近況報告


「経過及び現況報告」

2年前に、このホームページを作った時は、 花粉症が治ったことが嬉しくて、一人でも多くの人に知ってもらいたいという一心で、一生懸命に作りましたが、 その後は、更新もせずに、ずっと放ってきました。

でも、一人でも多くの人に読んでもらい、一人でも多くの人に楽になって欲しかったので、ヤフーや2ちゃんねるに 書き込んで、皆さんの目にとまる努力だけはしてきました。途中から収集するものの中にお茶の葉も入ったことから、 2ちゃんねるの抹茶や粉茶の所では、農薬に関することや、自生の茶の木の存在を巡り、大変なバトルを繰り 広げたりしました。

つい最近、2ちゃんねるのお茶や珈琲の所に「自分で作ろう健康茶」というスレッドを立てて、 集めている色々な草の紹介をしていこうとしましたら、ある方からメールを頂きまして、ホームページの方に 書いてほしいと言われました。理由は、2ちゃんねるは1000件を越すと倉庫に入れられてしまい、 抹茶の時の貴重なやりとりも読めなくなってしまったからだと言われます。なるほどと思いましたので、 こちらの空き部屋を利用して書くことにしました。

このホームページは2年前に作ったまま、ほとんど更新してきませんでしたので、 どういう書き方をすればいいのか迷いましたが、薬草の部屋と短歌の部屋は、とりあえず書いた当時の感覚を残したままに しておきまして、その後の吾が家の状態や、集めている草について、随時、この部屋に書いて更新していきたいと 思います。
                (この部屋の作成初日、平成20年12月14日)





平成23年12月11日 晴
先日、例年より少し遅れてフユイチゴを取りに行きましたが、河川敷きは豪雨の爪あとが残っていて、あちこちひどい状態になって いました。フユイチゴの実も、実だけはきれいですが、葉や茎には泥が乾燥してこびりついていて、とても気持ちの悪いものでした。

今年は桑の実のジャムが沢山できて、冷凍庫に一杯入っているし、やめようかなと思いつつ、昨日散歩に出たついでに他の場所を覗いてみたら そこのものはどれもきれいで真っ青な葉に真っ赤な実が光り輝いていました。

これを見てしまうと、強欲婆は勿体なくて、やはり、取りに行きたくなってしまいます。放っておいたら腐ってしまうだけですもんね。幸い この寒い時期ですから、こんなきれいな状態のまま1週間や10日はいてくれますから、明日か明後日取りに出かけましょう。

平成23年12月1日曇
今年はなぜか自然界のキノコの出が悪いです。これまでは、行けば必ず数種類のキノコが出ていた近所の公園も、何もない日々が何回も 続きました。自然界だけではありません。庭のシイタケの原木も去年までのものからは全然出てきません。

なぜか、一年前に菌を打ったホダギからだけは、次々と出てくれるので、なんとかなっていますが、これまで発生していたホダギは 無反応のままです。私の家の管理が悪くて菌が死んでしまったのなら仕方ないですが、はるか離れた東京の知人宅も、2ちゃんねるの 人達も同じように「出てこない。」と言ってみえます。

ネットで検索を入れてみても、プロの人達のぼやきは聞こえてきませんから、もしかしたら、ハウスなどで管理してみえる所は関係なく 出ているということかも知れません。自然の中に放っている私のような素人のホダギが駄目かも知れないですね。それにしても 何が気にいらなかったのでしょうね??

平成23年9月5日 雨
わ〜〜、気づいたら8月は一度も書かずに終わってしまいました。特に何かがあったという訳でもないのですが、特に何も変わった ことがないから、書いていなかったのかも知れません。(何言ってんでしょう。分かったような分からないような。)

そう言えば、この夏は日々飲んでいる自称「身に良い茶」を飲む回数が少し減って、その代わり、梅ジュースと抹茶を冷たくしたものを 毎日飲むように加えております。なにしろ梅が沢山取れて、梅ジュースも一杯作りましたので、飲まねばならないのです。

キノコについては、本当にめずらしい夏になっています。ついにアカヤマドリタケを一度も取ることなく夏が終わってしまいました。 雨が降ったりすると期待して公園をのぞきに行きましたが、何時行ってもほとんど何もない状態でした。こんなことは初めてでした。

ネットで見ると、キノコを長年やってみえる方でも「一体何が原因なのか全然分からない。」と書いてみえましたが、まか不思議な 生物です。そこが又神秘的でもあって面白いと言えば面白いのですが。

平成23年7月22日曇
6月に高温の記録を作ったり、7月というのに台風が来たり、セミが鳴かないと言われたり、なんか変な夏ですが、近くの公園でも キノコが全然出ないという珍事も起きてます。この時期だとアカヤマドリタケなどイグチ系が沢山取れる公園なのに、今日行ってみても一つもありませんでした。

キノコは本当に不思議な生き物です。長年キノコを追っかけてみえる方が、「台風の雨のお陰で出る筈だ。」と言ってみえるにも拘わらず、 これですものね。

自然のものは、別に人間さまに食べてもらう為や、人間さまを喜ばせる為に、生きている訳ではありませんから、ある年にこうだったから、 翌年もそうだ、なんてことはまずありません。人間の観察や経験などは、常に裏切られます。

「それで良いのだ!!」なんでしょうが、勝手に期待している人間はいつも裏切られて、ガッカリすることが多いですね。

平成23年7月15日 晴
今年は例年より早く、一週間ほど前に梅雨明けをして、その後は真っ青な空が続いています。暑さの苦手な私にも、ここまで 来れば、いっそ、小気味が良いなと思うほどに、連日早朝から晴れ上がっています。

ドクダミの取り頃の花の季節には、雨ばかりでなんともなりませんでしたが、梅雨明けを待って干したものがカラカラに 乾燥してきました。よく乾くと本当にカラカラと、こちらも小気味の良い音を立てます。ビワの種も近所の公園に落ちているものを 頂いてきて、干して粉末にしました。

ここ数年沢山取れているマンネンタケも、今年もまだまだ出てくれていて、もう2回取ってきて、こちらも乾燥させています。そして去年、 近くの自然公園のクヌギの切り株林に、マンネンタケを撒いておいた所を見に行ったら、ここにも少しですが出ていましたので、 今年は胞子をこするように塗ってきてみました。沢山の切り株がありますので、ここで増殖すると嬉しいのですが〜〜〜〜。

平成23年6月21日 曇
今年は早くに梅雨入りして以来、みごとなほどに梅雨空が続いていますから、例年なら今頃干して乾かす庭のドクダミがいまだに 取れずにいます。花の時期に取るのが一番良いのですが、この分ではそれは無理なようで、しばらく様子見です。

2年ほど前から、卓球を始めたのですが、ちょっと横動きが激しくなってふんばったりすると、膝痛が出てきます。若い頃ソフトボールを やっていた時からの持病ですが、歩くには支障はないのに、動きが少しきつくなると痛みが出ます。

薬草に興味を持っている者としては、こういう痛みに対しても、薬草で治すことをしてみなければと、「薬草コム」を見ていましたら、 ここでもビワの葉が効果がありそうに書かれています。煎じた物を塗布するとか、葉をあぶって貼るとかなどが載っています。

2年ほど前に庭に種を撒いたビワが、大きくなってきて実は無理ですが、葉なら十分に使えそうになっていますので、色々試してみようと 思います。それにしても、ビワの効能はネットに一杯ひっかっかってきますね。以前もそう思って種を撒いたのですが、改めて又、 ビワを見直しています。

平成23年6月12日 曇
桑の実、ハチクや真竹のタケノコに続いて、アマチャヅルが取れる時期になり、この所忙しい日々です。タケノコ好きの知人が増えた ので、今年は4月の孟宗竹、5月のハチク、6月の真竹とそれぞれ3回ずつ配って廻りました。「柔らかくて美味しいね。」と言って もらえると嬉しいものです。

3年間探し回っても見つからず、絶滅したかと心配したアマチャヅルもあちこちにあることは分かりましたが、どこも群生するほどではないので 結局、去年の場所が一番多いかとそこへ取りに行っています。

じめじめした暗い場所に生えている上に、近くに養鶏所があるからか、蚊がわんさかと寄ってきてまいってしまいますが、加えて、何とやらと 言う草の実が、こんな時期なのにびっしりとズボンに貼り付いて、もう最悪の状態でした。

でも、「薬草コム」によると、朝鮮人参に似た成分を含んでいるとか、呼吸器系に良いと書かれていますので、なんとしても夫に飲ませたくて、 頑張って取ってきました。これを抹茶を作る要領で粉末状態にして、全部飲む方法にしています。

昔、アマチャヅルブームが起きた時は、干して煎じてアマチャヅル茶として飲んだようですが、煎じて飲むよりは丸々全部飲んだ方が 成分を多く取り込める筈だと、私は思うのですが・・・。

平成23年6月1日 曇雨
雨が上がるのを待って、一昨日、桑の実の河川敷きへいそいそと出かけてみたのですが、なんと、大雨の後で水かさが増えていて、とても 木のそばに寄りつけないのです。さらに、台風並みの強風が吹いたせいで、黒く熟した実はすべてふり落とされてしまっています。

仕方なく、一段高い所に生えている木から落ちた実を拾ってくるだけでした。今年はあんなにも沢山の実がついているというのに、こんなことに なるのですから、自然界のものを集めるのは、本当に難しいことです。

昨日は用事があって行けませんでしたので、今日又行くことにたのですが、「曇り」という天気予報がはずれて、朝から又「雨」です。 それでも、時期をのがすと全部無くなってしまいますので、カッパを来て雨の中出かけてみました。水かさは減っていて、なんとか木にたどりつけて 取ることが出来ましたが、明日は又雨だそうで、水かさはどうなることでしょうか。

なんと言っても河川敷きの中ですから、雨が降れば当然ながら水量が増えて入っていけなくなります。神様〜〜、良いお天気にして下さいませ!!! と、又々神頼みの日々です。

平成23年5月29日 雨
思い起こせば、4年前になるのですね。自称「身に良い茶」に入れて使う為に、アザミやアカザを探している時、実家への途中にある河川敷き が気にかかり、初めてそこへ寄ってみたことがあります。河川敷きとは言え、大きな川の中は山かと思うほどの木が一杯生えております。

そこへどんどん入り込んで行ってみて、「あれっ?これは何の実?」と思った次の瞬間「桑の実だ!!」とすぐに分かりました。それまで 山に行くたびに、桑の木はないか、桑の木はないか、とキョロキョロと探し回ってきたのですから。

私は「宝の山見っけ!!」と大喜びしたものです。所が翌年、ルンルン気分で出かけてみたら、なんとなんと変な病気が発生したようで、ほぼ全滅。 翌年も翌々年もほんの少し取れただけでしたので、今年はどんなだろうとドキドキして一昨日出かけてみました。

なんと、なんと、4年ぶりの大豊作のようです。病気のものはほとんどなく、これまで取りにくかった所の草は刈られて短くて取りやすいし、 超〜〜〜良い状態ではあ〜〜〜りませんか。嬉しい〜〜〜。

毎日取り出かけたらどんなに取れるかと思うのに、昨日も今日も大雨です。ああ、神様お願いです。良いお天気にして下さい!!!

平成23年5月7日 曇
去年の日記に「4月29日に様子を見に行ってみたら、お茶摘みが出来ました。」と書いてありましたので、29日に行ってみましたが、今年は 全然駄目でした。数日おいて5月2日に行ってもまだまだで、ほんの少しだけ摘んで帰りました。

5日には場所を変えて見に行っても、なんかいつもと違ってこぶりな葉です。そして、昨日また場所を変えて行った所で、やっと まーまーの葉に出会えて、ようやく茶摘みらしい茶摘みが出来ました。テレビなどでも特に何も言っていませんから、多分栽培品は 何も変わったことはないのでしょうが、自然のものは今年はなんか変です。

抹茶も普通のお茶も、去年のものがまだ結構残っていますので、今年は沢山とれなくても良しとしますが、毎年知人に差し上げている 分だけは作りたいので、葉が小さくてもしばらくの間は頑張って茶摘みに出かけてみます。

話は変わりますが、アマチャヅルについて分かったことがありますので、ついでに書いておきます。
この一週間位の間にあちこちの竹薮でアマチャヅルを見つけました。簡単に見分けることが出来るようになったからだとばかり思いましたが よくよく見れば違うのです。アマチャヅルの方はすでに葉をのばして青々としているのに、良く似ていて間違いやすかったヤブガラシの方は、 今日くらいにやっと芽が伸びてきたばかりで、葉はまだ全然出ていないことが分かったのです。

つまり、この時期に生えている場所を見つけておけば良いことが分かりました。やった〜〜〜〜!!!あんなに苦労して探し廻っていた 3年間が嘘のような大発見でした。

平成23年4月28日 晴
数年前から家の立替をすべきか、修繕すべきか悩んでいたのですが、、たまたま某ハウスメーカーのキャンペーンに当選すると いう偶然や大震災が起こったりして、この所家のことばかりを考え続けていまして、ここに書くこともできずにいました。

今も結論は出ていなくて悩んでいますが、季節は関係なく進んで、気づけば八十八夜が目の前に来ています。去年は4月29日に お茶摘みをしたと書いてありますから、そろそろ見にいかなくてはいけません。

そして、去年見つけて庭に挿し穂しておいたアマチャヅルも、いつの間にか青々とした葉を元気に伸ばしています。暮れにフユイチゴを取りに 行った場所にもアマチャヅルがあることが分かりましたので、今年は、アマチャヅルの粉末も沢山作ろうと思っているので、 考えてばかりいないで、動かねばならないのですが・・・。

平成23年3月29日 晴
大震災以来、あまりの惨状にここを開くこともなく暮らしていましたが、今、久しぶりに見てビックリしています。前回は大震災の その日に書いたのですね。午前中に書いたので、その後であの怖ろしい地震が起きたのです。

地震そのものも、津波も、原発も、どれもが想定外の出来事で、見ているだけの私達も、本当に気が滅入ります。人生というのは 厳しいですね。それぞれの人がそれなりの設計図を描いて生きてきたのに、突然ズタズタにされてしまう訳ですから。

ここに私が書いている自称「身に良い茶」を作って飲むなどというのは、平穏で平和な日常がある上での話であって、こんな災害が あったら、もうどんなものであろうと食べて飲んで、とにかく生きるしかないです。本当に心が痛みます。

平成23年3月11日 晴
この所の天気予報を見ながら良い日を選んで、胃腸系に良さそうなヤマイモを干して粉末にしたり、庭のハコベを取って 干したりしました。

一緒に住んでいない息子の為に、胃腸系に良いものを飴にしてなめさせる何か良い方法はないかと、ネットを検索していましたら、 飴を作る時に使用する水飴は、自宅でも出来ると載っていましたので数日前に挑戦してみましたが、どうやら失敗作に終わったようです。

当たり前と言えば当たり前で、実験をしてみえた方の失敗作を真似ていたのですから大笑いです。途中まで読んで作り出してしまい、 後から見たら、それは途中の失敗作で最後の最後に成功例が載っていたのです。ガ〜〜ン!!

胃腸系に良い飴を作る以前に、水飴の作り方に四苦八苦しそうですが、それにしても、水飴のあの甘さを大根が作り出すという、思いも しなかった方法には、はまりそうです。これはおもしろそう〜〜〜!!!

平成23年2月18日 晴
夫が呼吸器系が弱いことは、ここでも再三取り上げておりますが、その夫にとても良い漬物を最近見つけました。最近よく戴く漬物 ですし、料理の番組などでも取り上げているので、作ってみえる方は多いかと思いますが、いわゆるカブの千枚漬けのような味の大根の 漬物です。

酢と塩と砂糖とユズの皮を使い、その中に大根を放り込んでおくだけで数日で食べられるという、誠に簡単なものですが、 パリパリと食感がよくて、品がよくて、誠に美味しいのです。でも、それだけの理由なら特にここに書く必要はないのです。実はその時に 漬け汁が出るのですが、それが夫に良いのではないか?とふと気づいたのです。

と言いますのは、呼吸器系の弱い夫の為にはこれまでもキンカンの蜂蜜漬け、大根の蜂蜜漬け、黒豆の煮汁、ビワの種の粉、アマチャヅル の粉末、クレソンの粉末などなど、色々やりましたが、その中の大根の蜂蜜漬けはいわば、大根から出た汁を飲む訳で、この漬物の汁にも 同じような効果があると思えるのです。

この漬け汁を何かに吸わせて食べれば良いのでは?と考えた時浮かんできたのが切干大根です。早速買ってきて試してみたら、見事に漬物が又 出来たのです。これを食べれば漬け汁を捨てずにすむし、呼吸器系にも良い筈です。

やったー、私って天才!?と思ったのですが、ネットで見たらすでにやっている人がみえましたね。でもでも、その方達は単に勿体無いと いう理由でしょうが、私の場合は呼吸器系にも良いと思いまして紹介してみました。

平成23年2月12日 晴
考えてみると、これまではこの季節になると取りに行っていたものを、今年はほとんど取りに行ってませんね。キノコにうつつを抜かしていることも ありますが、取り溜めてきたものが結構残ってきていますので、このままでも後一年分位はもちそうなのです。

例えば、チガヤなどは、毎年今頃寒い中をせっせと堀りに出かけては、夜なべ仕事で夫とキュッキュッと磨いてきれいにしては乾燥 させるのが大変な作業でしたが、今年はやっていませんね。物置を見ると、まだ網袋に入れたものがいくつもにぶら下がっているからです。

ここ数年、鬼のようになって集めてきましたので、しばらくは大丈夫なことと、必要以上に集めてもカビたりするとつまらないという ことも分かったのです。

という訳で、この冬は「身に良い茶」の材料集めの話が書けていませんが、かわりにキノコの話でお許し下さい。先日来何度も何度も 取りに行っているヒラタケの城を今日も見に行きましたが、数日前に雪が降ったこともありまして、今回も結構取れました。

平成23年1月31日 曇
又々キノコの話ですが、この寒い中でも出るキノコがありまして、それがエノキタケです。庭のムクゲの木が大きくなりすぎたので、 数年前に一部を切ったのですが、その枯れ枝状態になった所からキノコが出てきました。

名前を調べるのに、ネットで四苦八苦したのですが、なんと、意外や意外、これがエノキタケだったのです。エノキタケというのは、 売られているものは誰でも知っていると思いますが、白くて細くてしゃきしゃきしたキノコですよね。

所が自然のものは、普通のキノコの形をしていて、足が黒いのです。とても同じキノコとは思えませんが、売られているものは、「エノキタケの もやし」だと書かれていて納得しました。モヤシだと言われれば、あれはいかにもモヤシです。

そのエノキタケが、2ヶ月位前から顔を出していましたが、水分不足なのか出てきてもあまり育たず干からびていたのですが、最近急に 成長してきました。特に根元のものは水分があるからか、ぷくぷくと束になって大きくなりましたので、昨日はそれを取って、同じように 冬でも元気に成長しているヒラタケと、ホダギのシイタケと、冷凍保存のチチアワタケ、アイタケなどを入れて、キノコ汁にして食べました。

キノコの効能がどの程度のものか、本当の所は分かりませんが、なんとなく体に良さそうには思えますし、自然のものを食べるのは 、豊かな気持ちになれるから不思議です。

平成23年1月24日 晴
私が小学生だった頃、姉の嫁ぎ先が農業の副業としてシイタケの栽培を始めまして、そのホダギ作りを手伝いに行ったことがあるのですが、 クヌギの木などを1メートル位の長さに切ったものに、ドリルで穴を開けて、そこにシイタケ菌を入れて蓋をするものでした。

3年前にキノコに興味を持ち始めた時、昔のことを思い出しました。たまたま少しだけ持っている雑木林にクヌギの木があることから、 「そうだ、シイタケなら、家で出せる。」と、木を切りに行き、シイタケ菌を打ち込みました。

そして、2年前も1年前も毎年ホダギを作ってきましたので、今では70本位のホダギがあるのですが、シイタケ菌にも色々な種類が あったようで、この寒い時期でも顔を出すものがあるのです。でも、あまりの寒さで成長が止ってしまうものもあり、ビニールで覆ったり、家の 中に入れたりしてやっている訳です。

家の中のものは、さすがに成長が早くて、見る見る育っていきます。居間のコタツに入りながら、日々それを眺めるのはとても楽しいことです。

人でも、ものでも、なんでもそうですが、ぐんぐん成長していく姿を眺めるのは、気持ちの良いものですね。

平成23年1月17日 曇
最近、ここは薬草というよりもキノコが主のようになってきてしまいましたが、自称「身に良い茶」はずっと煎じて飲んでおりますし、 アマチャヅル、スギナ、クレソン、松葉、レンコン、マンネンタケ、ハコベ、茶葉などの微粉末もずっと飲み続けております。

「身に良い茶」の材料を捜しに行くと、同じように体に良いと言われるキノコを見つけるようになりましたが、そのキノコは摩訶不思議な もので、誠に変化にとんで神秘的で、かつ奥が深いので、ついついそちらにはまりこんでいるという訳です。

キノコは秋のものと思い込んでみえる方は多いと思うのですが、こんな冬にも出るものがあるのです。それが今ウサギと競争している ヒラタケですが、他にも庭の枯木にはエノキタケも出ています。天然のエノキタケは売られているものとは全然違うものです。

庭のシイタケのホダギからも、この寒いのに次々と顔を出すものがあります。でも、あまりにも寒いからか、なかなか成長できないのです。 やむをえず、家の中に入れてやったら、一本のホダギから30個のシイタケが出ていたのが、今日全部一斉に収穫できました。

他のホダギも順番に家の中に入れてやろうと思いますが、それにしても、何故、こんな寒い時に成長出来ないことは分かっているでしょうに、 顔を出してくるのか、まったくキノコは不思議な生き物で、本当に面白いです。

平成23年1月11日 晴
先回ここに書いた1月1日にヒラタケを見に行きましたら、ついにウサギだけでなく人にも見つけられてしまったようで、前回残して 来た目の高さのものがなくなっていたり、下の方のものも鋭利な刃物で切られた形跡がありました。

ついに人に見つけられてしまったら、これまでのようには取れませんので、この次取ったら、あちこちの公園にばら撒いて、出る場所を もっともっと増やしてやろうと考え、9日に見に行きましたら、どうやらそれ以後は人はみえた気配はなく、ウサギだけのようでした。

沢山取れたので、帰りに近くの公園に寄って撒いてきましたが、条件の良さそうな所に倒れている木は、常緑樹が多く、これではヒラタケは 出ないかも知れません。とりあえず、少々乾燥気味で条件的には?な所でしたが、クヌギの切り株と枯木の周りに撒いてきました。

あまり人の入らない公園に菌をまいて、こっそりと出てくれたら楽しいなと、近所の他の公園への菌撒きも考えているのですが、さてさて、 成功するでしょうか。

平成23年1月1日 晴
明けましておめでとうございます。

今年はウサギ年ですが、私は暮れからウサギとヒラタケの取り合い合戦をしております。最初にヒラタケを見つけた時、誰かが掻き取った ようになっていましたので、人かと思ったのですが、よくよく見ると膝から下の辺りだけが取られているのです。

出ている木は立ち枯木でして、木の上の方まであちこちに点々と出ているのに、根元の部分だけが掻きむしられているのです。そのことから判断すると ウサギだろうと思うのです。以前ここで野ウサギにあったことがありますしね。

でも、取られていたのは最初だけで、その後何回も行っても大丈夫だったのですが、年末に行った時は枯木で囲いをしていたにもかかわらず (って、枯枝を立てかけているだけでしたから)相当食べられてしまっていました。うー、悔しい。

そんな訳で、ウサギ年初日の今日も、ウサギに負けないようにこまめに見に行こうかなと考えたりしております。