REGZA(レグザ)を使って外付けHDDに録画
トラブルの原因と対策

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特徴

TOSHIBA LED REGZA 42V型 地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョン液晶テレビ 42Z2レグザの特徴として、USB経由の外付けハードディスクを用いた録画環境を構築すると、2番組同時録画を行いながら視聴でき、しかも簡単にハードディスクを増設し容量を増やす事ができる。
他社では内臓ハードディスクやカセット式ハードディスクなどを使っている為、値段は割高。
しかしレグザはパソコン用の外付けハードディスクが使えるので費用はかなり抑えられる。
テレビ大好き人間、テレビっ子ならぜひ導入したいシステムの一つだ。
しかし、この便利なシステムはまだまだ発展途上中と言える代物だ。
使っているうちにブロックノイズや突発的な再生、録画停止、録画リストの消失なんていうトラブルが発症する恐れがある。
もちろん、レグザ推奨のHDDを用いたとしてもこのトラブルがまれに報告されている。
そこで、この症状を緩和、もしくは改善する処置を講じる手順を紹介していこう。

まずはアップデートの確認を・・・

テレビのソフトウェアのバージョンが最新版であるかどうか確認をしよう。
バージョンが古いととトラブルが再発し続けてしまうかもしれません。
もし、最新ではない場合はすぐににアップデートしよう。
自動で更新され勝手にバージョンアップされていますが、節電対策でコンセントを抜いている場合や節電タップを用いてスイッチを切っている場合、自動アップデートされていない場合があるのでむやみやたらに電源を切らないようにしましょう。
自分のテレビがソフトウェアが最新版であるかレグザ公式のソフトウェアダウンロード情報にて詳しく掲載されていますので確信を。

ブロックノイズ対策

外部ノイズの混入

外付けハードディスクから録画した番組を再生していると、ブロックノイズが発生する場合はノイズの混入を疑おう
電化製品(テレビやDVD・ブルーレイレコーダー、換気扇、冷蔵庫、エアコン、暖房機etc.)や電灯を使用しているとどうしても電磁パルスや電磁場といったノイズが発生してしまう。
この不要なノイズのお掛けで外付けHDDに録画した番組ファイルを再生しようとするとブロックノイズが発生してしまう。
発生箇所を防ぐ手立ては見出しにくいが、侵入、混入してしまう箇所を保護する為のシールド対策品を施す方法なら比較的に簡単に設置可能だろう。

USBケーブル

大量の映像、動画の情報の伝達を担わなければいけないUSBケーブルは、高速な通信速度を維持しなければならない。
外部からのノイズや機器やケーブルから放射するノイズでも簡単に影響を受け易く情報の欠落が発生してしまう。
そこでケーブルの長さは極力短くし(1m位が適当だろう)、また、高品質のケーブルであるフェライトコアとノイズクリッピングダイオード付きのUSBケーブルを使った方が良い。

電源ケーブル

テレビやブルーレイレコーダー、DVDレコーダー、PS4やWiiなどのゲーム機器、扇風機やエアコン、パソコン、暖房機などといった電化製品が増えてくると自ずと電源ケーブルの数が増えてきてしまい、それ自体がアンテナの役目を果たしノイズを呼び込んでしまう結果を生んでしまう。
電磁波の強さは距離の二乗に反比例するので、各々の電源線から信号線(外付けハードディスクに繋がっているUSBケーブルやアンテナ線)の距離は10cm以上離し方が懸命だ。
しかしケーブル類の取り回しができにくい環境を持っている人もいるだろう。
その場合、フェライトコアやノイズフィルター付きの電源ケーブルやタップを使う事でノイズを低減することができる。

上記、フィライトコアを装着してもノイズが改善されない場合は下記に挙げるノイズフィルター付きのコンセントを用い、これにタップを繋げるとコンセントからのノイズ侵入を防ぐ事ができる。

アンテナ線

分配器や分波器を使っている場合、アンテナ部品であるがゆえに空いている端子から簡単にノイズ電波(電磁波やパルス)を拾ってきてしまう。
下記の終末端子を付けると外部のノイズの侵入をシャットアウトしてくれる。

コンセントと挿すプラグには向きがある。

電気を取る為のコンセントには向きがあるという事はあまり知られていない。
コンセントを良く見ると片側の穴、スリットが長くなっている方が実はアースになっていたりする。
このアースがノイズを逃がしてやる役目を果たしているのだが、電気工事屋さんが間違ってコンセントを付けてしまっている場合が多々あり、コンセントを見ただけでは一見してわからない場合がある。
手っ取り早く判断するには、コンセントの穴に検電ドライバーを挿し、検電ドライバーに備わっている表示灯のLEDや蛍光管ランプが点灯したらホット側、光っていなければコールド側(アース)という事になる。
挿される側のコンセントが判別できたなら、今度は挿す方のプラグ向きを考慮しなくてはいけない。
ケーブル、又はコードに白い線で印刷されている方をアース側に挿す。白い線がない場合は文字が刻印されている方をアース側に挿す。

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「再生できません」と表示され再生できなくなる。
「検索中にエラーが発生しました」番組リストから番組が全て消えている
接続されているHDDが認識しなくなる
番組リストの番組名がバグり、意味不明な表示名になってしまう
録画中に突然停止してしまう

外付けHDDはテレビのスピーカーの近くに置いてはいけない。

テレビのスピーカーとレグザに繋がった外付けHDDの設置場所も考えなければならない。
スピーカーの内部には磁石が取り付けてある。この磁石にハードディスクを近づけると磁気で記録されている磁性体に悪影響を与える為、中のデータが破損をしてしまう恐れがある。
番組リスト内のデータが破損してしまった場合、検索中にエラーが発生しましたと警告文とともに録画リストから番組が全て消える状態になる事や、「再生できません」と表示され、再生できなくなってしまう。
それを防ぐにはまず、最低でもテレビのスピーカーから磁石の磁力の効果が薄くなる30cm以上離さなければいならない。

トラブル復帰方法

まず、試しに録画して見る事をお勧めする。
番組リストの特定のファイルにバグが記録されてしまっている為、リストを表示する事が出来なくなってしまっている可能性が高い。
そこでリストを再構築する為に数分間番組を録画する。
運がよければ再び番組リストが再表示できるようになる。
上記の手順を踏んでも復旧できなければHDDの論理ドライブにエラーが発生している可能性が高い。
レグザでフォーマットしたHDDはXFSファイルシステムなのでWindowsでは読む事が出来ない。そこでLinux環境を用いなければならないが、一番簡単な方法はLinuxのひとつであるOSであるUbuntuを使用した修復手法がある。
こちらのサイトで詳しい手順が記載されているのでご参考までに・・・。

当管理人に起きたトラブルとその対策方法

当サイトの管理人の私は下記の外付けハードディスクケースを流用し、録画環境を構築しました。
下記の壊れた外付けハードディスを使う事にしました。
アクセスランプがずっと付きっぱなしになり、終いにはガリガリとHDDが異音を放ちながらついには読み込み不能となってしまった物。

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ケースだけ流用するので壊れたハードディスクだけ入れ替えるという作業を行った。
HDDケース分解手順はこちらのサイトで。
入れ替えに使ったハードディスクはこれ↓

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ブロックノイズや録画中に突然停止してしまうトラブルが発生
そういえば、以前パソコンに接続されている外付けハードディスクが壊れた原因を追究していた時、疑いようのない現象を見出し対策を講じた事があることを思い出した。
それはスピーカーの近くに置くな!という事。
スピーカーの内部には磁石が取り付けてある。この磁石にハードディスクを近づけると磁気で記録されている磁性体に悪影響を与えるのだ。
まさに磁石に弱いビデオテープやカセットテープ、フロッピーディスクのようなに非常に脆い存在なのだ。
実際、設置スペースが無くPCスピーカーの真横に2ヶ月間置いておいた外付けHDD新品2台とも故障してしまったという経緯がある。
ネットを使って検索すると、「弱い磁気だったら問題ない」とか謡っているサイトが結構あるが、長時間磁気に晒されていると磁性体に記録されている磁気に何らかの悪影響があるのは確実だと思う。
レグザにおける外付けハードディスク接続、設置方法も同じ事が言え、テレビのスピーカー近辺には絶対置くな!という鉄則の元、スピーカーから30cm以上話した所に移設した所、ブロックノイズと録画中の突然停止の症状は完全に無くなった。
3ヶ月間無事何事も無く稼動していっていたが、ある日突然、見終わった番組を削除した瞬間、検索中にエラーが発生しましたと警告文とともに録画リストから番組が全て消える状態に陥ってしまう不具合が発生。
これらの症状を考えるとコンセントからのノイズ流入の可能性も考えられるので、また、電源周りも見直す事にする。
タコ足配線なっている電源ケーブルを止め、直接コンセントに指す事にし、またケーブルにフェライトコアを巻きノイズ対策を施す事にした。

番組がたまに「再生できません」と表示され再生できなくなる。

録画リストから番組を選択すると、プレビュー画面が表示されず再生されませんと表示されてしまう。
この事から考えると、外付けHDD内に静電気の混入が考えられる。
アース線を接続し、外部に静電気を逃してやる必用がある。
HDD内に静電気が滞留していると読み込み書き込み時に支障がでやすくなり、不良セクタの増大や番組リストのエラーやバグの増大を引き起こしてしまうので、ケースにアース線を接続しHDDに溜まった静電気を逃がすよう試みた。
対策後、ブロックノイズはほぼ無くなりました。

それから2ヶ月あまり経過しましたが、時間帯によってブロックノイズが出る事が判明
どうやら朝方(午前中)に出やすい事が判明
テレビや外付けHDDが置いてある位置は道路に面した窓際にあるので、どうやら朝の通勤時間帯から来るノイズを拾っているものと推測できそうなのだ。
これは最後の手段と考え、アルミ箔でケースを包み、HDD自体をシールドしてやる方法を取ってみたら今までの症状がウソのように快適に動作しだした。

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