平成21年7月分

ジャスミン



平成21年7月30日 雨 曇
いつまでも梅雨があけず、お日さまがでないので、集めたいものを取りにもいけない日々です。私自身は暑いのは苦手ですので、 涼しい夏は有難いことですが、夏の草が干せないから、集めることもできないのは困ることですね。

仕方なく、キノコでもないかと見にいきましたら、先日、アカヤマドリタケが取れた公園で、アンズタケというものを見つけました。 最初は派手派手しい黄色で、とても食べられるとは思わず、触ってみただけで帰ってきたのですが、家に帰ってネットで見たら、どうも、 アンズタケというものに似ていたのです。

今朝、早起きして取りに行き、あちこちのネットの写真と見比べてみたのですが、間違いないですね。
自分で見つけたキノコが食べられると分ると、凄く嬉しいものです。まさに、ささやかな贅沢をあじわえます。ウフフ・・・

平成21年7月27日 雨
「身に良い茶」とはまったく関係ない話ですが、数日前からクマゼミが強烈に鳴き始めました。朝早くから隣の家の桜の木で大合唱するので 目が覚めるのですが、途中でふと気づくと、クマゼミの声はなくなっていて、アブラゼミばかりが鳴いています。

昨日も一昨日もそうでしたから、不思議に思って今朝ネットで見てみたら、なんと、午前中しか鳴かないと書いてあるではありませんか。 雨だとか曇っている日には午後も鳴く場合があるというのです。

「へ〜〜。」それは又どういうことなのでしょうかね。不思議なことですね。と言うか、生まれてから63年間、そんなことに気づかずに 生きてきたことも又、不思議なのですが〜〜〜。

平成21年7月22日 曇
kさんへ
藤瘤の写真を貼り付けてみます。
木のガンのようなものですね。毒を持って毒を制するごとく、木のガンを持って、人のガンを制するという訳でしょうか。

藤瘤

ついでに、先日取れたマンネンタケも載せてみますね。
同じザルの上で写してみました。光沢の写りがイマイチで、残念ですが。
マンネンタケ

平成21年7月19日 曇
近所に、数年前に切られたクヌギの切り株が数本あるのですが、草や低木に覆われていて入り込めません。所が先日、道端だけは草刈を して下さったので、多少様子が変わりました。それでも簡単にはのぞくことも出来ず、どうしようかなと迷っておりました。

今朝は5時半に家を出たのですが、日曜日でもあるからか、人にほとんど出会いませんでしたので、前後を見て、誰も来ないことを確認して 思い切って、よじのぼって(かなりの段差があるのです。)みました。

何かキノコのようなものが見えましたので、思い切り体を押し上げて腕を伸ばして掴まえたら、少し軟らかい感じで、これはマンネンタケだと 必死で引っ張るのですが、強烈なツルをかんでいて、中々取れません。やっとの思いで取るまでに数分だと思いましたが、すごく長くかかった ように感じて、道路に下りると思わず周りをキョロキョロと見回してしまいました。よかった、誰にも見られずにすんだー。

「何やってるんですか?」と言われたら、答えようがないですからね。
これまで取ったこともないほど、立派な姿で、とても大きくて、思わずばんざ〜い。ヤッチー。
姉ちゃん、医者の治療と併用でも多分大丈夫だと思うから、飲んでみませんか〜。

平成21年7月15日 晴
集めた草は、乾燥させて物置に吊るしているのですが、梅雨の季節はどうしても湿気を含んでしまい、横着して下に置いたりしたものには カビがはえてしまいますから、晴れ間を見て虫干しをしなくてはいけません。

関東地方は梅雨が明けたと言っていますが、この地方はまだ駄目で明日は又お天気が悪くなりそうに言っていますから、今日はその虫干しを しました。割合にさらさらして風もありましたので、いい具合に乾燥できたようです。

でも、きちんと吊るさずに新聞紙にはさんだままになっていたトクサにはすっかりカビがついていましたので捨てました。お馬鹿ですね。 トクサは水分を含むものではないので、つい油断して忘れていましたね。新聞紙そのものが水分を含むから、どんなにカリカリにしたものでも、 新聞紙にはさんでおいては駄目だということでした。さっさと吊るさないと駄目です。反省。

平成21年7月12日 晴
最近毎朝歩いていますが、昨日と今日は長いこと行っていなかった西方面に行ってビックリでした。昔、カワセミを追いかけていた頃は よく行った池ですが、すっかり様相をかえて、きれいに歩道が作られていました。私にとって嬉しいのは、周りの林がほぼそのままになっていたことです。

残念ながらそこには、特に取れるものはありませんでしたが、自然の公園ですから期待出来ます。そこからさらに歩いて少し離れた公園に 行きましたら、なんとなんと、人や自転車がしょっちゅう通っている道の切り株に、マンネンタケが出ているではありませんか。

こちらは、先日一度行きましたが反対側の林の中を見て歩いて、まさか人の通る道にあるとは思いもしませんでしたね。誰もこんなキノコに 興味がないようで、ラッキーでしたね。遠くの山の中のものの方が、人に取られてしまって、こんな所のものが残っているとは、有難うございました。

平成21年7月8日 曇り 雨
マンネンタケを探して歩いていたら、この所の雨のせいか、あちこちにキノコが出ています。キノコの名前にも興味があるので、 一応調べてみるのですが、これがなかなか難しいです。先日は木の掲示板がありましたので、キノコの掲示板はないかと探してみました。

それも見つからないので、困った時の2ちゃんねるで、2ちゃんねるのキノコ欄に書いて尋ねてみましたら、ここはさすがに物知りさんが多いです。 人の脳のようなグロテスクなキノコは、アカヤマドリタケ、すごくきれいな黄色のキノコは、ベニヒダタケ、うす緑のキノコはアイタケで どれも一応食べられるものだと判明しました。最も形の悪いアカヤマドリタケだけに挑戦してみましたが、大丈夫、生きていますね。

これで、ヒラタケ、ハタケシメジ、ムラサキシメジに続いて、自分で同定出来て、食べられるものが4種類になりました。「なんで、 キノコなんかをあえて食べるかね。」と息子に言われますが、自分で見つけたものが食べられると知ることの喜びは、分からないようですね。

平成21年7月4日 晴
今朝も6時からマンネンタケの観察と一部のものの採取に歩き回っていましたが、林の中を歩いている時、小さな真っ赤な実を見つけ ました。こんな時期にこれまで出合ったことのない実の形なので、なんだろうと思って、一枝持ち帰りました。

雨が降った後で、キノコも結構出ていましたので、キノコの形も頭に入れて帰り、赤い実と両方の検索をネットで始めました。所が、 赤い実で調べても、全然ひっかりません。キノコも頭に入れてきたつもりでも、これだと決められず、1日中、う〜〜ん。う〜〜ん。

いい加減嫌になってきた時に、「このきなんのき掲示板」という所に出会いましたので、写真を添付して尋ねてみましたら、わずか 30分後には、返事を書いて頂けて、ビックリでした。なんという有難い掲示板でしょうか。そして、「ウスノキ」という名前で 実は食べられることが分かりました。

赤い丸い実は、人の心を暖かくするから大好き、と思っている私ですから、この木も庭に植えようかなと、取ってきた枝を挿し木して みました。楽しみが増えそうです。