冷蔵庫は常に運転し、常時冷やし続けなければならない機械。そんな状態ではなかなか節電できない代物だと思っている方もいると思いますが、意外に節電できる事がけっこうあるのを知っていますか?
知っているようで知らない、または間違った冷蔵庫の節電方法も書いてみたいと思います。
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節電を謳っているサイトは庫内の設定を「強」から「中」にした方がいい。とか書いているサイトがほとんど。 本当にそれでいいの?と思うほど、大雑把な解説を力説している所が多い。 たしかに、設定を変えることによって節電効果が期待できると思う。 しかし、あくまでも冷蔵庫は食品を長持ちさせる為の入れ物である事を忘れてはならない。 節電に意識を持っていかれすぎて食品の保存という存在意義をルーズにしていては本末転倒ということになってしまう。 では、食品を安全に保存できる温度とはいったいどのくらいなものなのか? こちらのサイトに詳しくかかれていますが、食品、食材の腐敗を招く細菌や微生物、酵母、カビの増殖を抑制する温度帯を考慮に入れると庫内の最適保存温度は冷蔵庫で1〜5℃、冷凍庫は−18℃以下、野菜室は5〜7℃と言われています。 この温度帯から逸脱すると菌が増殖していくということになってしまいます。 一度庫内に温度計を装着し計測してみて、自分の家の冷蔵庫の状態を把握し、もし上記の冷蔵庫内の最適温度から逸脱していれば、設定を変更できる事ができるかもしれません。 |
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これもよく言われるのが、食材を入れる時や料理の準備をする時など、何かと扉を開放する時間が長くなってしまう・・・。 冷気が逃げてしまったらもう一度冷やさなければならず、その分電気を余分に消費し冷やさなければならない。 それを予防する為には扉を開けて冷気が逃げてしまわないように、内側にカーテンを備え付けてやればいい。 実はこれは間違った節電方法。 カーテンを設置するとドア側のポケットに置いて冷やしている食品には冷気が来ず、庫内最適保存温度帯から逸脱、腐敗を加速させてしまう結果をもたらしてしまうという欠点がある。 また、カーテンがある為、出し入れに時間がかかり手間取ってしまうので、ドアの開閉時間がおのずと長くなりやすい傾向にある。その為、庫内温度が高くなってしまう。 むしろ、こういった商品を使わずに庫内を整理整頓し効率的に冷やす為の冷気の通り道を確保する方が絶対効率がいいのだ。 |
子供がいる家庭ではどうしても長時間扉を開けっ放しにしてしまう事が非常に多いと思いますが、冷蔵庫内にこんなキャラクターを入れておくと非常に便利。
本体内に光センサーを内臓しており、扉を開放するとこのキャラクターから音声が流れます。
そしてある程度時間が立つと扉を閉めるよう促されます。
節電意外にも癒し効果として使えるのではないでしょうか?
物を詰め込み過ぎると、冷気の循環が滞ってしまうのは言うまでもありません。
循環が悪くなると余計に電力を消費してしまいます。
庫内を整理整頓し、物を最大容量の80%位でしまうのがベストです。
ではどのように整理整頓したらいいのでしょうか?
冷蔵庫
ネットを検索すると冷蔵庫の整理整頓術を紹介しているサイトが多数あります。