阿藤豊で同一人物です。
・株式会社みんなのクレジット
代表取締役:阿藤豊
取締役:小菊孝一、山﨑弘之
監査役:辻俊彦
・株式会社ブルーアート
代表取締役:澤田逸朗
・株式会社らくらくプラス
代表取締役:小嶋晋平
取締役:新井良、阿藤豊
監査役:山﨑弘之
お金を貸した債権者の代表取締役と、お金を借りた債務者の取締役が同じである事にものすごく違和感っていうか、自分を自分で訴えるこの変な図式がが明らかに異常とも取れる内容です。
が、個人間ではあり得ないですが、法律的には会社は一つの人格であるとの事から、この場合法人が別法人に訴えただけであると言えます。
しかし、なんとも言えないこの違和感はやっぱり拭えないですね。
まさしく・・・。