平成21年1月分

ナンテン



平成21年1月31日 晴
夕べは凄い雨と風でにぎやかでしたが、起きたら一変、青空が広がっていますね。シイタケの原木用に切ってきた木を乾燥させる為に、 軒下に置いてありますが、さすがに下の方が濡れてしまっています。この間までの普通の雨では大丈夫でしたが、相当に降ったようです。

でも、小さく顔だけ出したまま、ひからびたようになっていたシイタケが、この雨で少し大きくなっています。色も黒ずんで、 いかにも水分を含んだという感じです。このまま一気に大きくなれるのか、気温不足で、まだ当分はこのままなのか、注目です。

もう少し、クヌギの木を切りに行きたいのですが、下が濡れているのは嫌だと言うでしょうし、昼からは夫は用事もありますから、 行けないでしょうね。夫と合わせて動くのは、不便というか、面倒というか、1人でいつも動いていましたから、一人の方が動きやすいですね。 でも、木を切るのは、2人の方がずっと楽ですしね・・。

平成21年1月29日 晴
親戚に葬儀が出来まして、昨日、一昨日と、静岡の方に出かけました。斎場が遠くて、バスで山道を30分近く走っていったのですが、 その途中は、さすがに静岡、右も左も一面にお茶畑が広がっていました。

手作りでお茶を作っているものと致しまして、とても興味がありますから、観察してきましたが、この時期は、きれいに刈り込まれた状態なの ですね。霜よけとか言われる扇風機のようなものも回っていましたが、これは、単に風が吹いているからのようでした。

ネットで見ましたら、10月から11月の平均気温が18−19度になった頃に、刈り込みをしたようです。早すぎると新芽が出る可能性 があるし、遅いと、春の新芽が遅くなりそうとのことでした。ということは、寒茶用に切った所は、春の新芽が少し遅れるかもしれないという 判断でしょうかね。

平成21年1月26日 晴
昨日、早速、お茶の葉を取ってきまして、寒茶作りをやってみました。普通のお茶を作ることを思えば、ずっと簡単ですね。もんでは乾かし、 もんでは乾かし、などという手間はいらず、蒸して乾燥させるだけですから。ただ、乾燥するまでには、多少時間はかかりそうですが。

参考にしたのは、三州足助屋敷のホームページでして、この時期には、テレビや新聞にもよく取り上げられていますから、この地方の人は 結構ご存知かもしれないです。

出始めの新葉に比べると、ずっと硬くてしっかりしている分、成分はたっぷり含まれているようで、体に良さそうな気はします。この時期に 刈ったお茶の木から、ちゃんと葉が出るのかどうかが少し気がかりです。刈り込まれたものほど、元気な芽が出ていましたが、時期的に いつ刈るのが良いのかは分かりませんから、心配ではあります。

平成21年1月25日 晴
今は60種類くらいの草や根や種を集めて、煎じて飲んでいる訳ですけど、これらを集めるようになってから、私が一番気にいっているものと 言えば、実は、お茶の葉だなと、最近しみじみ思っています。

「茶室」にも書きましたが、八十八夜の頃に、河川敷きなどで取った葉を抹茶風にして、冷蔵庫に保存しているのですが、これを毎朝牛乳 に入れ、お茶にも入れ、抹茶として飲み、お菓子や料理にも入れ、と、さまざまに利用しております。

大昔、中国で、これは食べられる植物か毒かと色々試してみえた方がいて、その方が、毒消しにお茶を飲まれていたという説がある くらい、お茶の効能はすぐれているようです。

先日は新聞に糖尿病の予防になると書かれ、その前には、ガンの予防にもなると書かれていました。又、島根県は、「だんだん」のドラマ で見られるように、日常的に抹茶を飲む習慣があるようですが、その島根県の女性の平均寿命は全国2位ですから、もしかしたら、お茶 の効果かも知れないですね。

こんな時期になぜお茶のことを書いたのかと言いますと、寒の頃に作る寒茶というものもありますので、挑戦してみるのも良いかも しれないからです。私もまだ作ったことはないのですが、ネットで見ても、作り方は簡単な感じです。

平成21年1月24日 晴
2ちゃんねるの方に、「トリカブトと間違えるなよ。」と、書いて下さった方がありまして、改めて、ネットでトリカブトの画像を見て いましたら、根っこの写真が、ツリガネニンジンの根とよく似ているのです。

トリカブトとゲンノショウコは、葉の感じが似ているので、気をつけるように書かれていまして、相当に気を使っていましたし、 花の時期なら見間違いは絶対にないからと、花の時期に採取することにしていましたが、これまで、私の出かけている範囲で、トリカブトの 花に出会ったことはなく、すっかり安心していました。

でも、もし、トリカブトのはえている場所で、花の時期には気づかずにいて、秋にそこでツリガネニンジンの花を見つけていたら、今回、 ツリガネニンジンの地上部はないと分かりましたので、適当にその辺り一面を掘り返して根が出てくれば、ツリガネニンジンの根だと 思い込んで、トリカブトの根も、持ち帰る可能性があるという訳ですね。

ニャ〜ルホド、相当に慎重にしないといけませんね。

平成21年1月23日 晴
近くの池の周りに、ツリガネニンジンが結構咲いているのを、秋に見付けましたので、根を取りに出かけてみましたが、どういう訳か 葉がみつかりません。去年他の所で沢山取りましたので、冬の間の葉っぱの形は分かっていたつもりですが、その葉が見当た らないのです。

土手がきれいに刈られていましたが、地面に張り付いて残っているものもあったのです。でも、その葉は、去年覚えた葉とは 全然違いますから、別の草です。今、庭のものを見てきましたら、葉は全然残っていませんから、もしかしたら、普通は完全になくなって しまうのかも知れませんね??

去年取った所は、日当たりのとても良い所でしたから、秋に刈られた後、再び伸びた葉が、冬にも残っていたということでしょうか??
そうか、確か「薬草コム」に、春先に出てきた芽を「トトキ」と呼んで、食べると美味しいと書いてありましたから、冬には地上部が なくなるのが普通なんでしょう。
という感じで、自然界のものは誠に難しいと、又、思い知らされました。

平成21年1月22日 雨、曇
ここ数日お天気が悪くて困りますね。冬ですから、すぐにカビが生えることはありませんが、昨日細かく切ったギシギシの根もタンポポの 根も、乾くのに相当時間がかかるものですから、こんなお天気ばかりでは困ります。それに、他の根を取りに行く気にもなれません。 いつ降り出すか分からない感じです。

今日は夫の誕生日ですので、これからケーキを作りましょう。毎年ケーキだけは作るのですが、買ったものほどスポンジがフワフワに なりませんので、今年は、卵白と卵黄を別々に泡立てる方法ではなくて、全卵でやってみます。時間がかかりそうですが、ネットで見ると この方がきめ細かくなるように書かれていますね。

電動泡立て器はありませんので、この太腕で、グアンバロー!

平成21年1月21日 曇
チガヤは、結局洗って家の中に持ち込み、夫に手伝ってもらって整理しました。それも、夜8時までかかってしまいました。 これだけやっても、乾燥させると細く小さくなってしまいますから、1年分を置くには、もう少し取りにいかねばいけません。

チガヤなんて、どこにでもあるのですが、掘ると石がガチガチしている場所が結構多くて、去年見つけた掘りやすい場所に今年も行って 取ってきたのですが、1年では根があまり太くなっていなくて、これも、別の場所を探さないといけないことが分かりました。

余談ですが、チガヤの根というのは、凄い力で伸びていきます。同じ場所で、ツリガネニンジンの根を取ったことがありますが、 ツリガネニンジンの根を貫通しているものが、いくつもありました。草や木の芽や根というのは、先端は柔らかいと思うのですが、 たいしたものですね。

平成21年1月20日 曇
昨日、ギシギシの根、タンポポの根、チガヤの根を取りに行きました。ギシギシとスイバは似たようなものですし、効能(便秘など)も同じような ことが書いてありますので、どちらでも良いかと思いつつ、以前、掘ってみたら、スイバの根はあまり太くなくて、結局ギシギシの方 を掘った記憶があります。

そこで、今年も念の為に途中で、スイバも一株掘ってみましたが、やはり、ギシギシほど太い根がありませんでしたので、すぐにやめて 葉にくびれの入ったギシギシだけを掘りました。

掘るのも結構疲れますが、今朝、掘ってきたものを整理し始めたら、これも、なかなか骨が折れます。ギシギシとタンポポは根を洗って、 刻んで干すだけですが、チガヤは誠に面倒です。細い根が皮をかむっているので、それを取らねばならないのです。去年は洗って家に 入れて、夫と2人で、ゴシゴシしごきましたが、家の中がホコリっぽくなったと思い、今年は、1人で外でやっていますが、寒いし、体中が 固まってしまう感じです。ふ〜〜。

平成21年1月18日 曇
明日は菌を打ちますと、昨日書いてしまいましたが、切ってから1カ月位置いて、木にヒビが入ってきてから菌を打つことは、去年経験済み ですから、分かっています。でも、今回の木は根元が少し傷んでいて、少し弱っているような感じを受けたので、いきなりでも良いかなと 思ったからです。

夫が喫茶店から帰ったら始めようと、ドリルなどを用意したのですが、今、あらためてネットを読んでいるうちに、やはり、1ケ月位 乾燥させることが大事だなと思いましたので、やめることにして、片付けました。

そこで、木を切りに行った雑木林のジャノヒゲについて書きます。ジャノヒゲはセキなどに良いので、一昨年、この林で沢山集めました。根に ついている玉を取ったら植えておけば、又、玉がつくように書かれていますので、取りやすい場所に集めて植えておいたものを、昨日掘って みましたが、あまりついていませんでした。去年はまだ早いかと思って掘らずにおいたのですが、2年過ぎてもあまり増えないことがわかりました。

平成21年1月17日 晴
夫と一緒にクヌギの木をきざみに出かけました。やってみないと分かりませんが、木を切るということは大変な仕事です。切り口が開く 工夫をしないと、ノコギリが進まなくなってしまいます。そこで、今日はブロックを二つ持って出かけました。

地面が腐葉土でフワフワなので、ブロックを下にして、その上に切った竹を渡して、木を持ち上げるようにして、切り口を開く予定です。 それより先に、一昨日切った木が周りの木にもたれていて、完全に倒れていないので、それを倒そうと、隣の木を切り始めたのですが、 半分切るか切らない内に「バキッ」と、いきなり倒れていき、あわや、はねかえりの木に強打される所でした。木の重さにあらためて 、怖さを感じた一瞬でした。

なんとか倒れた木の下に、ブロックと竹をあてて、その後は順調にすいすいと切れました。二人で交互に少しずつ切っては、「ハイ、交替」 「ハイ、交替」という感じでやったら、さすがに2人です。去年1人でやった時と違って、早くできました。14本の原木が出来ましたの で、明日は、菌を打ちます。

平成21年1月15日 晴
色々な草を集めるようになってから、野山を歩いていると、キノコも目につくようになりました。でも、自然界のキノコはネットの写真と 比べても確信の持てるものはなくて、とても食べる気にはなれないものばかりです。かろうじて、ヒラタケとムラサキシメジだけが、 見分けられるようになりました。

でも、キノコは抗ガン作用があると言われるし、体に良さそうなので、なんとかしたいなと思った時、ふと気づきました。100坪ばかりの雑木林を 持っているのですが、ここには、クヌギの木があるのです。クヌギの木に菌を打てば、シイタケが取れるのです。

子供の頃、姉の嫁ぎ先がシイタケ栽培を始め、手伝いに行ったことがありましたので、「これだ!」と思いましたから、去年の秋、自分で ノコギリで木を切って、20本くらいの原木に菌を植え付けました。今年はどうしようかと迷っている内に年が明けてしまい、時期が遅れ ましたが、昨日、思い切って夫を連れて出かけました。

気はやさしくて、体力のない夫は、1日行ったら、もう風邪気味で、今日は行けませんでした。昨日は切り倒しただけですから、これから 1メートルくらいの長さにきざまなくていけないのですが、さてさて、ちゃんと出来るでしょうか。

平成21年1月14日 晴
寒いけれど、割合良いお天気が続くので、取りに行きたいものはあるのですが、自分で動けないのはやはり不便です。近所のモータースに 壊れた車を置いたままなので、買うならそこから買うしかないことは分かってみえるから、その内になんとか言ってみえるだろうと 思っていたのですが、意外にも、半月過ぎても何も言ってみえませんね。

夫のクラウンに乗れば済んでしまうことですが、車が命の夫ですから、私の運転を見るのは、生きた心地がしないと思います。まだ殺す 訳にはいきませんので、乗せてもらうことにしますと、夫に合わせなくてはいけませんから、動けませんね。

ジャノヒゲの根、イタドリの根、クズの根、マムシグサの根、ヨシの根、ヤブランの根、ツリガネニンジンの根などなど、根を使うものは 、ほとんど冬の間に取るものなので、集めに行きたいと今も待っているのですが、毎朝の習慣の喫茶店通いから、夫が帰って来ませんね。 これでは午前中に行くことが出来なくなりますし、午後は、2時と3時に子供達の下校の交通整理がありますから、駄目だと言うでしょうしね。

平成21年1月11日 晴
超〜寒いです。1年中で一番寒い時期が近づいていますから、仕方ないですね。
今日は、「身に良い茶」の我が家の効果について、改めて書いてみます。

以前ですと、夫はこの時期には、必ず風邪を引きましたが、「身に良い茶」を飲み始めてから、風邪を引かずにすむようになりました。 私は、馬鹿は風邪を引かないと言われる通り、長年、風邪を引いたことはありませんので、その面の比較は出来ませんが、おばあに なってもニキビのようなものに悩まされてきたのが、これをを飲むようになってから、全然出来なくなりました。その上、 手触りが凄くよくなりました。(手触りだけで、見た目はなんの変化もないのが、誠に残念。)

息子も私に似て、ニキビの出来やすい体質で、いつ来ても顔に一つ何か出来ていましたが、彼は一週間に2カップ飲んでいるだけなのに、 全然出来なくなりました。最初は、「まず〜。」、「俺を殺す気だな〜。」とか言って飲んでいましたが、最近は、何も言わずに飲みます から、多分、彼なりの効果を感じているからだと思うのです。「胃の調子が悪い。」という言葉も聞かなくなりましたので、そんな効果 にも気づいているのでしょう。

「これは良いね。」なんて可愛いことを言わないのが、我が息子の我が息子たる所なのです。

平成21年1月10日 晴
先日取ってきたハランの根を整理していたら、根元に小さいものが沢山ありましたので、庭のあちこちに植えておきました。 我が家にはハランはありませんでしたので、以前取ってきた時にも2箇所に植えたのですが、なかなか増えないものですね。

よそで取ってくる草は、除草剤は大丈夫か、排気ガスに当たっていないかと、神経を使いますので、我が家に植えるのが一番だと気づき、 こういうことを始めてから植え始めたものは、他にも結構あります。ヒトツバ、クマザサ、ユキノシタ、ツユクサ、ギシギシなどがあります。

そんな中で、植えたつもりはないのに、鳥が運んでくれたようで、生えていたことに気づいたものに、ネズミモチがあります。 最初は、ネズミモチという木を知らず、野山を歩き廻って捜し、とても苦労した木なのですが、気がつけば、街路樹として結構植えられて いることが分かり、揚句に、庭に生えていて、とても驚いた木です。街路樹のものは、排気ガスが当たっているので取る気になれません から、庭に生えてきた木に、実がついてくれるようになると嬉しいですね。

平成21年1月9日 雨
この間から干しているハランの根を、夕べしまった方がいいかなと思っていたのに忘れてしまい、朝起きたら、雨が降ってしまっていますね。 軒下なので、もろに濡れなくて幸いでしたが、湿気を含んでしまうのはよくないので、しまわねばいけませんでした。

捜すのも大変、掘るのも大変、きれいに洗うのも大変、取ってきたものを乾燥させるのも又大変、と、色々大変なのです。 そうして集めた草を少量ずつレジ袋に集め、ミルで細かく砕いて、土鍋に入れてコトコトと煮ます。これを、表現のしようがなくて、 「煎じ茶」と呼んでいますが、このホームページを作った時は、「身に良い茶」という名にしようと思いまして、ファイル名も「miniii」 とつけました。

健康茶とか、薬草茶とかいう名前は、結構出回っているので、同じ名前を使いたくないと考えていた時、昔、初めて電話を引いたら、 「3211」という良い番号になり、「身に良い」と、ゴロを合わせたことを思い出したのです。

煎じ茶という表現も味気ないので、ここでは、やはり「身に良い茶」と書いていこうかと、改めて思っております。その「身に良い茶」を 今日もこれから作ります。まず、物置で草集めをして・・・・・

平成21年1月8日 晴
庭の梅の蕾が日に日に膨らんできました。去年は少し少なかったのですが、今年は、今の所、花芽が沢山ついていますので、実も期待でき そうです。昔は、梅干にしてもそれほど食べないし、梅酒にしてもあまり飲まないしで、実の所、もてあまし気味でしたが、一昨年から ジャムにするようになって、毎日消費できるようになりましたので、楽しみです。

梅干が体に良いということは、昔から言われていても、梅干というのは、作ってみると分かりますが、梅酢として、成分がほとんど出て しまうような感じを受けて、なんか、カスを食べているようで、言われているほどに、体に良いとは思えませんでした。

そんな時、ネットで梅のジャムの作り方を知り、この方が、成分を沢山取れるし、昔から伝わる梅エキスに近いから、体によさそうに思い、 取れた梅は全部ジャムにするようにしました。熱いまま瓶に入れ、さらに熱湯につけて、フタをぎゅっとしめておけば、常温でも、保存 できます。これも結構酸っぱいものなので、パンの半分に塗り、後の半分は、フユイチゴなどのジャムをつけて食べると、胃腸系には 良いと実感できます。

平成21年1月5日 晴
一昨日取ってきたハランを昨日洗ったのですが、根元に変なものがついていまして、それが何なのかよく分かりません。一つは 真っ白のナンバンギセルを小さくしたようなものでして、ネットで調べたら、5月頃に紫色の花が咲くように書かれていましたから、 花芽だろうとは思えるのですが、もう一つのものは、じゃがいものような丸いものなのです。

当然、掘っていた時にすでに気づいたのですが、近くに白菜などの野菜くずが捨ててありましたので、捨てられたじゃがいもが 根っこにからんでいるのかと思ったのですが、まったく別物で、根元についているものだと分かりました。

ネットの書き方ですと、花は地上すれすれに咲き、果実も地表にのっかかた姿になると書かれていますので、これが果実だということ なのでしょうか。ちなみに割ってみましたら、中は白くて一部分が丸く黄色になっていまして、これが種にあたるのかも知れないです。 直径にすると、小さいものは1センチ位から、大きい物は3センチ位のものもありますから、もし種だとすると、花が咲いたのは5月 であるなら、一体いつまでこの状態でいるのか、今も成長しているということなのか、疑問ばかりです。植物もホント不思議です。

平成21年1月3日 晴
まだ三が日のうちなのに、どうしても気になって仕方ないフユイチゴを見に、10キロ離れた場所まで、夫に乗せて行ってもらいました。 やはり、車がないのは不便ですから、正月休みが終わったら、頼みに行きましょうか。

ずっと気にしながら中々行けず、フユイチゴは時期が結構長いですし、山奥で寒い所ですから、ひょっとしたらまだあるのではと、出かけて みましたが、見事に全部落ちてしまっていました。早い所は11月3日の文化の日に、もうありましたから、いくらなんでも2ケ月間は 無理ということでしたか。

そこには、欲しいハランがあるのも分かっていましたから、代わりにそれを頂いてきました。さらに前から目をつけていた ヒトツバが増えたかどうか、寄ってみましたら、かなり増えていましたので、それも頂き、帰り道では、ビワの葉も取ってきましたから、 ま〜、よしとしましょう。

平成21年1月1日 晴
明けまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

元日は、折角の福を外に掃き出さない方が良いとのことで、1年に1日だけ、掃除をしないことに決めており、朝からコタツに入って テレビを見ております。自分で作った抹茶などを立てて頂きつつ、俳句の番組を見ていますが、これが面白いですね。

俳句を作られる方々は、自然界をよく見てみえるものだとつくづく感心しますが、私も草を集めるようになってからは、前にもまして よく観察するようになれたと思います。そんな中に、毎年冬になると、すばらしいなと感動するものがあります。

この辺りはめったに雪は降りませんが、たまに雪が降る時見られる光景です。去年のヨモギが立ち枯れて、雪をかむっている根元に、 青々と小さな芽が出ているのです。その芽には、雪はかかっていないのです。つまり、立ち枯れた親が、傘になっているのです。

動物の世界でも、川をさかのぼって、産卵を終えた鮭は皆死んで、その栄養が巡りめぐって、子供達の成長を助けるという話 がありますが、動物も植物も、親というのは、死んでも、子供を守ろうとするものなのですね。