香美市(旧土佐山田町)

高知工科大学のあるこの町は今や若いパワーによって活気のある町になりつつあります。
古くから土佐打刃物が盛んで、お祭りもある程です。良い刃物が欲しい時は行ってみましょう。
2006年3月1日より旧土佐山田町、旧香北町、旧物部村が合併して香美市になりました。

icon 旧香北町


秦山公園こどもの広場

全体 土佐山田の街の少し外れた場所にあるのですが、すぐ隣は土佐山田スタジアム(秦山公園野球場)ですのでそれを目安に来ると分かり易いかと思います。
が、これという標識が無かったように思いますので、分からない時は地元の方に聞くのが一番の近道です。実際にYAMAの家も分からなくてあれこれと探していたのですが、土佐山田のJR駅で聞く事で行き着く事ができました。
その球場の北側にこの公園はあります。まだ整備中のようで一部開放されていない部分はあるのですが、その部分には遊具は無いようで名称も”ふれあい広場”のようです。
遊具は大きく分けると3点あります。それぞれに名前があって”おおきな森の物語”、”どんぐりの森”、”フワフワドーム”です。
大きな森の物語 おおきな森の物語はこどもの広場の中で一番大きな遊具です。目を引くのは長い滑り台ですが、いろいろな遊具の要素が集まって1つの大きな遊具を形成しており、いろんな遊び方ができます。ただ、高さがあるので、あまり小さい子供向けではなくて、年長位から遊べるものになっているのではないでしょうか。
私はこの滑り台を体験してきましたが、その滑り出しの所に行くまでの過程も面白かったですね。もちろん滑り台もトンネルを抜けるような感覚の所があって面白かったのですが、ローラー式なので、滑り終わると尻がジンジンします。まあ、尻の血行が悪い方にはちょうどかもしれません。
どんぐりの森 どんぐりの森は高さのある遊具はありません。また、段差も少なく、中央には砂場もあります。また、滑り台も低く短くなってういます。
そういった事で、こちらはより小さな子供が遊べるものになっているかと思われます。
フワフワドーム フワフワドームはこれまでに無い不思議な感覚の遊び道具です。イメージ的には、大きな砂場の中に、大きなエアークッションみたいな物があるって感覚でしょうか。とにかくピョンピョン跳ねたり、転がったりして遊ぶ事ができます。トランポリン様なので、周りで跳ねられると、それにつられて軽くですがピョンピョンと体が跳ね上がってしまいます。
YAMA.Rはあれこれと遊んでいたようですが、最終的に気に入ったのはこの遊具です。他にもたくさんの子供がいたので、とにかくあっち行ってピョンピョン、こっち来てピョンピョンと、止める事が分からなくなってしまったかの様に遊んでました。
ちなみに、この遊具で遊ぶ時は靴を脱がなくてはいけません。
滑り山 健康遊具
他にも、滑り山のようになった場所では、ソリやダンボールを持って来て滑る事もできそうです。実際にやっている子供がいましたが、今一つ滑りがよくなったようでした。
そして、一般的な小型の遊具や、健康遊具などもあります。
全般的に芝生が植栽されていて、優しい当たりになっています。お弁当などを持って来て食べるのもいいかもしれません。
駐車場ありますが、少なめで、すぐそばの道路にずらっと駐車していました。トイレあります。自動販売機はここにはありませんが球場の方にあるかと思われます。
2005.11.13(日)新規


高知県総合森林センター 里山林

案内板 公園らしきもの
土佐山田の街を抜け北進していくと、物部川にかかる鉄橋が見えてきます。その鉄橋の手前を左折れし進んで行くと、小さな看板が見えてきます。その指示に従って左折れすると、民家に入って行くのではないかと思われる小さな道になりますが、それでも道は続き、山の方へ入って行きます。
すると、左手になんだか人工的に整備された公園らしき物が見えてきます。ただ、きっちりと管理ができてなくてあまり綺麗ではありません。
さらに道なりに進むと、急に目の前が開けて、そこにはこれまた整備された森が、ため池と共に見えてきます。ちょっとした駐車スペースと、なんだか建物や看板があるもので、そこに車を停め観ると、周囲の森に散策道に加えてちょっと遊べる物があるようです。
崖登り 見晴台
そこで早速試したのが一番近くにあったロープを使って崖を登る崖登りです。(まんまか!)その上には見晴台のような物があって、周囲を見渡せます。が、とにかく森というか山です。なんもありません。ただ、この中に不自然な位にきちんと整備された森みたいな物があったのが印象的でした。
他にもこの見晴台はあってそちらにも行ってみたのですが、仰々しい名前をみて分かる通り、そういう感じの施設もありました。もちろん中には入れるような雰囲気ではなかったので、そのまま帰ってきましたけど。
トイレあります。山の中なのでちょっと変わった感じのエコトイレでした。
2005.11.13(日)新規


龍河洞  icon HP

国道55号線で野市町に入り、そこから”のいち動物園”方面の看板をたどっていくと野市の街へと入っていきます。すると自然と県道22号線に乗るわけで、その県道22号線に乗って北進していくとトンネルがありさらに北進すると綺麗な2車線の道が細くなる所にここ龍河洞への道の案内があります。ここを右折していきます。他にも、22号線途中で三宝山スカイラインを通ってくるとか、南国市の御免町から国道195号線で北進土佐山田の街を抜けて県道22号線に入るという道もあります。
土産物屋通り さて、案内の所から道なりに進んで行き着く所は駐車場になるのですが、ちょっとした土産物屋通りのような雰囲気の所になってます。以前来た時は全く気が付いてなかったのですが、とっても小さな温泉街のような雰囲気をしてます。ただ、これが時の流れというか、確実に観光客は減っているのでしょう、寂しい雰囲気がとっても漂ってました。観光シーズンでないせいか、土曜日だというのにシャッターを降ろしている店が多数あるし、建物もボロボロな感じ。本当に寂しい〜感じです。
この時観光のマイクロバスが1台到着して、そのバスのガイドさんが画像中の青い服の方です。残念ながら前方からは拝見しておりません。
階段 この土産物屋通りを抜けると、不意に階段が現れます。どこかみたいな感じで長い階段ではないのですが、そこそこに段数はあるわけで、いつからか、この階段の右手側にエスカレーターが設置されていました。
YAMAの家はエスカレーターを使って洞入り口まで上がります。階段の途中には鳥居があったんですどね。
龍河洞入り口です 洞内平面図です。
洞の入り口には、案内のお姉さんがいるのですが、ここへ来る前に券売機で入洞券を購入する必要があります。左画像左手側に券売機はありました。また、別に発券場もあります。
洞入り口には左画像のようなほこらがあったりしてます。龍王神社と言うようです。さらにその横には、”洞内平面図”なる物もあります。まあ、これは洞窟の地図ですね。右下が入り口にあたるようです。
お姉さんにチケットを渡して半券をもらったらいざ洞窟へです。

それでは、洞窟冒険に向かいましょう。
洞内の通路です 洞窟に入ってすぐの所がこんな感じです。鉄板とパイプで通路が作られていて歩き易くはあります。ただ、奥へ行くに従って、通路が狭くなったり、濡れていたりするので、そうなると滑り易く危険ですので気を付けて歩く必要があります。
洞窟の中って暗いのが本当だから、フラッシュをたいちゃいけないと思って前半は画像撮影時にフラッシュを使っていません。で、某社のナイトショットによる撮影なもので、こんな微妙な色の画像になってます。後半は色付きになってますが、一部こうもりの生息場所以外はフラッシュ撮影OKなようです。
本当はもっとたくさんあるのですが、なんだか分かりにくいので載せてません。洞内の雰囲気がなんとなく分かってもらえたらってことで、特徴のある画像を載せています。
石花殿 飛龍の滝
実物はなんともいえずヌメッとした感じの岩肌です。右の画像は洞内にある滝の1つですね。
青龍石 天降石と絞り幕です
下から上からとなんだか不思議な雰囲気の石?です。
記念碑とお姉さん 鍾乳石と石筍達
要所要所には、案内のお姉さんがいます。時に暗い中ふいに現れたりする時もあってちょっとびっくりしますけど、いろいろと説明をしてくださるので勉強になります。
とはいえしっかり覚えているのは、鍾乳石が1cm伸びるのに100年かかることくらいかな。
画像左のように中には記念碑があったりします。ちょっとびっくりです。
石筍達です 奥の千本
鍾乳石やら石筍がたくさんある場所です。所によっては色の付いた照明でディスプレイされてます。これはこれで綺麗ではありますが、やっぱりちょっとでも自然な感じがいいのじゃないかなって思います。
これも石筍ですね。 玉簾の滝
右の画像は凄いですね。石のカーテンのような感じです。玉簾の滝と名前が付いてますが、その簾のようでもありますね。これは格別ですが、似たような感じの石があっちにもこっちにもって感じです。
上への通路 マリア像とお釈迦様像です
左は上へ行く階段です。こんな感じで岩と岩の隙間のような所を縫って通路は進みます。所によっては結構狭い場所があったりするんですけど。ちなみに通路の下はほとんど水が流れてる感じです。この通路が無いと濡れながら進むことになるでしょう。ありがたい。
右の画像は分かり難いのですが、岩がせまって狭くなったところにマリア様やお釈迦様のように見えるとこがあります。見上げないといけないのですが、特にマリア様はそれっぽく見えます。こんなとこで会っていたとは..。
神の壷 さあ、ここからがいよいよこの洞窟の貴重な所になります。2000年もの昔にこの洞窟内に人が住んでいたのですね。
左の画像がその証拠の1つです。遠い昔に置き去られた壷が、岩に取り込まれるような形で発見されてます。”神の壷”と名付けられたこの壷は、実物を見ると本当に神秘な感じでなんとも言えない雰囲気が漂っています。本当に凄いですよ、感動を覚えます。
七福神 穴居第二室
”神の壷”から後出口までは、住居跡部分へと進んでいきます。
その前にこの”七福神”と命名された岩があるのですが、なんとなく目出たいので撮ってみました。(笑)
右の画像でははっきりいって名札の内容だけです。なんだか分からないですよね。
炉址 宝庫
火を使った跡などが残ってます。炭か何かが残っていたようです。
画像右”宝庫”とか呼ばれる部分もありました。名前の通り大事な物をしまっておく所だったようです。
穴居第一室他 洞出口を外から
右画像のような感じで住居跡だったんですよってことで。土器も多数発見されてて、別に建物が作られ展示されてます。もう、ここは出口近くです。ここにもお姉さんがいて発見時の経緯などを説明してくださります。でも、きちんと聞いてませんでした。(汗)
そして、右画像が洞窟を出た所で出口を撮ってみました。これで洞窟の冒険は終わりです。全長約4kmで時間にして30分程度になります。結構面白いと思いますよ。普通ですけどロマンが感じられます。
後、予約制なのですが、冒険コースというのがあるようです。私は行きませんでしたが、ちょっと大変そうな所へガイド付きで入っていくコースです。通常の観覧料金に+500円、装備はヘッドランプ・ヘルメットは無料貸出、レインウェア・靴はレンタルされておりましてレンタル料500円です。どんな感動が待っているのでしょうか。
洞出口からの小道はずっと屋根がついている所が好感が持てました。雨でもOKですね。
オウムなトイレこれは駐車場にあるトイレです。何かに似てませんか?
YAMA.Rはこれを見て「オウムのトイレ。」って言ってました。
そうです。”風の谷のナウシカ”に出て来るキャラクターのオウムに似ているということで。

駐車場、飲食店、土産物屋あります。トイレはもちろん洞内にはないので、駐車場などで済ませておきましょう。
観覧料金:大人(高校生以上)1,000円、中学生650円、小学生500円で、小学生より下の方は無料です。(個人の料金です。)
営業時間:8時30分〜17時(3月1日〜11月末日)、8時30分〜16時30分(12月1日〜2月末日)
2004.2.28(土)新規


龍河洞博物館

龍河洞の入り口に向かって左手の方、もしくは洞を出てから木々の中の小道を下ってしまった所にあります。
龍河洞博物館外観 古代風な屋根の建物の外観です。この庭は綺麗に整備されてて、脇には多くの種類の岩石が標本として観られます。岩石に詳しくないのと、きちんと見てこなかったんで、詳細は分かりませんが、興味のある方はじっくりと見比べて見るのもいいでしょう。
1F全体 ジオラマっぽい
鍾乳石が 建物の中に入るとなぜか場末のスナック(言い方が古い?)のようなオブジェが目につきます。(画像左)それなりに名のある方のデザインのようですが、気にせず他へ。
真中の画像は古代の場面を再現していて、恐竜があったり、マンモスがあったりで、ちょっとしたジオラマっぽく作ってあります。この洞窟に住んでいた古代の人々が生きていた頃くらいまでの場面があります。
画像右は鍾乳石の標本ですね。輪切りにした物もあって、この輪切りは木の年輪のようになってて、雨の多かった時期などが分かるらしいです。しかし、これだけ大きい物だと何千年もかかっているのが容易に想像できます。
このような感じで洞窟の出来方などの解説もありじっくり読んでみると勉強になりますね。
2F全体 化石の展示
洞窟内で見つかった土器 ここからは建物2Fになります。階段を上がるといきなり前の壁に古代の人々が大きく描かれています。ちょっと恐い感じ。
化石から、洞窟で発見された物が展示されてます。右の画像がその洞窟で発見された土器になります。このような物を見ながら古代の人々がどんなに洞窟で生活してたのかなとか、想像してみるのも面白いかもしれません。
建物はこの2フロアーだけの展示になります。とっても貴重な物の展示だと思います。勉強にもなるし、じっくり見ることをお薦めします。まあ、興味がなければただの石ころのような物ですけど。
2004.2.28(土)新規


龍河洞珍鳥センター

龍河洞の出口からずっと小道を下ってくると自然とここにたどり着きます。
龍河洞珍鳥センター入り口”かえり道”って←がありますよね。ここに行かせたいのには理由があります。まあ、それは後で..。
この入り口の左手の方にも大きめのゲージがあって小鳥類がいます。が、メインは建物の中にいます。
建物内 尾長鶏3羽
土佐ジロー 建物の中に入ると(画像右)こんな感じで小さなゲージがいくつかあって珍鳥とされる鳥といっても、鶏の類がほとんどですがいます。
真中の画像のゲージには高知ではそれ専門のセンターがある尾長鶏がいます。尾長鶏はこのようなまるでロッカーのようなゲージで1日のほとんどを過ごします。これは、長い尾を守る為です。とはいえ、鶏にとってはかわいそうなことですけど。まあ、あまり見られる鶏でもないので、ここぞとばかり見てきました。
右の画像の鶏は一見普通の鶏です。鶏は鶏なのですが、高知では割とメジャーになってきたおいしい卵を産む鶏土佐ジローです。アイスクリームとかケーキいろんな物に使われています。もちろん飼い方もあるんでしょうけど、おいしい卵を産ませるのには..。
全ての鶏を見ることができたわけではありませんが、ちらっと寄ってみるのもいいでしょう。
さて、この鶏のいるとこはこの建物の2Fにあたるのですが、1Fに降りる階段があります。そちらへ導かれていくようになっているのですが、1Fは土産物屋さんだったりするんですね。おばちゃんがいてあれはどうこれはどうとお土産を勧めてきます。
YAMAの家はそんな誘惑?に負けることなくスーっと通って帰ってきました。(笑)
2004.2.28(土)新規