平成21年9月分




平成21年9月28日 曇
去年、やっとギンナンの実を見つけたのですが、ついに一つも拾えず終わってしまい、今年こそはと思っていましたら、先日、少しだけ 拾えました。というか、落ちているものはほとんど拾われてしまっていましたので、木切れをぶつけて落として拾うことが出来ました。

という訳で、庭には、マテバシイ、クルミ、ギンナンと、今年は木の実に恵まれております。クルミとギンナンの数はしれておりますが、 マテバシイはとんでもない量が拾えましたので、今、利用法をネットで調べまくっております。

クッキー、茶巾しぼり、羊羹などを作ったら、まあまあ評判は良いですし、ネットで見ると豆腐も出来そうですし、さらに、虫がつきぬくい ようですので、、沢山物置に保存しようと今も拾いに行きましたら、公園で遊んでいた2才の坊やが一生懸命にお手伝いをしてくれました。

若いお母さんにも食べられるんですよと教えてあげましたが、若いうちは、そんなものを食べる気にはならないでしょうかね。

平成21年9月22日 晴
「セキ、タン」に効くものの中にクルミがあるので、山へ行く度にずっと探していたのですが、なかなか出会えず、どんな山奥に生えて いるんだろうと思っていましたら、一昨年の夏、思いがけない川辺にあるのを見つけて、「こんな所に?」と、大変驚きました。

「ヤッター」と思って、実が色づく頃を待って出かけたら、あれだけあった実が全部なくなっていました。そして、去年の秋、「今年こそは」と 出かけたのですが、やはり、先客に見事に取られてしまっていました。

そして今日のことです。その川の少し上流へオオマツヨイグサの根を取りに出かけたら、オオマツヨイグサは刈られて根も腐っていたので、 ガックリしながら周りを歩いていましたら、なんと、そこに大きな木が2本生えていたのです。

とても大きな木なのに、川の中に生えていて入っていけず、沢山は取れませんでしたが、生まれて初めてクルミの実を取りました。 超〜〜嬉しかったです。なんとか、あの実を取る方法を考えねば〜〜〜!!

平成21年9月18日 曇
近くの公園に、大量のどんぐりが落ちて、管理している老人会の人達が掃除に大変だという話を聞きまして、「えーっ、 あの木は常緑樹なのに、どんぐりがなるの?」と驚いて、ネットで調べましたら、マテバシイという木だと分ったのは去年のことでした。

食べられると書いてありましたので、早速拾って煎ってみましたら、甘さこそ少ないものの、栗に似た食感があって中々良いのです。 でも、気づいたのが遅くて、ほとんど落ちてしまった後でしたので、「来年こそは」と、ひそかに期待してきました。

所が昨日、もう夫が拾ってきてくれたのです。早いですね。木の実は10月と思い込んでいましたが、すでに結構落ちていると言います。 早速拾いに出かけて、洗って煎って、ドングリパウダーを作りました。これを冷凍保存しておいて、クッキーや煎餅にします。

ネットで見つけた面白いものに、生の実と水をどろどろにしたものを、水を替えては沈殿させると、澱粉が沈んで、クズ粉のような ものが出来るというのです。これにも挑戦してみようと思います。

平成21年9月14日 晴
風が吹くとカサカサと笹の葉のすりあう音がします。昨日、クマザサの葉を沢山取ってきて、洗って干しているのです。 クマザサも一時ブームになったことがあるような記憶がありますが、「薬草コム」を読みますと、どんな笹でも同じ薬効があると 書かれていますね。

普通は標高の高い所に生えるもので入手が難しいのでしょうが、園芸用に使われている所が多いからか、幸い私は身近で手に入れる所を 見つけましたので、クマザサを使っております。

「便秘」などに良いとされていますので、吾が家では私用に必要なものとして、なくなりそうになると刈り取ってきます。庭にも 少し植えてみましたので、そのうちに庭のものも使えるようになるかも知れません。

平成21年9月11日 曇
草ではありませんが、一緒に煎じているものに、カワラタケやコフキサルノコシカケやマンネンタケがあるのですが、取れそうで 意外に取れないのがコフキサルノコシカケです。

桜の木などに発生して、桜の木を駄目にするというので、小さいうちに切り取られてしまい、桜に出るものはあまり期待できません。 これまでは、クヌギの切り株に出たものが6−7個取れたくらいです。

先日、公園で一つ見つけましたので、昨日、朝4時半に起きて取りに行きました。「なんで、そんな時間?」と言われそうですが、 人に「何をしてるんですか?」と聞かれるのが嫌なのです。

取ってきてから裏を見て驚いたのですが、これまでのものは、全部裏側は白っぽい(黄色っぽいとも言える)のに、茶色なのです。 「茶色の粉を吹いても、胞子を飛ばす部分には色がつかず白い。」と、ついこの間読んだばかりなのに、これは一体どういうことでしょうか? よく似た外来種が増えていると言われていますが、これがそうだということなのか、又一つ、悩ましくなりました。

平成21年9月6日 晴
お天気の良い日が続いて、草集めに忙しくしている間に9月も6日になってしまいましたね。晴れの日が多くてよく乾燥してくれますが、 中には、ツユクサのように何日立っても元気でいて、驚かされるものもあります。

ツユクサは自然の中にある時でも、8月のカラカラの時には枯れてしまったようになるのに、一度雨が降ると途端に生き生きとした姿に戻りますので、 刈り取って干した所で、そう簡単には乾燥しません。

こういった物や、スベリヒユのように、水分を多く含んでいて乾燥しにくい物は、一度蒸してから干せば良いように書かれています。 私はなぜか、あまり火を通したくなくて、何日もかけて乾燥させていますが、効率が悪いですね。