四万十市(旧中村市)

高知県の西部にある、幡多地区の中核となる市です。京都を模して作られた街は、名称に京都が感じられ、高知県の小京都と言われています。そして市の中心を最後の清流で有名な1級河川四万十川が流れ、河口もこの市にあります。
川ではアオノリ、アオサノリやアユ、ウナギなどが獲れ、山間部ではシイタケ、栗などが獲れます。
2005年4月10日より旧中村市、旧西土佐村と合併して四万十市になりました。


佐田の沈下橋

高知市からは、高知自動車道を西に走行し中土佐町(2012年時点での西の終点)で国道56号線にのり換えさらにさらに西進していき四万十市に入ります。
四万十川は途中後川と合流しますが、そちら側ではなく、元々の四万十川の東側を北上していくようになります。ここは道路がわかり難くてナビがありながら設定する場所が分からず、ナビを使わずに行こうとしていましたが、見事に道に迷ってしまい、最終的にナビになんとか目的地を設定して正しい道路を見つけることができました。
ところがこの道路、すごく狭くて車1台がようやく通行できるような所を少しの間走行することになります。この道路が開けてくると、やっと案内板が出てきます。
そして、その案内板が行けという方向も、一見どこかの畑の中へ入って行くようなところで、本当にあるの?と思ってしまいますが、慎重に車を進めると、その先にありました。
ここに来たのはろ〜るきゃべつが沈下橋の実物を見たことが無いということで、見てみたいということで一番川下にあると思われるこの沈下橋に行くことにしたわけです。
伸びる橋 四万十川
沈下橋だけに、橋には欄干など無く、橋の端には反射板が設置してあるだけです。幅は5ナンバーの車幅で、なんとか人とならすれ違いができる程でしょうか。途中少しだけ広くなった箇所があったりはします。
車で走行してみると、前方に橋は見えるものの、まるで川の上を浮上して進んでいるような錯覚に陥ります。歩いてもみましたが、通常ある物(欄干)が無い不思議さがありました。
後にニュースで知るのですが、YAMAの家が行った前日の夜に、ここで、橋の両端に蝋燭の明かりを置いて、提灯を持って渡ろうというイベントがあったようです。
周囲に駐車場とした物はありませんが、駐車できるだけのスペースはあります。ただ、普通の生活道でもあるので、歩く時は車の往来があることを忘れずに楽しんでください。
2012.8.18(土)新規