香南市(旧野市町)
県立の動物園を有する町で、田園風景の中に住宅が増えつつあり元気のある町です。
2006年3月1日より旧野市町、旧吉川村、旧赤岡町、旧香我美町、旧夜須町が合併して香南市になりました。
旧吉川村 旧赤岡町 旧香我美町 旧夜須町
ごめん・なはり線 のいち駅
後免駅より東へ4番目の駅、のいち駅のキャラクターは”のいち ちんどんまん”。野市の街中にあります。駅の西隣には大きなスーパーがあり、各駅の中でも利便性の良い場所にあります。その為か、駅舎内に売店があってお土産物を売ってます。そこで、ごめん・なはり線のキャラクター商品というのでしょうか、ビスケット缶(列車の形の缶に入ってます。)を買いました。
画像左:のいち ちんどんまんです。色がいいですね。
画像右:駅舎です。売店あり、大き目の駅になります。
2002.9.1(日)新規
高知県立のいち動物公園 HP
国道55号線から野市の街を北へ抜けて三宝山の上がり口まで来るとのいち動物公園はすぐです。案内の標識がありますので、その通りに進めば太陽光発電施設のある駐車場に着きます。
駐車場から少し歩かないといけませんが、左の画像が受付のある入口になります。入口付近には5〜6種類程度のスタンプが置いてあって、入園時にもらえる園内マップなんかにペタペタやって遊べます。
ここから進むと左画像の建物とカラクリ時計が見えてきます。まず、建物の方はレストランラクーン、動物科学館、売店のいちごが入っています。
レストランと売店は普通に食事を摂ることができるとか、お土産を買うことができるとして、動物科学館では中に入ると大きなスクリーンがあって、そこでは動物のことについていろいろと上映されています。内容はあまり分かりませんけど。
そして、2階にはちょっと体験型の機器があって、触れながら動物のことについて学習することができます。
カラクリ時計は1:00,2:00等のきっかり時刻に動き出します。もちろん音楽付きで、木に住む動物達が楽しそうに演奏しながら音楽に合わせて動きます。ここに来たら一度はこのカラクリ時計を見て欲しいですね。
園内は今のところ大きくは5つのゾーンに分けてまとめられています。その1つがピクニック広場になっており、お弁当を持ってきて敷物を広げてゆっくりすることができます。
まずは、順路でいくと温帯の森からになります。
一番先に見えてくるのは、水鳥がいるところです。数種類の水鳥が同じ所にいます。結構愛嬌のある動きをしてくれます。ようく見てると面白いです。
このすぐ近くにアシカ達がいました。水の中をスイスイ泳いで気持ち良さそうです。でも、肝心の画像を撮影してくるのを忘れてました。
そそくさと歩いて行くとビーバーやアライグマがいます。今日は結構暑かったので、ビーバーは日陰でゴロ寝、アライグマは飼育員に氷をもらって涼をとってました。
次はのいち動物公園の目玉レッサーパンダです。絶滅の危険のある種ということで貴重な動物です。ここには、3頭だったと思いますが、複数頭います。今回は屋内におりました。”パンダ”と名前が付くだけに、ようく見るとパンダに似てる顔をしてますが、パンダのように白黒ではないし、しっぽも長いですね。
カワウソになります。2〜3種類程度のカワウソがいるようですが、はっきりとした名称を忘れてしまいました。
これがね、とっても愛嬌のある動きをするんですよ。水の中でクルクルと回ってみたり、オスとメスがとても仲良さそうにしていたり。
ここでは結構じっくりその動きを見てました。水中での動きを良く見ることができるように、プールの側面がガラス貼りになっている箇所があります。今回はそのプールのカワウソが水に入ってくれなかったんで、見ることができなかったんですけど。
カワウソの隣りにはチンパンジーがいます。元気に動いている所を見たかったのですが、今日の暑さでみんな日陰から動きません。
そりゃあそうですよね。あれだけの黒い毛があるから暑いのは当たり前です。時々力なくトボトボと歩いてはいましたけど。
少し歩くとこの辺りから熱帯の森でしょうか、強烈な臭いと共にフラミンゴが見えてきます。鳥自身は綺麗なのですが、どうにも糞の臭いが強烈で..。足早にここを離れました。(笑)
ようく見かける動物ですね。ワオキツネザルです。木に登って葉っぱの間で暑さをしのいでいます。画像にはありませんが子供もいて、子供の方は元気に動き回っているのが印象的でした。子供が動き回るのは人間と同じですね。
夜行性の動物の集まるコウモリ舎に入って行こうというとこですが、ほ〜んとようく見ないと分からないようなスペースにこのフクロウ(左画像)の小さな居住スペースがあります。
フクロウなのに夜行性ではないらしいのです。しかも小さい。表情がかわいらしい感じでした。
そのコウモリ舎の中ではコウモリはもちろん通常の夜行性のフクロウもいます。とにかく暗いので発見するのには苦労しますが、こんなに集まっていると流石にね..。
コウモリ舎を抜けると、今度は次のとこまでやや長めに歩きます。そして徐々に目の前が開けてくると、そこはサバンナです。
ある程度の広さをもった所に3種類の少数の草食動物が放されています。キリンとシマウマ、そして画像にはありませんがアンテロープです。
優雅に動く様を見ているとみょうにホンワカした気分になるのは私だけでしょうか?
ここは最初にたどり着く場所からぐるっと外周を回ることができます。その途中にレストハウス ポレポレがあってそこでは動物のぬいぐりみが販売されているはずだったんですけど、今回は閉まってました。これが目的の場合はきっと土日に来るべきかと思います。また、よりキリン達を間近で見られる機会のある場所でもあります。
またこの外周の途中には、マンドリル、ミーアキャットがいます。今回暑さにやられている動物が多いのですが、マンドリルもその内です。ミーアキャットもややそういう傾向にはありますが、まだかわいらしい仕草を見せてくれたりして愛嬌がありました。
サバンナの先にはオーストラリアの草原があります。といってもここにいるのは、カンガルーとワラビーだけです。やっぱり暑さでだれていましたが、1頭がタクシーを呼んでるみたいな感じでおりました。(笑)
次にはこの建物に入って行きます。ジャングルミュージアムです。建物の中に熱帯雨林的な気候が再現されており、そこに生息する動物がいます。
ここでのメインの動物がこの左画像のオセロットになります。時折木の上に上がって遠くを眺めるような感じで、さらに地面に降りてきて落ち着き無く動き回ってました。その様子をようく観察してみると、どうやら餌を待ってるんじゃないかと思われました。
左画像のような感じの通路でなおかつ時折人口的に雨を降らしたりして湿気を強くしてます。その下では落ち着きの無いクマがいたりして。でも1頭だけで少々かわいそうな感じでもあります。
この建物を出て歩くと左手の方に見えてくるのがこども動物園です。
ここには触れ合うことのできるウサギなどの動物が居てあまり動物に触れたことの無い子供さんにはおすすめです。また、ロバもいて、これが家族なんですね。なかなか仲むつましい姿をみることができます。
その少し横にはオプレーリードッグがいます。
ここでは、プレーリードックがいるとこの中に透明のカプセル状の突き出しがあって、そこから顔を出したりすることができます。これで、より間近で見ることができるんですね。子供はまるでもぐら叩きのような感じで出たり入ったりして遊んでました。
さらにその横にはペンギンがいます。
種類はそんなにいないのですが、泳ぐ姿を見ることができるとこもあったりします。でも、水が汚くて見れなかったんですけど。
このすぐそばに、各種ペンギンの大きさを知ることができるとこがあります。大きいのは結構大きいですね。
最後に今はまだ解放されていませんが、リスの小道があります。
これはこのケージの中にリスが放されてしまして、そこに小道があるわけですね。そこを歩きながらリスの生態の観察ができるというものです。
外から見てましたが、リスの動きがかわいらしくてより近くで見てみたいなとか思いました。
今回は午後から友達家族と回りました。流石に暑くてバテ気味になりました。とっても暑い時は飲み物、帽子、日傘などを持ってきた方がいいと思います。
また、時間があれば、春秋などは弁当を持って、ピクニック気分で1日ゆっくりするのもいいかと思います。
入園料:大人450円 18歳未満は無料。駐車場あり。
2004.8.27(金)新規
四国自動車博物館 HP
2001年12月末にオープンしたこの博物館。以前は大豊町にありましたが、一度閉館後、野市町に再オープンです。野市町の動物園の入口の近くにあります。
建物はいたってシンプル。扉を2枚くぐると受付があり、ミニカーや車雑誌なども展示・販売してます。
入館料(大人800円それ以外は分かりません。すいません。)を払って、もう1枚の扉をくぐると、2輪&4輪の名車達が静かに迎えてくれます。ポルシェ、アロファロメオ、フェラーリー、ランチア、トヨタ、ニッサン、スバルなどの車がずらり。2輪もレース用の物から結構古そうなもの(ラビット、スーパー・カブなど)までそこそこに台数があります。
でも、すぐ近くには寄ることができません。近づこうとすると、センサーの働きで、冷たい声がスピーカーから聞こえてきます。
ここには展示してある、車、バイク以外は何も無いので、いくら子どもが車好きといっても辛いかな〜。現に車好きのYAMA.Rが一番先に帰ると言い出しました。
ちなみに個人的には、スーパー・セブン、ポルシェ・スパイダーが好きですね。スーパー・セブン(これは販売してないので、バーキン・セブンの方になるのでしょうか)は購入しようかとも考えていました。
画像左:駐車場から。 画像中:入口です。 画像右:トヨタ2000GT
画像左:ディーノ 画像中:ランチア2台 画像右:スーパー・セブン 好きです。
画像左:トヨタCカー 画像中:ボルシェ・スパイダー 画像右:サイドカー付
2002.1.12(土)新規
世界クラシックカー博物館
上の四国自動車博物館のある所の南隣に位置する場所に、龍馬歴史館に併設される形で存在します。
四国自動車博物館との関連が気になるところではありますが、こちらの方がクラッシクカーと謳っているだけあって、国内外製の本当に古い自動車が揃っています。そうですね、まだ馬車の雰囲気が残る自動車というのでしょうか、そんな自動車から、古いと言っても’60〜’70年代の自動車の形態になった自動車も少しですが展示されています。
(画像左)ここでの目玉はなんといってもこの自動車になるのでしょう。世界に現存する物で2台しかない内の1台だそうです。
こういった自動車の歴史を語る上でかかせない自動車などが、おおむねナンバー付きで展示されていたりします。
さらに2台については乗って体感できるというか触れて楽しむ事ができます。この様な機会は無いに等しいと思われるので、行った際には存分に楽しんでくると良いと思います。
確かにとても古い自動車達に目を奪われる部分もありますが、個人的にはやはりコスモスポーツに惹かれました。この自動車を生で見られる機会ってあんまり無いし、ロータリー搭載車っていう事もあったでしょうね。
まあ、どの自動車においても見られる機会ってそう無いんですけどね。
駐車場十分にあります。お土産物屋さんから入るようになっていますので、帰りに(もちろん入る前でも結構ですが)お土産でも買っていくといいでしょう。ただし、この館のお土産というよりも高知のお土産になりますが。
これ程古い自動車になると全く分からず、画像についてはなんの解説のしようもありません。(汗)
駐車場充分にあります。お土産屋から入っていくようになりますので、入る時、出る時どちらでもゆっくりお土産を見ていってくださいませ。ただし、このお土産は主に坂本龍馬関連と高知の物になってますので、そのつもりで。
2005.8.29(月)新規
龍馬歴史館 HP
高知の人物といえば坂本龍馬と出てくる方が多いかと思います。この坂本龍馬の一生の中で出来事のあった時期をクローズアップして蝋人形で場面を再現しています。
その蝋人形たるや、これがなかなかのリアリティー(本人に似ているかどうかは別として)髭の一本一本、睫や眉毛もあったりして、なんとなくフイに動きそうな錯覚にとらわれます。
こんな錯覚にとらわれながら、各場面に解説があって、これが結構なボリューム。じっくり読みながら回ると時間があっという間に過ぎてしまいます。この解説については、子供向けにもっと読み易い資料を貰うことができますので、興味のある子供さんはそれを貰って館内を回るといいでしょう。
それでは、画像を元に順に進んでいきましょう。
料金を払って横の扉を抜けると、そこにすくっと立っているのがこの龍馬の立像です。(画像左)まずは龍馬が出迎えてくれるわけですね。その横にいる鶏のような鶏は、尾長鶏と言い、文字通り尻尾が長くなる鳥です。
そして龍馬の一生の中で、まず大事なのは生まれた時の話です。(画像右)この場面では坂本家の面々が揃って龍馬の誕生を祝っています。ここでのよく聞く話には、龍馬の妊娠中にお母さんがお腹に龍が入る夢を見たとか、誕生してからその背中に馬のたてがみのような毛が生えていたとかいう話があります。
なんだか女性が竿のような物を持って川の縁に立っていますね。(画像左)この女性はハナタレ、ヨバアタレと呼ばれた幼い時期の龍馬を精神的、身体的に鍛えた乙女です。この場面でも、竿の紐の先に龍馬をしばりつけ、泳ぎの稽古をしています。
右の画像はいきなり龍馬が成長してます。とはいえまだ10歳代の時の話ですが、剣術修行の為に江戸まで行き、千葉道場に入門しての場面ですね。相手は佐那さんですね。
左にいる龍馬が話をしているのは河田小龍です。外国の話を聞いている場面だと思われます。(画像左)
土佐勤王党の立党における、署名の際の場面です。(画像左)
勝海舟との出会いの場面です。(画像左)勝を殺しに千葉重太郎と一緒に出掛け、話を聞いてその場で弟子になってしまったという話です。
土佐勤王党の党首である武市半平太。(画像右)吉田東洋暗殺を指示し、また土佐の変革をしようとしていたのですが、山内容堂が隠居から戻り、実情を知り勤王党などの弾圧を進めます。その中で武市半平太も投獄されてしまいます。そして最終的には切腹をさせられます。
勝海舟の元、海軍塾の塾頭を勤めるなどその信望は厚く、操船術を身に付けた龍馬。海軍塾解散後、一緒に学んだ脱藩者を集め世界相手に商売をしようと考え亀山社中を立ち上げます。後に海援隊になるこの日本初の会社。長崎で外国人との商売をし始めます。(画像左)後にこの商売の考え方がいろんな場面で生きてきます。
この場面では薩摩の西郷隆盛、長州の桂小五郎の姿が見えます。(画像右)そうです、歴史的に重要な場面薩長同盟のなる場面です。坂本龍馬はこの仲介をして見事成し得たわけですが、その影には多くの方が動いているのは当然の事です。その中でも同郷の志士中岡慎太郎を上げずにはおけません。
画像は非常に分かり難いのですが、寺田屋で襲われる場面の再現です。(画像左)階段を登るお龍の姿が見えます。お龍は入浴しようというところで、周囲の異変に気付き慌てて龍馬に知らせにいきます。ピストルで応戦する龍馬ですが手を負傷し命からがら逃げ出すという事件です。
この事件の後、薩摩藩で療養していた龍馬は、鹿児島へお竜と共に鹿児島へ行きます。このような結婚式をしたかどうかは分かりませんが、この鹿児島行きが日本で初めての新婚旅行と言われています。ここで、温泉に入るなどしてゆっくりな時間を過ごしながら療養したと言われています。
多くの遺恨を持つ龍馬と象二郎がお互いの利益の元、手を組む場面です。土佐藩は幕末における存在を示す為に躍起でした。武器の調達における龍馬の外国との交友関係に目をつけました。龍馬は会社のバックボーンに土佐藩を使い、亀山社中を海援隊として活躍していくことになります。
2人の人物がいます。もちろん1人は龍馬です。そしてもう1人は中岡慎太郎になります。場所は近江屋。そうです、坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺される場面になります。刺客については色々な説があってはっきりとはしていませんが、大政奉還の時を見届ける事無く天にめされてしまいました。
何故かここに絵金の屏風が数点展示されていました。やはりおどろおどろしい感じの絵はあまり好きになれません。
世界の偉人の蝋人形まであったりします。アメリカの大統領、高知出身の偉人、マリリンモンロー、ガンジーなどなど。なんと言えばいいのか分かりません。
駐車場充分にあります。お土産屋がありますので、余韻を残したまま坂本龍馬の物を買うのもいいでしょう。
2005.8.29(月)新規
四国88ヶ所霊場 第28番札所 大日寺
国道55号線からごめんなはり線・のいち駅へ向かう道に入ります。後は大日寺の案内用標識に従って進んでいくと、小高い山の上のこのお寺に着きます。
YAMAの家のうち2人は未年生まれ。このお寺の本尊大日如来が御守り本尊となっていて、その為にお参りがてら御守りを買いに行ってきました。
正門から入り石段を上がると、お寺の境内に入ります。境内は綺麗に掃除されていて、正面の本堂、左手に鐘が、そしてもう一つの建物、右手にはなにやら6角形の建物がありました。本堂は結構大きなもので、中にも入ることが出来ます。また、6角形の建物は普段見慣れてないので、なんか新鮮に写ります。
今の時期だけかもしれませんが、鐘をつくこともできます。もちろんYAMAの家3人共がついてきました。
ゴ〜ン、ゴ〜ン、ゴ〜ン・・・
良い音でした。
ここにはもう一つ奥の院というのがあって、そちらにも行ってきました。舗装されてない山道を行くのですが、奥というだけあって結構遠い?とか思いながら行くとその期待を見事に裏切ってくれました。そんなに歩かなくても行き着きました。そして、建物も想像していたよりは小さ目です。ここには穴の空いた石を納めるようになってて、いろいろな願いを書いた穴空き石がありました。また、建物の脇には湧き水があって、飲めるようになってます。飲んでみましたが、普通の水としか思えませんでした。(違いの分からない人達也。)
画像左:正門を上がります。 画像右:こちらにもお参りを。
画像左:ちゃんとついてきました。 画像右:とっても綺麗です。
画像左:ちょっと新鮮に写りませんか? 画像右:建物の下に穴空き石がたくさん。
2003.1.4(土) 新規