平成21年4月分

桐



平成21年4月30日 晴
昨日、お茶を摘みに出かけましたら、比較的暖かい場所は丁度摘み頃になっていました。レジ袋1袋に一杯摘んで帰り、(自分一人で 行けば、もっともっと頑張るのですが、待っていてもらうと思うと遠慮します)早速お茶を作りました。

何度も書いていますが、2ちゃんねるでバトルを繰り広げた時に、彼らから一つ教えて貰ったのは、お茶の旨みにはチッソ分が必要だと いうことでして、自然界の無肥料のものは美味しくないとのことでしたが、確かに旨みはないですね。

でも、「やはり新茶だな〜」という、なんとも表現し難い味がありまして、良いですね〜〜。抹茶風にしたものを息子に飲ませたら、 「がーと体の力が抜けていく感じだね。」ですって。なにそれ。「やすらぐね」と言って下さい。

平成21年4月26日 晴
今年は5月3日が八十八夜のようですが、テレビではもう新茶が出来たとか言っていますね。車が壊れて以来、一人では出かけられず まだ見に行っていないのですが、どんな様子でしょうか。

今、日記を見てみたら、去年は4月26日に初めて摘んできたと書いてありました。ありゃりゃ、今日行ってみるべきでしたかね。 少々夫に腹が立つことがありまして、あまり、話をしたくない状態でしたので、頼めませんでしたね。

今は、2人で1人前になっているので、お互いに不便で困りますから、いつの間にか元に戻りますが、私は喋りたくなくなるタイプの 人間なので、気持ちが収まるまでは喋らないのです。

平成21年4月24日 晴
今干しているスギナも、先日干して粉末にしたクレソンも、本当にきれいなグリーンの粉末が出来上がって、「緑の物を摂るのが体に 良いのだー」と思っている私には、凄く嬉しい物なのですが、昨日テレビで、見栄えが悪くて売れない野菜の活用をやっていまして、 その中でほうれん草を同じように粉末にしていました。

粉末にしてどうするのかと見ていましたら、パンとかお菓子などに入れてヘルシー食品として売るようでした。な〜〜〜るほどね、 私は毎日飲んでいますが、これを料理に利用することをもう少し考えた方が良いかも知れないですね。

お茶の粉末は、香りが良いから色々利用していましたが、これらだって、以外な味になるかも知れなくて、あらたな活用が作り出せる かも、ですね。粉末にして保存して、お湯で溶いてスープなんてのも良いかもね。

平成21年4月22日 晴
昨日は雨で干せなかったスギナを、朝から干しています。先回、スダレに3枚分干したものは、カラカラに乾燥した所で粉末にしたら、 お茶の缶1本になりましたので、今回はそれよりも沢山取ってきて、スダレ4枚で干しています。

「身に良い茶」として、煎じて使う以外に、粉末状態にしても飲んでいますし、保存は粉末にしてしまえばかさばらず楽ですから、沢山 取ってきました。

煎じて飲むだけでなくて、粉末にして飲んでいるものには、他にマンネンタケがありますし、お茶と一緒に飲んでいるものには、カワラタケ とヨモギがありまして、両方に使うものは、量も沢山取っておくようにしています。
とは言っても、マンネンタケはそうそう取れませんが・・・

平成21年4月19日 晴
草を集めている人間ですから、庭の草がどんどん育つのもただながめていて、ほとんど抜いたりしないのですが、それでも要らないものは 時々抜きます。ふと気づいたら、一昨年山で取ってきて植えておいたユキノシタが結構増えてくれています。

欲しいものは庭に植えるのが一番安全だとは思っても、1年分を集めるには結構の量が要りまして、それらをすべて家の庭で確保するには、 やはり無理があるのですが、ユキノシタはテンプラなどで食べるのも良いしと植えておいたものです。

庭に植えても駄目になるものもありまして、ヒトツバは数回植えましたが、増えて行きません。街中でも鉢に植えてみえる方があるのですが、 種類が多少違うのか、吾が家の庭では育たずに消えていきます。山では岩にくっついていますから、環境の合う、合わないがあるようですね。

平成21年4月17日 曇
庭のシイタケの原木ですが、1年半位しないと出ないと言われていたのに、1年で出てくるものがあって、喜んでいましたが、 新しい原木のものは成長が凄く遅くて、駄目になるのかなと思うほどです。

捨てられていたものを拾ってきた、古い原木から出てきたものは、雨が降るとあっという間に大きくなって食べられるのに、新しい原木の ものは、2月の終わり頃に小さく顔を出しそうになったものが、いまだにそのままの状態でいます。

どの原木も同じという訳ではなくて、成長は遅いながらも、少しずつ大きくなっているものもあるのですが、その中の1本は、 7−8ヶ所から小さな顔を出しそうなのに、その後ピクリともしないのです。

今後一体どうなるのか、観察をしていきますが、キノコの菌というのは、本当に不思議ですね。

平成21年4月13日 晴
この間から様子を見ていたスギナが、日あたりの良い所ではかなり生長してきましたので、昨日取ってきました。このスギナは、 どこにでもあるから、いつでも取れると思って油断すると、この後はなかなか取れずに困るものなのです。

この時期ですと、一番元気に延びているのがスギナですが、まだまだ葉が小さいから、もう少し大きくなった方が量が増えるからと 待っていると、この後、他の草が一気に伸びてきまして、あっという間にスギナが見えなくなってしまいます。

今なら鎌で刈れるのに、他のものが大きくなるとそれも出来ず、その頃になると、あちこちで除草剤を撒かれるようになってきて これが怖くて取れなくなりますから、この時期を見逃さないことがスギナを取るコツなのです。

平成21年4月12日 晴
毎日良いお天気が続きますし、空気も乾燥しているということで、干すものがとてもよく乾燥してくれて有難いことです。クレソンは 3日でパリパリになりましたから、もう、全部粉末にしてビン詰めして冷蔵庫にしまいました。

母子草もよく乾きましたし、寒椿の葉も花もしっかり乾いて、葉はカラカラと音がするようになっています。初めて干してみた シュロの葉もよく乾燥しました。

でも、寒椿の花やキウイの皮などのようなものは、よほど乾燥させても、湿度が高くなると湿気を含んでしまうので、そういう時は、その後の 天気の日に干すようにしないと、カビが生えたりして駄目になってしまいますので注意が必要です。

平成21年4月9日 晴
去年沢山母子草を取った所へこの間行ってみましたら、まだとても小さいし、去年は麦畑であったのに、 今年は米を作るようで、何も植えられておらず、田起こしがされて水をはるばかりになっていました。

でも、去年は確かに今頃であった筈だけどと、念の為、近所の田んぼのあぜ道を見に行ったら、ちゃんと黄色い花が咲いて います。あそこのものは、去年は麦畑であったのが、今年は違っていたから、時期が違う時に耕やされて大きくなれずに いたということのようです。本当に難しいことです。

さらに難しいのは、この草のように、田んぼや畑のあぜ道でないと取れないものです。ほとんどのものは、田畑のそばでは取らず、 車の通らない山道まで行くのですが、母子草はないので、やむをえず取るのですが、1週間後にもう一度見に行かねばなりません。 この時期はもう、除草剤がかけられている可能性があって、とても怖いからです。

平成21年4月7日 晴
クレソンを取りに出かけたのですが、行ってみましたら、なんか様子が変です。目的の川の中で変な機械が動いている気配があります。 道路にもクレーン車が置いてありますし嫌な感じです。どんどん近づくにつれて、「ああ、一日遅かったのか。」と後悔してきました。

狭い川の中に機械が入っていて、草を取り除く作業をしていて、クレソンの姿が消えてしまっていました。道路のクレーン車の人と話したら、 「昨日からやっている。」とのことでした。あ〜あ、残念でした。

その先の川が折れ曲がった所からはやらないとのことで、そちらに少しありましたから、わずかには取れましたが、数日遅れたことが 本当に悔しいですね。ま〜こんなことはよくあることと言えば、よくあります。去年あったからと出かけても、今年は全然駄目ということが結構 あって、草を集めるのも結構難しいのです。

平成21年4月4日 曇後雨
今日は雨ですが、来週の天気予報を見ると結構晴れが多そうですから、色々集めに出かけて干さねばいけませんね。そろそろ母子草が良いかなと 昨日出かけたのですが、早すぎて駄目でしたので、明日は反対方向へクレソンを取りに行こうと思います。

そこには、椿もありますので葉を取って、もしかしたら、タケノコもあるかも知れませんので、のぞいてきます。タケノコは昨日取って きましたが、待ってくれている人達がいるので、配る分も取らねばならないのです。

スギナも伸びていましたが、もう少し大きくなってからの方が良いですね。ツクシはもう遅いかと思いましたが、遅くから出たものも 結構あったので、傘がしっかりしているものを取ってきて美味しくいただきました。今年はあまり苦く感じませんでしたね。なんでかな〜〜。