23人がブルーウォールジャパンの口座を差し押さえたので、営業活動に支障をきたし資金がショートしている旨の記事を掲載しましたが、小山 数樹さんの小山 数樹のブログ「✓みんクレの嘘を正す:8月24日の『暮らし便利帳』みんクレの記事について」にてその間違いを指定されました。
この場を借りて修正するとともに指摘してくださり感謝致します。
その間違いとは・・・。
BWJが仮差押えされた1億2,000万円を、みんクレに支払うことを裁判所の命令で禁止されただけです。
BWJが1億2,000万円を供託すれば、1億2,000万円分については、みんクレに借金を返したことになり、遅延損害金が発生しなくなります。
したがって、BWJの銀行口座は何の制約も受けないし、供託すればBWJには何の損害も発生しません。
(BWJは供託するのを怠ったので遅延損害金は発生しています)。
仮差押えのせいでBWJの業務に支障が出たというのは嘘です。
✓みんクレの嘘を正す:8月24日の『暮らし便利帳』みんクレの記事について
ネットと言うものは嘘や真実がごちゃまぜになった混沌とした情報が山の様に散りばめられています。
その中で虚偽の真相を確かめる術はやはり自分自身の知恵や知識なのであり、この場合は法律に長けた人だと思います。
私は法律に全く疎いので、てっきり口座が凍結してしまったので資金が拘束されているので営業ができなくなっている為なのだと思っていました。
この指摘を受けて、もう一度情報を整理し検証し直さなければならないと思い、今一度みんなのクレジット、ブルーウォールジャパンについて記事を書きたいと思います。
法律用語が多くあるため非常にわかりづらい言い方ですので皆混乱してしまう原因にもなっています。
そこでもう一度、仮差押しについて調べな直すと・・・。
相手方Y社が大手取引先Z社から受け取る予定の売掛金を、仮差押えしてしまいます。
売掛金を仮差押えするとどうなるかというと、Z社は、Y社に対して、売掛金を支払うことが禁止されてしまいます。
Z者は、その売掛金を支払わずに手元にお金を残したままにしておくか、法務局に供託するという対応をするしかないのです。
このような、「当面の間、相手に対して売掛金を支払うのを禁止します」という命令を裁判所から出してもらう制度が、仮差押えというものです。
「仮差押えに係る債務の支払いをしてはならない」
裁判所の命令を無視して代金を支払った場合、なんとその支払いは無効と判断されます。つまり、支払ってないことにされてしまうのです
【債権回収】 仮差押え・仮処分 ~緊急に相手の財産を凍結する方法
仮差押えは、あくまでも現時点である預金を押さえるという制度です。
会社は一時的に一切の取引能力を失うわけではありません。
弁護士ドットコム 仮差押で銀行口座を押さえた場合
債務を負っていて払いたくても払えない時に供託所に預けることにより、払ったことにしてもらう制度です。
『供託』 って簡単に言うとどうゆう事ですか?YAHOO知恵袋
たしかに、指摘されている通り、23名が銀行口座を差し押さえた金額は1億2,000万円だけであり、口座は差し押さえた金額以外のお金の出し入れは自由であります。
しかも供託という制度を使うことにより損害遅延金の発生を免れます。
ここで問題なのがブルーウォールジャパンはみんなのクレジットを通して嘘の告知している点が上げられます。
「7月28日の仮差押えによる信用不安が発生し、また、予定されていた資金調達にも乱れが生じており、このため、現状、8月分の元本の弊社への弁済の目途も立っていない状況です。」との記載があります。
口座が凍結されてもいないにも関わらずに資金調達に乱れが生じるのはおかしな話です。
関連グループのお金の流れは滞りなく動いているはずです。
営業収益金は間違いなく入ってきているはずですが、1億2000万円以外の償還金が遅延を起こしてしまっているのはどう見ても不自然であり、明らかに返済を遅らせている可能性が高いです。
みんなのクレジットやブルーウォールジャパンが提訴した23名を訴えることはできない。と小山 数樹さんが指摘されています。
どうやらスラップ提訴というものに抵触するらしく、弱者をも守るためにあるんだとか・・・。
スラップ提訴とは・・・。
公の場で発言したり、訴訟を起こしたり、あるいは政府・自治体の対応を求めて行動を起こした権力を持たない比較弱者に対して、企業や政府など比較優者が恫喝、発言封じ、場合によってはいじめることだけを目的に起こす加罰的あるいは報復的な訴訟
つまり
『公的に声を上げたために民事訴訟を起こされること』
スラップ訴訟情報センター
ブルーウォールジャパンの社長、白石(元みんなのクレジット社長)は数々の企業を創業しています。
家賃が19万~28万もするタワーマンション住まい。趣味がレーシングカート。全日本までいけちゃう腕!、レーシングカート年間費用も馬鹿にできません。相当お金をつぎ込んでいるようです。
経済的余裕で、しかも起業家たる資質(良いか悪いか別にして)決断力、実行力、先見性に長けている彼は間違いなく強者です。
そんな彼がブルーウォールジャパンのお知らせ欄に以下の記事を掲載していました。
㈱みんなのクレジット投資家の皆様へ
2017年08月25日
幣社は、㈱みんなのクレジット(以下、M社と言います)より、H28/5月~H029/3月まで、住宅建築用資金として融資を受けて参りましたが、M社の行政処分により、融資の借換が速やかにいかなくなり、やむを得ず保有不動産の売却、他社からの借換により、M社向けの融資返済を行うことと致しました。
これは、ソーシャルレンディング事業の将来性を信じて投資して頂いた投資家様に裏切る行為があってはいけない、という観点からファンド融資金の返済は速やかに実行していこう、という意志の下、H29/3月以降は返済だけを着実に行って参りました。
しかしながら、H29/7月27日にM社の投資家の一部23名が、M社を飛び越えて幣社に法的手段に出て来られたことから、増資や通常の不動産売買の決済に著しい支障が生じたため、今後M社向け弁済は法的な管理下で行った方が、投資家にとっても、幣社にとっても安定的に弁済が可能である、という判断の下、裁判所を通じた和解を前提に、弁済計画の見直しを協議することと致しました。
これは、きちんと全額弁済が可能である、という前提の下、裁判所の管理下で安定弁済をしていくためのものです。
従いまして、かかる和解手続が完了予定の9月下旬までは、7月分、8月分と金利以外の弁済を一時的に停止致しますが、順調であれば9月分より元本の返済も再開できる予定ですので、ご安心頂きますようお願い申し上げます。
なお、幣社はM社の23名の投資家に対しまして、不当な手続きにより業務を妨害されたことに対して、民事・刑事両面にて徹底的に法的な追及をさせて頂くことをこの場にてお伝えさせて頂きます。
ブルーウォールジャパン
これによると23名の仮差押しした投資家に対して民事・刑事両面にて徹底的に法的な追及をさせて頂くとの強気で攻撃的な内容が記載されています。
そもそもこの23名はみんなのクレジットが不正まがいな事をやらかして投資達をだましてきな事による不安からの行動です。
それがどの面下げて徹底抗戦と強気な発言ができるのでしょうか?
自分がこれまでやってきた行いを自覚していない発言としか言いようがありません。
まさしくスラップ提訴に抵触するので、間違いなく裁判で訴えることができないと思います。
この記載したお知らせは現在記事は削除されています。
スワップ提訴に該当したと弁護士からの圧力があったのでしょうか?
ウェブ魚拓しているので、そのリンク先を掲載しときます。
下記の内容がメールで送られてきました。
○○○○様
平素は「みんなのクレジット」をご愛顧下さり、誠にありがとうございます。
弊社は、弊社融資先(甲0001、0002、0003)における債務不履行(7月償還分)の発生を受け、平成29年8月5日に弊社融資先及び融資にかかる連帯保証人に対し金銭消費貸借契約上の期限の利益喪失事由発生に係る通知を送付するとの法的措置を開始いたし、また、弊社融資先からは、分割返済を軸とした調停の成立を求める旨の調停申立書が、8月24日に裁判所を通じて送付されました。
この調停申立にかかる裁判所による第一回目の調停は同年9月20日に決定いたしました事をお知らせいたします。
ご投資家に皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、よろしくお願いいたします。
************************************************************************
株式会社みんなのクレジット
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-2 スプラインビル8F
電話番号:03-5457-1621 FAX番号:03-5457-1622
・貸金登録番号:東京都知事(1)第31585号
・金融商品取引業第二種:関東財務局長(金商)第2905号
・日本貸金業協会会員:第005927号
************************************************************************
これによるとADR(裁判外紛争解決手続)による1回目の話し合いは9月20日を予定しており、みんなのクレジット側は一括返済、ブルーウォールジャパン側は分割弁済を希望するとのこと。
23名はどのような形で納得するのかもわかりませんし、最悪話し合いが1回目で決着つかなければ、2回、3回と長引くことも予想されます。
かなり混迷を深める格好になりそうですが、なんにしても20日の結果次第で良くも悪くも動きが出てくるのまた、こちらで報告したいと思っています。
情報が少ない中でみんなのクレジット・ブルーウォールジャパン双方開示された内容と巷に流れている噂を統合して検証すると・・・。
みんなのクレジットがポンジ・スキームに該当しそうな内容で行政処分されてしまったことによって、雑誌やネット記事等各方面から危ないという情報が蔓延。
別冊宝島の表紙を飾っている「元全日本プロレスオーナー白石伸生 懲りない詐欺人生」と題したタイトルでみんなのクレジット問題に触れています。
概要を説明したソーシャルレンディング赤裸々日記で取り上げられています。
その中で、刺激的な内容が掲載されています。
現在、金融庁は検察とも連動し、白石氏の家族が経営するファミリー企業を厳重監視しています。
今回ばかりは、代表辞任→破産のお得意コースで逃げ切ることは難しそうでうね。(大手紙記者)
近く、法定で、白石氏の「熱い戦い」を見ることができそうだ
不良業者に行政処分 フィンテック熱に冷や水と題した記事を掲載。
こちらも概要がソーシャルレンディング赤裸々日記で取り上げられています。
以下ネット記事
NHKニュースで報道
日本経済新聞
産経ニュース
ZUU online
東京商工リサーチの記事がヤフーニュースのトップに
マネーポストWEB
各ブロガーの記事・・・。
それにより、倒産するかもしれない不安が生じた為、銀行取引にも影響を及ぼし、貸し渋りによる借り換えができなくなる。
(土地の仕入れ、造成、建築、販売は12ヶ月~15ヶ月かかるが、短期でファンドを組成(1ヶ月~9ヶ月)した為、借換しなければならない経営をしていた)
また、取引先企業にも情報が回っているはずですので、取引停止、資金の引き上げ等、不動産の売買決済(土地の仕入れ、造成、建築、販売)にも支障を生じている。
(誰がこんな危ない会社から土地や家を買ったり、売ったりできるのか?私だったら買いません!)
資金繰りが悪化した為、仕方ないので、保有している不動産の売却益を充て償還金としていた。
そこに23名がADR(裁判外紛争解決手続)に踏み切った為、さらなる信用不安の負のスパイラルに陥っている。
この事から今後の動きが想定できます。
ネガティブ案
すでに資金はなくなりかけているので一括償還できない。分割弁済で対処し、返済する意思を見せ刑事罰を逃れようと画策している。
ポジティブ案
仮差押した金額の中には償還を迎えていない元本も含まれているため、法律に則り、最新の注意を払って法的に解決しようと試みている。
何にしても、ブルーウォールジャパンの財務状況とADRが不明なため、推測の域を出ていませんが、今後のみんなのクレジットとブルーウォールジャパンの動きに注意を払う必要があるのはいうまでもありません。
また、信用不安の解消は償還金を滞りなく支払いを完了し、投資家、取引先企業とも健全性をアピールしなければなりません。